一昨日、金沢競馬場で行われた北國王冠。
2600mという長距離であり、昨年から全国交流戦になって今年は本当に読めないメンバーが集まりました。
そんな中、勝ったのは10歳馬アサクサポイント!
単勝10番人気という低評価でしたが、道中は後方から進むと勝負所で一頭脚色が違い、終わってみれば6馬身差の圧勝劇。
一昨年2月の梅見月杯以来勝ち星がありませんでしたが、大混戦と言われた長距離重賞で貫禄を見せつけました。
加藤聡一騎手のコメント
「強かったですね。すごい馬です。
レース前はムーンファーストの後ろくらいに付けて行こうと考えていたんですけど、ゲートで躓いてしまって...。
そこで切り替えて、内がガラガラだったので内に入りました。
当初のプランとは違って最後方からの競馬になりましたが、落ち着いて前の動きを見ることが出来ました。
2周目の3コーナーで馬群が縮まったので、そこで一気に動きましたが、思った以上に強かったですね。
外枠からのスタートだったし、メンバー的にも展開を読むのが難しかったですが、結果的に躓いてすぐに(頭を)切り替えられたことがプラスに働いたかなと思います。
今10歳ですけど衰えは感じないし、本当にすごい馬ですよね。
しかも今回今まで乗せてもらった中で一番いい状態だなと感じていました。
仕上げてくれた厩務員さん、厩舎陣営にもとても感謝しています。
僕自身の話をさせていただくと、金沢で初めて重賞を勝てて嬉しいです。
でも実は名古屋でまだ勝っていなくて...。
重賞もオープンも笠松では勝っているんですけど、地元でまだなんです。
もうすぐ名古屋は移転することになりますし、今の競馬場のうちに絶対勝ちたいです!」
というお話でした。
今年の北國王冠は誰に聞いても難しいと言っていましたが、
終わってみればやはり長距離適正がモノを言ったなと。
来年以降の参考にさせていただきます。
10歳のベテランホースとデビュー3年目の若手騎手のコンビ。
次はどこの競馬場で見られるのか楽しみです♪
最後はレディスクラシック。
好位集団を見る形で進んでいたアンジュデジールとラビットラン。
勝負所も一緒に上がって行って、4コーナーではラビットランの方が手ごたえ優勢かな、と思いましたが、
直線内からもう一度伸びたアンジュデジールが激しいデッドヒートを制して勝利!
いや~、見ごたえのある競馬でした。
場内で行われた勝利インタビューは聞き取れずです、すみません。
横山典弘騎手の笑顔が弾けていましたね!
ゴール直後は高々とガッツポーズしていたし、デットーリジャンプも飛び出しました。
ここ2戦は馬券に絡んでいませんでしたが、この大一番でしっかり結果を出すとは...
アンジュデジール、ノリさん、陣営、さすがです!!!
2着はアタマ差でラビットランでした。
ミルコ・デムーロ騎手
「惜しかったです。いいレースをしてくれました。
すごく頑張ったけど、最後は苦しくなって脚が止まってしまいました。
また次頑張ります」
3着は外から伸びて来たファッショニスタ!
このメンバーに入っていきなり結果を出してくれましたね。
クイーンマンボは4着でした。
クリストフ・ルメール騎手
「彼女も頑張ったけれど前の馬が止まらなかったです。
前走は気持ちが入っていない感じでしたが、今日は前向きだったし、精いっぱい頑張ってくれました」
グランダム・ジャパン古馬シーズンで優勝したディアマルコは15着。
佐原秀泰騎手
「外枠も厳しかったし、ペースにもついていけなかったです。
でもなかなか走れる舞台ではないので、本当にいい経験をさせていただきました。
今年は本当によく頑張ってくれたので、しばらくゆっくり休養して、また来年一緒に頑張りたいです」
佐原騎手は1日に入籍した新婚ほやほや。
お相手は公開プロポーズした下村瑠衣元騎手です♪
「そうですね、幸せです(照)。
彼女もずっと騎手として頑張ってきて、引退して未練残るかなと思ったんですけど、今はすごく穏やかな雰囲気で、リラックスして過ごしています。
誘導馬をやらせてもらったり、モー展にも出たりしているので、そういう形で高知を盛り上げてくれたらと思います。
料理も上手だし、サポートしてくれて僕も助かっていて。
騎手という仕事をわかっているから、気持ちを理解してくれるところがありがたいです。
家族ができて新たな環境になったので、また気持ちを引き締めて頑張ります!」
そして11R『JBCクラシック』。
1番人気サンライズソアが好スタートから先手を奪う展開に。
ここもルメール騎手なのか???
と思ったところ、ケイティブレイブが力強く伸びて先頭。
3歳馬オメガパフュームもよく伸びましたが3/4馬身及ばずの2着でした。
福永騎手のご家族が応援に来ていて、馬から下りた後にお子さんを抱きしめたシーンにほっこりしました。
ケイティブレイブ、JRAの馬場でも強かったですね!
杉山晴紀調教師
「勝てると思っていましたが、本当に勝ってくれて、今はちょっとフワフワした気持ちです。
今回は前走からの上積みをかなり感じていました。
それに福永騎手がずっと馬にレースを教えてくれて、逃げなくてもどんな展開になっても対応できるようになりました。
今日は前がやり合う形になって中団からのレースになりましたが、教えて来たものが活きた競馬だったと思います。
目野先生から引き継いだ時にはすでにGI馬で、プレッシャーもありましたが、また大きな舞台で勝てるようにとやってきたことが形になって、とても嬉しいです。
今後のプランは、馬の状態を見てからになりますが、チャンピオンズカップを予定しています」
福永祐一騎手
「思ったよりも前が飛ばしていて、外目のいいポジションが取れました。
もともとは逃げ馬でしたが、スタートで躓いて差し切った帝王賞のおかげで、レースの幅が広がりました。
前は2,3番手だとムキになってしまうところがありましたが、今はそういうところも解消されて、どんなレースでもできるようになったことが強みです。
無事ならチャンピオンズカップに行くと聞いています。
ゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴという馬たちも出走予定なので、この2頭の相手に相応しい競馬ができたんじゃないかと思います」
2着は3歳馬オメガパフューム。
和田竜二騎手
「デキも良かったですし、スタートも良くて理想的な位置が取れました。
道中はよどみなく流れて、ケイティとの勝負だなと思いながら乗っていました。
ただ、勝負所でペースが上がった時に、ずっと外に逃げ気味で置かれてしまった。
外に馬がいればまた違ったんでしょうけど、まだそういう若さを見せる場面がありますね。
そこから伸びてくれたので、力は再認識しました。
まだまだ良くなる部分があってのこの競馬。この先も楽しみです」
3着は逃げたサンライズソアが粘り込みました。
クリストフ・ルメール騎手
「マイペースで行けて良かったです。
ただ、向正面で外から来られてしまってペースが上がってしまいました。
最後までマイペースで行きたかったですね。
ただ、今日は勝った馬が強かった」
昨日、京都競馬場でJBC3競走が行われました!
JRAで開催される初めてのJBCということで、どんな感じになるのだろうと思っていましたが、
地方で長年育まれて来た暖かさはそのままに、JRAらしさもプラスされて、とても素敵な一日になりました♪
KBS京都『競馬展望プラス』(サンテレビ、三重テレビでも絶賛放送中!)のロケがあったので、パドックなどの写真を撮るタイミングがなかったのですが、
豪華メンバーが集まった3競走ともに盛り上がりました!!
まずは10Rのスプリント。
逃げるマテラスカイをゴール前でグレイスフルリープが強襲。
鞍上はルメール騎手で、4週連続GI制覇をいきなり達成してしまいました。
本当にすごいですね。。。
初のGI制覇となった橋口慎介調教師
「本当に嬉しいです。父から受け継いだこの馬で勝てたことが嬉しい。オーナーにも感謝しています。
最後はマテラスカイを交わせるかと思ったんですけど、今までないくらい声を出して応援していました。
今8歳なんですが、若い時よりも馬が良くなっているんです。
昨年コリアスプリントを勝ったくらいから馬が自信をつけたのか、前に前にと行く気持ちが出て、走ることにとても前向きになっていて。
今年は残念ながらコリアスプリントには出走できませんでしたが、その分しっかりといい状態でここに挑むことができました。
体つきも若々しくなったし、ハリもあって毛づやもいいんです。
この後は放牧に出して馬の様子を見て決めますが、これからもまだまだ楽しみですね」
3着は船橋のキタサンミカヅキ。
わたしの本命馬。近走成績を考えても、5番人気というのはちょっと軽く見られたな、、、と悔しかったのですが、
レースでしっかりと力のあるところを見せてくれました。
森泰斗騎手
「よく頑張ってくれましたけど、いつもより道中の進みが良くなかったです。
やっぱり軽い馬場が応えたかな。
それでも最後はいい脚で伸びてくれたし、このメンバーでも力のあるところを見せてくれました。
また深いダートに戻ったら、もっとやれると思います」
昨年は僅差の5着でしたが今年は3着。
地方馬として大きな見せ場を作ってくれました!!
昨日大井競馬場で行われたジャパンダートダービーは、1番人気に支持されたルヴァンスレーヴが快勝しました!!
この日の馬体重は490キロ(+2)。
パドックに現れると、いつも通りとても滑らかな歩きを披露。
時折、周りを気にしてきょろきょろすることもありましたが、長時間の周回でも終始落ち着いていました。
レースはこれまたいつも通り、それほどダッシュはつかなかったけれど、
後方外から徐々にポジションを上げると4コーナーで加速。
直線は大外から一気に伸びて突き抜けました!
ミルコ・デムーロ騎手
「最高です!ダービーを勝つのはとても嬉しいです。
スタートはいつも通りで、距離もあったのでゆっくり行こうと思っていました。
1,2コーナーで豊さんの後ろにつけられて、いいところを取れたなと。勝負所でも手ごたえが良かったし、直線はちゃんと手前を換えて伸びてくれました。
ずっと自信を持って乗ることができました。
まだ体ができていない部分もあって、少し緩いです。
でも気持ちはとても強いですね。能力も高いし、今後楽しみです」
萩原清調教師
「人気でしたし、勝ててホッとしています。
毎回いいパフォーマンスを見せてくれる馬で、今日も危うさを感じないレースをしてくれました。
次走は馬の様子を見て、オーナーと相談して決めます。
もっと成長できる馬だと思っているし、また大きなレースを勝てるように頑張ります」
2着は初の重賞挑戦だったオメガパフューム。
直線半ばあたりまでは、伸び切れないか?という感じでしたが、最後の最後までしっかりと脚を使って接戦の2着争いを制しました。
川田将雅騎手
「すごくいい内容で走ってくれました。
直線も盛り返してくれたんですけど、勝った馬が着差以上に強かったです」
3着は中団から伸びたグレートタイム。
クリストフ・ルメール騎手
「いいレースができました。4コーナーで砂を被って少し頭を上げていたけど、直線でいい脚を使ってくれましたね。
距離も問題なかったです。
精いっぱい走ってくれたけれど、勝った馬が強すぎました」
そして接戦の4着は的場文男騎手騎乗の8人気クリスタルシルバー。
直線では見せ場十分で、かなり熱くなってしまいました。
ダービーで文男マジックさく裂です!
5着は逃げたテーオーエナジー。
岩田康誠騎手
「マイペースで逃げられたけれど、最後の1ハロンで止まってしまいました。状態は良かったです。
今回初めて逃げたんですけど、2,3番手からの競馬の方がいいかなと。
2000mも頑張ってくれましたが、1600~1800の方がもっと乗りやすいです」
6着は2番人気だったドンフォルティス。
武豊騎手
「状態は良かったので残念です。
最後脚が止まってしまいました。少し距離が長いのかな」
個人的に。
パドックで一番良く見えたのはドンフォルティス。
わたし好みのムッチムチな体で、落ち着いて歩いていました。
4コーナーを回る辺りでは、お!と思ったけれど、最後の叩き合いには参加できず。
武騎手のコメントにもありましたが、もう少し短い距離の時にまた狙ってみたいと思います。