久しぶりの園田遠征でまさかの開催中止となり、吉田勝彦アナウンサーの生実況聞き納めが出来なかったことを前回のブログに書きましたが、
1月9日のレース実況引退日は無事開催が行われ、吉田さんのラスト実況が場内に響き渡りました。
わたしはネット観戦でしたが、ゴール直後にファンの方々による拍手が聞こえ、とてもとても感動しました。
吉田さんがレース実況を引退した後は、この方々が後を受け継いでいきます。
竹之上次男アナウンサーと、三宅きみひとアナウンサー。
竹之上さんは、正統派なレース実況に、時々ポロリと吉田節を入れて来るイメージ。
直近では楠賞でジンギが並ばれた時の、「リンゾウチャネルが楽々抜けていきます...」の言い方が、
リンゾウチャネルの強さに脱帽!という雰囲気が出ていてとても好きです。
一番近くで吉田さんのレース実況を聞いて来た竹之上さんですから、いよいよ引退されるということで、淋しさ満載なのではないかしら?と思っていたら、
「まぁ吉田さんが消えてなくなるわけではないからね。
これからも展望番組には引き続き出ますし、イベントとか、講演とか、今まで以上に増えるんじゃないかなと思っています。
吉田さんのことだから...ひょっこり実況するかもしれないし(笑)」
レース実況引退で淋しいというよりも、これから先の吉田さんをとても楽しみにしているんだなと感じました。
さすが吉田さんの愛弟子!
もう一方、三宅アナウンサーは熱い男というイメージが強いです。
我流を極めて一流になった吉田さんと、正統派に吉田節を加える竹之上さんという個性の強い先輩二人に対して、
どんな風に個性を出してくるのかなぁと思っていたら。
この方、歌ってますよね?
レース中ではないですが、馬場入場の時に歌ってますよね?
最初に聞いた時には度肝を抜かれましたが、今や重賞で三宅さんが実況するとなると、
「どの馬で歌うのかな?」と楽しみにしています。
だいたい予想が外れて、「そう来たか!」ということの方が多いのですが。
せっかくなので、三宅さんに「なぜ歌い出したのか?」を伺ってみました。
「一番最初は2016年ののじぎく賞で、高知のイノセントワールドという馬が遠征に来て、その時初めて歌ってみました」
とのこと。
事前に竹之上さんに相談などはなかったらしく、
「今、歌ったな、と思った(笑)」と竹之上さん。
「何度かやらせてもらっているうちに、周りの方々から反響があって、それで重賞の時には恒例のような感じになりました」
ということでした。
吉田さんの背中を見て来た実況アナウンサーのお2人。
それぞれ独自のスタイルを持っているので、今後のレース実況をとても楽しみにしています!!!
本日園田競馬では、64年という長きに渡り、園田・姫路の実況を担当してきた吉田勝彦アナウンサーが、レース実況を引退します。
本日実況するレースは、1レース、2レース、5レース、6レース。
これで実況での吉田節が聞き納めになってしまうとは...本当に淋しいです。
今日は仕事で園田に行けないので、昨日行って来ました!
ご存知の通り、昨日は馬場整備不良のために4レース以降が中止に。
わたしは3レース終了直後に到着したため、レースを見ることは出来ませんでした。
直前の3レースには落馬がありましたが、吉村智洋騎手、鴨宮祥行騎手、長谷部駿弥騎手ともに大きな怪我はなく、ホッとしました。
人馬が安全に競馬に取り組めることが大前提。
競馬中止が決まり、次の日のレースに向けて馬場整備が急ピッチで行われました。
担当の方々が水を抜く作業をしていましたが、スポンジを使って手作業で丁寧に行われていて、その姿を見ているととても大変な作業で頭が下がる思いですが、
人馬が安心して競馬に向き合えるようしっかりと整備して欲しいと願います。
吉田さんの生実況は聞けなくなってしまい、とても残念だったのですが、逆に時間に余裕が出来て、ゆっくりお話を伺うことが出来ました。
「約9万回レース実況をしていても、満足いくレースなんて数えるほどしかないんです。
これは良かったかな、と思っても、後で聞いてみると『どこがいいの?』と感じることばかり。情けないです」
と言う吉田さん。
これだけ兵庫競馬の魅力を発信し続け、実況の神様と呼ばれ、ギネス世界記録にもなり、NARグランプリ特別賞にも選ばれて。
本当にすごい方なのに、この謙虚さ。
探究心、向上心が桁違いに高いからこそ、ここまでやってこれたんだな、と納得です。
レース実況は本日で聞き納めですが、展望番組やイベントなどには登場する予定と言うことですから、今後も吉田節を楽しみにしています。
1年ぶりの金沢競馬場、満喫して参りました!
今回はお笑い芸人ダイノジさんと、耳目社の山中寛さんとトークショーをさせていただいたのですが、
ダイノジのお2人が本当に面白い。
大谷ノブ彦さんは以前ニッポン放送で番組をしている時、ことごとく馬券が外れてデス谷さんと呼ばれていたんです(笑)。
それは日曜日の中継でも話題になっていたほど。
今回もそのデス谷っぷりをいかんなく発揮していました!
第9レースに組まれたオッズパーク杯にて、「絶対にこないから!!」と強く仰っていたベルコルポが快勝。
ご自身の本命ジョインフォースはクビ差の2着となりました。
大地洋輔さんが「名前が可愛い」と言ってあげたティエンランは、8番人気の低評価を覆して3着に好走。
しかし大地さんは単勝で勝っていたため、こちらも残念ながら外れとなりました。
イベント中も楽しかったですし、イベント後レースを見ながら絶叫しているお姿を見ているのもとても楽しかったです。
今まで一度も馬券が当たったことがないという大谷さん。
的中するところをぜひ見てみたいです!!
お昼ご飯は金沢競馬場名物、カウンターで握ってくれる金澤玉寿司へ。
甘エビ、まぐろ、あじ。
これで750円。
競馬場でこんなに美味しくてお手頃なお寿司が食べられるなんて、何度食べても感動です!!
そして、忘れてはいけないのが粉もの。
関西と同じく粉ものが美味しい金沢。
たこ焼き大好き人間としては、これもマストでいただきたいのです。
金沢に来ると定番メニューが美味しすぎてなかなか浮気出来ないのですが、
次に行ったら初めてのグルメにも挑戦したいなと思います。
しかし...
やはりというか、とにかく寒かったです。。
昨日は金沢には珍しい?秋晴れだったのですが、14時を過ぎると一気に寒くなりました。
競馬場へ遊びに行く時には、暖かくしてお出かけくださいね。
昨日の北國王冠、豪華メンバーが揃った上に、2600mで難しい展開に。
とても見ごたえのあるレースになりましたが、勝ったタガノゴールドは強かった!!
出たなりで中団につけると、最初の3,4コーナーもしっかり折り合って、ホームストレッチで自然に前目のポジションにつくと、
残り800mの辺りで下原騎手がゴーサイン。
一気に加速して2番手へ。そこからは逃げるアッキーとの一騎打ちになりましたが、手ごたえは優勢だったし、直線を向いて危なげなく抜け出しました。
新子雅司調教師
「よく頑張ってくれましたね。
最初にごちゃつくところもありましたが、最後の直線は安心して見ていられました。
前は攻め馬で伸び切った走りをしていたのですが、詰めて走れるようになって来て。
その辺りからレースでもしっかり走ってくれるようになりました。
この後は園田金盃(12/5)を予定しています」
2着は川崎所属のアッキー。
鞍上は船橋の岡村健司騎手でした。
「まさかあんなに行く馬がいるとはびっくりしました。
砂を被りたくはなかったけれど、無理をしても仕方がないと思って最初は番手になりました。
マイペースを守りつつ、途中からハナに立つ形になって、最後まで渋太く粘ってくれましたね。
自分の競馬は出来たと思うし、勝った馬が強かったです」
3着は岩手のエンパイアペガサスでした。
菅原俊吏騎手
「道中外外を回らされる形になってしまいました。
最後はよく伸びて来てくれたので、そこがもったいなかったです」
地元期待のティモシーブルーは8着。
畑中信司騎手
「距離が長いのかな...
タガノゴールドと一緒に上がって行きたかったのに上がって行けなくて。
位置取りを取るのもちょっと激しくて、あっちに行ったりこっちに行ったりだったことで集中力が切れたのかもしれません。
状態は良かっただけに残念です」
わたしはティモシーブルーからいったので馬券的には残念でしたが、やはり長距離は見ごたえがある!
とても面白いレースを見せていただきました。
昨日盛岡競馬場で行われた南部杯、金沢所属の吉原寛人騎手が騎乗した、JRAのサンライズノヴァが勝利しました!
人馬ともに初のJpnI制覇となったわけで、吉原騎手の目には涙が...
「目にゴミが入ったんです!」と言い張っていましたが、ウルウルしながら笑顔を見せてくれた吉原騎手に、こちらがグッと来てしまいました。
吉原寛人騎手
「GIを勝つのが夢だったので、勝てて本当に嬉しいです。
頑張ってくれたサンライズノヴァ、乗せてくれた関係者の皆さん、応援してくれたファンの皆さんに感謝しています。
今日初めて跨って、『こんなすごい馬がいるのか』と感じました。
この馬の末脚がすごいことは見ていましたし、今日の馬場で外を回すのはキツイなと。
スタートも出てくれたし、いい形で運ぶことが出来て、この手ごたえならば負けないだろうなと思いました」
台風19号の影響で北陸新幹線の運転見合わせが続き、一時は間に合わないのではないかと心配された吉原騎手。
「米原から新幹線を乗り継いでなんとか間に合いました。でも僕の苦労なんて全然...。
被災した方々に心からお見舞い申し上げます。少しでも元気を届けられたら嬉しいので、これからも一生懸命頑張ります」
次の日は金沢での騎乗があるため、急いで盛岡競馬場を後にしたのでした。
今後も全国的な活躍を楽しみにしています!
音無秀孝調教師
「特に指示はしなかったんですけどゲートも出てくれましたし、ジョッキーが上手く乗ってくれましたね。
JRAだとスタートが芝になるコースが多いし、距離的にもなかなか適鞍がないんですよ。
今後は馬の状態を見ながらですね。
斤量も背負うことになるでしょうし、距離は1800mくらいまでを視野に入れながら考えていきます」
2着アルクトス 田邊裕信騎手
「ゴールドドリームを意識し過ぎたかもしれません。それでも自分のレースは出来ましたし、初めてのGIでよく頑張ってくれました」
3着ゴールドドリーム クリストフ・ルメール騎手
「今日は休み明けで少し難しかったです。最後はよく伸びてくれましたし、次はもっとコンディションが上がって来ると思います」
4着モジアナフレイバー 繁田健一騎手
「マイルの距離も良かったですし、長距離輸送など初ものづくしの中でよく頑張ってくれましたね」