*21日(木)門別 第12R『赤レンガ記念』 2000m 20:35発走*
今シーズン2戦目の古馬路線の重賞ですが、1戦目のコスモバルク記念がトリッキーな展開&波乱の結果となり、今回も展開を読むのが難しいところ。。
やはり中心になるのはリンノレジェンドでしょう。
ただ、コスモバルク記念ではサトノグリッターが攻めの姿勢で競って来て、3コーナーで早々に失速。
気性的に難しいところのある馬だと聞きますから、バテたというよりは自分のリズムで走れなかったことが大きいのでは?と感じました。
今回も逃げるとなるとサトノグリッターがいるし、大外には新顔の逃げ馬クインズプルートもいるということで、またまた速い流れになる可能性も。
もともとリンノレジェンドは逃げ馬ではないので、逃げない、という選択肢もありそうですね。
あとは距離が延びる上にサトノグリッターが前走で5着に沈んでいるので、同じ乗り方をしてこない場合もあり。
とにかく実力的にはリンノレジェンドが抜けていると思っているので、一度使った効果も含めて、再び期待したいです。
対抗はコスモバルク記念を勝ち切ったドラゴンエアル。
展開がハマったとはいえ、上位は僅差の大接戦でしたから、勝ち切ったことがすごいですし、
もともとシーズン初戦のコスモバルク記念は好走が目立ちますが、年齢を重ねてもなお休み明けできっちり走れるというのはさすがです。
9歳ですが衰えは感じません。
2000mの距離も問題ないし、今回も前がやり合うような展開になればこの馬の決め手がさく裂しそう。
3番手評価にしたのはステージインパクト。
コスモバルク記念では半馬身差の2着でした。
前走は休み明けでプラス14キロ。
ここ2年の傾向ではコスモバルク記念よりも赤レンガ記念の方が好走しているし、大型馬で叩き良化型と考えています。
サトノグリッターは移籍初戦だったコスモバルク記念で、リンノレジェンドに競って行く攻めの競馬を見せました。
4コーナーを回ったところまでは良かったのですが、直線は失速して5着。
しかし、長期休養明けで初の門別だったことを考えると、上々と言える内容だったのではないでしょうか。
今回はどんな戦法を取ってくるか楽しみです。
移籍初戦を逃げて快勝したクインズプルートまで。
◎3、リンノレジェンド
○4、ドラゴンエアル
▲1、ステージインパクト
△6、サトノグリッター
△9、クインズプルート
*14日(木)門別 第12R『北斗盃』 1600m 20:35発走*
ホッカイドウ競馬3歳3冠の1冠目。
7頭と少頭数ですが、なかなか難しいメンバー構成ですね。
本命はすんなりアベニンドリームにします。
鎌倉記念ではインペリシャブルに迫って2着、北海道2歳優駿では先行して2着。
タイトルこそないものの、強豪と戦って上位に食い込んだ実績は、今回のメンバーに入れば断然でしょう。
内回り1600mは難しいコースですが、先行力があって立ち回りも上手なので問題ないでしょう。
前走は長期休養明けで2着と勝ち切れませんでしたが、プラス16キロと大きく体が増えていたし、一度使った効果は大きいと思います。
対抗からが力の比較が難しいところ。。
JRA未勝利から移籍して来たアッカレッツァーレは初戦で古馬相手に2着に健闘。初のダート、移籍初戦、長期休養明け、初の古馬相手という条件の中での好走でした。
スタートダッシュも速くて楽に好位外につけると、勝負所の手ごたえは抜群!このまま突き放すか?というところから内にいたキタサンホワイトに離されてしまったけれど、最後甘くなったのは長期休養明けが響いたのではないでしょうか。
それでも2着に踏ん張ったのはさすがです。今回初めての重賞挑戦になりますが、いきなりやれるのではないかと思います。
レッドカードは前走で留守杯日高賞2着。
初の重賞挑戦でしたが、川崎のオープンで強い馬たちと戦っているだけあって、力のあるところを見せてくれました。
今回は久しぶりの地元戦。今なら牡馬に混じってもヒケを取らないのでは。
シンボは休み明けの前走で最下位という結果に...
タイトルホースで能力の高い馬だけに、使っての変わり身を期待します。
経験馬相手にデビュー戦を勝ち切ったタイセイシャイニーまで。
◎7、アベニンドリーム
○4、アッカレッツァーレ
▲2、レッドカード
△3、シンボ
△1、タイセイシャイニー
*14日(木)園田 第11R『のじぎく賞』 1700m 16:15発走*
ここはステラモナークという圧倒的な存在がいます。
今年に入ってから重賞4連勝中、しかもすべて逃げてそのスピードで他馬を圧倒。
時計も速いし、上がりも速いし、現状は死角が見当たらないのでは?というほど強いです。
逃げ馬ですから、逃げを崩されたら厳しい展開になりそうですが、スタートダッシュが速いので他の馬とやり合うという場面もあまりないし、
前走の菊水賞では牡馬相手にも横綱競馬。
ハイペースで引っ張って止まらないわけで、今回もこの馬の逃げ切りは揺るがないと考えます。
対抗は大井からの遠征馬テーオーブルベリー。
園田プリンセスカップでは今回と同じく川原騎手とコンビを組んで2着。
この時は覚醒前のステラモナークに先着しているんですよね。
同じく川原騎手とのコンビでラブミーチャン記念を制覇。遠征に関してはお手の物です。
東京2歳優駿牝馬ではハイペースの中先行して2着に踏ん張り、浦和の桜花賞でもアクアリーブルと僅差の2着に頑張りました。
これまで戦って来た相手は相当強力で、過去にステラモナークに先着しているというのはかなり怖い存在です。
しかも1枠1番に入り、鞍上は川原騎手。どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
ユウキラフェールは現在4連勝と勢いがあり、兵庫移籍後底を見せていません。
前走の3歳A特別では3コーナー手前でエンジンが掛かると一気に先団を飲み込み、直線も余裕の走りで後続を突き放しました。
今回初めての重賞挑戦で相手が強くなりますが、あのロングスパートはかなり魅力的。
前がやり合うような展開になれば、さらに末脚が活きそうです。
菊水賞で3着に健闘したドバイキャンドル、最近は勝ち切れないものの栄冠賞を勝ったバブルガムダンサーまで。
◎5、ステラモナーク
○1、テーオーブルベリー
▲4、ユウキラフェール
△9、ドバイキャンドル
△10、バブルガムダンサー
*6日(水)園田 第7R『兵庫チャンピオンシップ』 1870m 15:55発走*
毎年JRA勢が強いレースで、昨年は地元のバンローズキングスが3着に食い込みましたが、今年もJRA勢が中心のメンバーと考えます。
ただ、昨年のクリソベリルのような突き抜けた存在がいない分、軸選びは難しいところ。
本命にしたのはバーナードループ。
新馬戦は、のちにヒヤシンスステークスを快勝するカフェファラオに及ばずの2着でしたが、続く2戦目で7馬身差の圧勝。
前走の3歳1勝クラスは、スタートひと息だったものの、外枠からすぐにリカバリー。先行して押し切りました。
2戦共に勝ち方が素晴らしいし、小回り向きの機動力を見せてくれていることもプラス材料。
唯一負けている相手がカフェファラオですから、今回のメンバーに入っても十分勝負出来ると思います。
対抗はダノンファラオ。
前走の伏竜ステークスは1番人気6着でしたが、外枠から先行して、直線半ばまで食い下がりました。
枠的に位置を取るまでに脚を使わされたし、着順から受ける印象よりも内容は良かったですから、小回りの園田で先行力を活かした競馬を期待しています。
3番手評価にしたのはマカオンブラン。
先行してダート2勝、しかも鞍上は園田のトップジョッキー吉村騎手。
ちょっと不安視しているのは、ダート2勝がどちらも左回りで、右回りの京都と中山で惨敗していること。
園田の小回りをどうこなすかがカギになりそうですが、そこは鞍上を信頼します。
ヒルノマリブは初のダートがどうか、というところが最大のポイント。
血統的にはいきなりやれても不思議はないのですが、やはり砂を被った時に怯んでしまうのではないか、と思っています。
ただし、今回は大外枠。
砂を被らない位置から競馬が出来れば上位に食い込む可能性も。
先行力のあるサンデーミラージュまで。
◎9、バーナードループ
○10、ダノンファラオ
▲4、マカオンブラン
△12、ヒルノマリブ
△7、サンデーミラージュ
本日5月4日(月)は地方競馬で3つの重賞が行われます!
名古屋『かきつばた記念』、金沢『北日本新聞杯』、高知『福永洋一記念』の順で展望していきます。
*4日(月)名古屋 第11R『かきつばた記念』 1400m 16:25発走*
ここは黒船賞を圧倒的なスピードで逃げ切ったラプタスが本命。
ダート替わりで4連勝し、バレンタインステークスは8着に敗れたものの、直線半ばまでは逃げて踏ん張りました。
気性的に難しいところがあり、パドックなどで相当入れ込んでしまうということですが、黒船賞では落ち着いていたというお話。
この馬にとっては、無観客競馬という環境がプラスになっているのではないかと想像します。
名古屋は初めてですが、高知をこなしているので問題ないでしょう。
ここもスピードで押し切ってくれるのではないでしょうか。
対抗以下が悩むところですが、実績馬ノボバカラにしました。
最近は上位着順に入っていませんが、2016年のこのレースの覇者。
岡部誠騎手が鞍上というのも心強いし、ラプタスが作る速い流れになれば、この馬の決め手が活きるのではないかと思います。
アディラートは前走で積極的なレースを展開して3着。
1400mに替わるのはプラス材料だし、小回りの舞台でどんな競馬をするのか楽しみです。
内枠に入ったリアンヴェリテは強力な同型がいるのがカギ。
東海桜花賞1,2着のドリームドルチェ、マイタイザンも差はないと考えます。
◎7、ラプタス
○8、ノボバカラ
▲10、アディラート
△1、リアンヴェリテ
△2、ドリームドルチェ
△11、マイタイザン
*4日(月)金沢 第11R『北日本新聞杯』 1700m 17:10発走*
ここは4連勝中のストロングフーヴスを本命にします。
兼六園ジュニアカップや金沢ヤングチャンピオンではあと一歩で勝ち切れませんでしたが、その後4連勝。
特に前走の準重賞の走りは圧巻で、仕掛けなくても楽にいい位置が取れたし、勝負所も持ったまま。
金沢ヤングチャンピオンで負かされたエムティエーレを馬なりで交わして行きました。
現状、地元で戦って来た組みとは勝負付けが済んだ印象です。
強敵は移籍初戦を圧勝したブルベアカイリ。
逃げてなかなかの好時計で勝ち切りましたから、重賞でもいきなり勝負出来るのではないでしょうか。
安定感のあるフジヤマブシ、2連勝中のナックライオンまで。
◎6、ストロングフーヴス
○3、ブルベアカイリ
▲1、フジヤマブシ
△7、ナックライオン
*4日(月)高知 第11R『福永洋一記念』 1600m 20:20発走*
4頭で悩んだのですが、前走で二十四万石賞を勝ったウォーターマーズを本命にしました。
かなり渋太い馬で、毎回毎回西川騎手がスタートからゴールまでがっつり追っているわけですが、そのお陰か最近はエンジンの掛かりが以前よりも早いように感じます。
特に前走は楽にいい位置が取れた(ように見えた)し、完勝と言える内容でした。
1400mならばサクラレグナムが中心ですが、マイルならばこの豪華メンバーでも、ウォーターマーズと西川騎手がやってくれるのではないでしょうか。
対抗は前走アッと驚く逃げ切り勝ちだったカネトシピュール。
元騎手だった森井美香ちゃんが厩務員として担当している馬で、現在3連勝と勢いがあります。
前走1400mでサクラレグナムを負かしたのは大きな収穫だったと思うし、マイルになるのもプラス材料。
これまではサクラレグナム、スペルマロン、ウォーターマーズを『高知の令和3強』と呼んで来ましたが、『高知の令和4強』と呼べる存在になって欲しいです。
◎10、ウォーターマーズ
○8、カネトシピュール
▲5、サクラレグナム
△7、スペルマロン