平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
*14日(日)高知 第7R『だるま夕日賞』 1600m 18:10発走*
大高坂賞の再戦イメージでアイアンブルーVSスペルマロンの形になると考えます。
本命はアイアンブルー。
大高坂賞では初めての重賞挑戦で7番人気という低評価でしたが、3,4コーナーからの末脚には驚かされました。
そして前走の黒潮スプリンターズカップは、さらに強いメンバーと戦って2着。
サクラレグナムには追いつけそうで離されましたが、大高坂賞勝ちがフロックではないことを証明しましたね。
少々気難しいところのある馬だということですが、佐原騎手がしっかり手の内に入れています。マイルに距離が延びることもむしろ歓迎。またあの目の覚めるような末脚を期待しています。
対抗はスペルマロン。
大高坂賞ではここ最近の中では道中の行きっぷりがいまいちに見えましたが、それでも2着に来るのは能力の高さでしょう。
現在の高知競馬をけん引している1頭ですし、この馬にとってもマイル替わりはプラス材料。
ここも上位争いしてくれると思います。
3番手評価にしたのはフクノグリュック。
高知に移籍してまだ3戦。どのくらいの力があるか計りかねている状況です。
移籍初戦のA-2特別はハナ差で競り勝ち、2戦目の高知県知事賞は3着。
前走の大高坂賞は伸び切れず6着と失速しましたが、JRA時代の勝ち星は1600mで3勝、1700mで1勝を挙げているので、距離がマイルに替わる今回は巻き返しもあるのではないでしょうか。
強豪相手の黒潮スプリンターズカップで3着に健闘したアースグロウまで。
◎3、アイアンブルー
○4、スペルマロン
▲7、フクノグリュック
△6、アースグロウ