
遠藤誠が決め手を発揮する!
イン抑えて走る水崎に桜木や田中輝が重なって走りそうで大混戦が想定される。しっかりとインを突いていける遠藤は、20線大外に置かれているが内枠勢をカマシて行く可能性十分。レース序盤で好位置に付け、混み合う前団を1車ずつ落ち着いて交わしていきそうだ。その遠藤の攻めが不発になると、前残りの目が出てくる。水崎がそのまま押し切るケースもありそうだが、10線から枠ナリ発進を決める桜木が道中でマーク差しを狙う。田中輝も枠ナリに出て行くと勝負圏内に入っていける。走りはムラな面ある新村だが、今節はエンジンが仕上がっており激走を見せるか。
◎ 7 遠藤誠
○ 2 桜木公和
△ 3 田中輝義
△ 1 水崎正二
▲ 6 新村嘉之
おすすめの買い目
7=2-136
穴なら 大駆けある新村に注意
6-1237
スタート位置
第1コーナー進入予想
ヘッドを戻した3日目にレース足が上向いて、「もっと出て欲しい」と語っていた本走タイムも準決勝戦で上昇し、車をしっかり仕上げてきた青山周平が通算15連勝で今節の完全Vを飾ろう。
早川清太郎はハンデ差を生かして意地を見せたいところ。佐久間健光も早め早めに仕掛けて2連続優勝を狙いたい。
準決勝戦で自己最高タイムを塗り替えた佐藤智也が更なるペースアップを図って金星獲得に挑む。
◎ 8 青山周平
○ 7 早川清太郎
△ 6 佐久間健光
▲ 5 辰巳裕樹
穴 1 佐藤智也
おすすめの買い目
8-7=651
穴なら
1=8-763
スタート位置
第1コーナー進入予想
長田恭徳が復活V
今年1月の伊勢崎G1シルクカップで落車して8か月の休養に入り、9月の山陽G1プレミアムカップで戦列復帰して今回で5節目。前節までの4節よりはるかに速いタイムを連発して2戦2勝で決勝戦に臨んだ長田恭徳が完全Vを成し遂げた。
車券のオッズは3連単の3ケタ配当が1つもないという、やや割れた人気に。それでも緒方浩一や藤岡一樹を僅差で抑えて3連単・2連単とも長田恭が1番人気に。
今節ハンデが10メートル前へ軽化した緒方が、0ハン2車並びの外枠から猛爆ダッシュしてすぐに大きくリードを拡げて逃げ、長田恭は0ハン内枠の好位置を生かせず苦しい展開になるかと見えたが、3周目に入ったあたりから緒方のアシが一杯になり後続との車間がみるみる詰まっていく。そして最終6周回3コーナーで長田恭が反撃の差しを決めて先頭に立ち、23年5月以来となる通算4度目の優勝ゴールへトップで飛び込んだ。序盤に藤岡を捲った角南一如も迫ってきたが、半車身ほどの差で緒方が2着に残った。
文/鈴木
角南一如の追い込み届くか
9月末の山陽ミッドナイトで藤岡一樹や丹村飛竜を破って優勝した角南一如の猛追に期待する。
先行する長田恭徳に緒方浩一がアウト追走する、0ハン両者による逃げでレースが進行し、道中は番手の入れ替わりが多くない展開となりそう。そうした縦長一列の隊形になると角南は捲りやすくなろう。
試走も本走も好タイムの出ている長田恭が緒方を終始突っ張るが、今節ハンデ軽化した緒方がスタート先行したり道中で長田恭に対する捲りが決まるなら、ハイペースの逃げに持ち込むケースあり。
◎ 6 角南一如
○ 1 長田恭徳
△ 3 山本将之
▲ 4 岡部聡
穴 2 緒方浩一
おすすめの買い目
6=1-342
穴なら
2=1-3456
難走路を制した上和田拓海
雨上がり走路で完全に乾かないブチ走路。試走気配が良かった黒川京介と谷島俊行で人気を分けたオッズ。2連単は7-3、3連単は7-3-6が一番人気。
序盤は押田幸夫を谷島俊行がマークする展開で、黒川京介は永井大介に張られ若井友和が3番手へ付ける。その若井を上和田拓海が差して前2車を目標に。押田幸を谷島が交わし先頭に立つが、上和田の車速が上がり押田幸をパスして2番手へ。残り2周で上和田は谷島を捕え、押田幸は力尽き後退。結局、黒川は若井の後塵を拝して4着までで、谷島が2着に粘った。
上和田は昨年5月以来の優勝で、今年初の通算V5。実力からすれば少なすぎる優勝回数だと思う。
このあとはガチバトル 10月30日からの「SG日本選手権」の開幕が待ち遠しい!