
*8月1日(日)盛岡 第11R『せきれい賞』 芝2400m 18:15発走*
今年も比較がかなり難しいメンバー構成ですね。
本命は岩手の芝で実績があるマツリダスティールにしました。
2歳時には若鮎賞とジュニアグランプリで芝重賞を2勝、JRAの京王杯にもチャレンジしました。
休養を挟んで今年はまだ勝ち星がないのですが、初戦はダート、2戦目は中京への遠征、3戦目のはまなす賞は59キロを背負ってのもので、すべて敗因がしっかりしています。
前走のオパールカップでは出遅れが大きく響きました。
スローの流れで先行勢が止まらない中で、それでも後方から外々を回ってよく押し上げて来たと思います。
2歳時の成績が圧巻だっただけに、3歳になってから勝ち切れていないというのは物足りなさを感じますが、まだまだこれからの馬。
今回は初めての古馬対戦になりますが、55キロで挑めるので、ぜひ地元の利を活かして頑張って欲しいです。
対抗はヤマカツライデンにしました。
JRAの芝でオープン勝ちがある馬で、新天地の金沢でも10戦9勝と大活躍しています。
今回は久しぶりの芝で初めての盛岡ですが、函館記念3着の実績がある馬ですから好勝負してくれるのでは。
ロードクエストは前走移籍初戦の大井記念で13着と惨敗でした...。
やはり芝が合っているように思いますし、今回の条件ならば復活してくれる可能性もあると期待しています。
ネイビーブルーは長期休養明けの叩き3戦目、さらに芝替わりは大幅にプラス材料でしょう。
ダートで結果が出たランガディアですが、もともとは芝巧者。今回のメンバーならば上位争いしてもおかしくない存在です。
昨年の勝ち馬アップクォークは前走から岩手に移籍。
その初戦は芝のかきつばた賞で2番人気と期待されましたが、見どころがあまりない10着という結果。
休み明け、移籍初戦だったので、叩き2戦目の今回はガラッと変わってくる可能性もあると思います。
◎9、マツリダスティール
○12、ヤマカツライデン
▲6、ロードクエスト
△4、ネイビーブルー
△11、ランガディア
△1、アップクォーク
*27日(火)門別 第12R『ブリーダーズゴールドジュニアカップ』 1700m 20:40発走*
世代最初の重賞である栄冠賞が、例年以上にハイレベルな戦いになったと感じています。
そのレースの勝ち馬モーニングショーが出てきたからには、この馬を本命に推したいです!
5月4日のスーパーフレッシュを3馬身差でレコード勝ちすると、2戦目の栄冠賞で初重賞制覇。
速い流れを好位の内から追走して、直線間を割って伸びて来た時は驚きました。
デビュー間もない2歳馬ですが、レースが上手で勝負根性もあり、スピードもあって決め手もあるという、非凡な才能の持ち主です。
【栄冠賞を勝ったモーニングショー:ホッカイドウ競馬】
今回は距離が1700mに延びることがポイントでしょう。
血統的にはこなせると思いますが、マイルくらいまでがベストなのではないかとも思います。
この距離でどんな走りを見せてくれるか楽しみだし、今後に向けても好レースを期待しています。
対抗は6月24日のスーパーフレッシュでド派手な勝ち方をしたウンにしました。
馬なりで好位追走から、手ごたえ良く早め先頭、そこからはフワフワしていましたが、それでも1分51秒3の時計で勝ってしまうのですから、相当な能力の持ち主でしょう。
一気の相手強化にはなりますが、すでに1700mを勝っているというのはアドバンテージ。
重賞でどのくらい戦えるか、試金石になる一戦です。
3番手評価にしたのはシャルフジン。
能力検査で47秒7の時計を叩き出して、デビュー前から大きな注目を集めた馬です。
デビュー戦は期待通りの圧勝、栄冠賞は1番人気で4着でしたが、速い流れを2番手から進んで、直線はプライルードとの競り合いという、厳しい展開になりました。
それでもしぶとく伸びて2着とはタイム差なしの4着ですから、力は見せてくれたと思います。
この馬も一気の距離延長にはなりますが十分こなしてくれると思うし、展開一つで巻き返し可能でしょう。
2連勝中のエイシンスコッティにも注目。
新馬戦こそ2着でしたが、続く未勝利戦は大差圧勝、前走のウィナーズは内回りの1500m戦でしたが中団後方から直線まとめて交わして快勝しました。
あのレースぶりならば1700mに距離が延びるのはプラス材料と考えます。
1700mのウィナーズを快勝したダイナソーまで。
◎6、モーニングショー
○5、ウン
▲7、シャルフジン
△8、エイシンスコッティ
△9、ダイナソー
*25日(日)金沢 第11R『北國王冠』 2000m 18:15発走*
今年は開催時期が変更になって真夏に、しかも2000mで行われる北國王冠。
例年とはまったくイメージが違いますね。
今の金沢はかなり時計の速い軽い馬場状態が続いています。多少速いペースになったとしても、前に行ける馬が有利。
実績的にも脚質的にもハクサンアマゾネスが中心でしょう。
3歳で中日杯を勝ち、今シーズンは牡馬と混合の重賞で3勝。金沢の女王に君臨しています。
前走の百万石賞も2番手から早め先頭、ファストフラッシュもよく粘りましたが、着差以上にハクサンアマゾネスの強さが際立つレースでした。
今期唯一の負けは徽軫賞で、ネオアマゾネスに届かずの2着でしたが、この時はスタートがいまいちだったことが響いたと感じます。
スタートさえ五分に出られれば、この距離で崩れることはないのではないでしょうか。
対抗はニューホープ。
重賞4勝の実績馬で、最近でも高知の福永洋一記念で3着に入りました。
前走は金沢再移籍初戦、2番手から早々に先頭に立つと、そのまま押し切る強い競馬。
ハクサンアマゾネスを自力で逆転するのは厳しいかなと思いますが、上位争い可能であると思います。
3番手評価はピアノマン。
前走の金沢移籍初戦は強いレースでしたし、昨年の盛岡2000m前後で好勝負をしていた馬。
今回のメンバーに入ってもヒケは取りません。
大崩れなくいつもいつも頑張るファストフラッシュまで。
◎9、ハクサンアマゾネス
○5、ニューホープ
▲2、ピアノマン
△7、ファストフラッシュ
*25日(日)盛岡 第10R『ハヤテスプリント』 1200m 17:45発走*
今年は北海道から2頭、大井から3頭、川崎から1頭の遠征馬を迎え、地元馬は8頭、計14頭で争うハヤテスプリント。
これまでの実績的に北海道のソロユニットが抜けた存在だと思います。
新馬戦こそアタマ差の2着だったものの、そこから連勝を重ねてエーデルワイス賞を快勝。
JRAの馬たちを相手に4馬身差の圧勝で、改めてこの馬の強さを見せつけてくれました。
ただ、初遠征だった東京2歳優駿牝馬は見せ場なく8着という成績。
初めての盛岡遠征は割引で、左回りも初めてになります。
ここまでの実績と、距離が長いと思われた北斗盃でも3着に頑張っていることを考慮すると、今回のメンバーでは能力的にアタマ一つ抜けていると。
たとえ割引材料があったとしても、溢れるスピードで圧倒してくれるのではないかと期待しています。
対抗は同じく北海道のセカイノホシにしました。
この馬は遠征経験豊富で、川崎のローレル賞2着、水沢の留守杯日高賞で2着に入っています。
遠征馬同士の力の比較が難しいところですが、今の盛岡は例年とまったく違って時計が掛かるタフな馬場状態。
もともと普段からタフな馬場である門別で鍛えられているというのは、大きなアドバンテージではないでしょうか。
3番手評価にしたのはミラコロカナーレ。
2走前のゲンマ賞は、初の古馬対戦でしたが直線グイグイ伸びて勝ち切りました。
1200mは合っているし、初の盛岡、初の左回りがこなせれば、上位争いしてくれるのでは。
地元馬ではアウトレイジングに注目しています。
前走のウイナーカップは速い流れを中団から押し上げて、いったん先頭。
最後は抜かれて2着でしたが、力は示しました。
盛岡コースで実績があるというのも心強いです。
前走快勝したラペルシェール、1200mに絞って使って来たアイスボウルまで。
◎5、ソロユニット
○9、セカイノホシ
▲11、ミラコロカナーレ
△8、ラペルシェール
△4、アウトレイジング
△2、アイスボウル
*25日(日)佐賀 第8R『吉野ヶ里記念』 1400m 18:05発走*
いよいよ重賞にノーフィアーが登場して来ました!
JRAで5勝を挙げた実績があり、佐賀移籍後4連勝。
しかもその4連勝がすべて圧勝で、持ち時計も速く、同厩舎のドラゴンゲートと対決してもヒケを取らないのでは?と感じている馬です。
1枠1番を引きましたし、強敵と言える相手も不在。
前走の除外はちょっと気になりますが、これまで通りの状態ならば、いつもの圧勝で初重賞制覇を決めてくれるのではないでしょうか。
鞍上はスーパーゴールデンルーキー飛田愛斗騎手。
すでに重賞でも結果を出しているし、先日のヤングジョッキーズシリーズTR佐賀でも第1戦を圧勝!
2レースともに1番人気になる注目度の高さでプレッシャーもあったと思いますが、落ち着いた騎乗ぶりが光りました。
ノーフィアーもいよいよ重賞に参戦。人馬ともに勢いのあるコンビでどんなレースを見せてくれるか楽しみです。
対抗は昨年の勝ち馬ミスカゴシマにしました。
昨年は九州ダービー・栄城賞で負け、大分川特別で初の古馬対戦で7着と、ちょっとリズムを崩していましたが、吉野ヶ里記念で中団から差し切り勝ち!
新たな一面を見せてくれました。
そこから勝ち星はありませんが、地元馬同士では大崩れの少ない馬。
ノーフィアー逆転は厳しいと感じますが、2着争いは可能と考えます。
実績馬ハッピーハッピーは、前走で久しぶりに逃げて久しぶりの勝利。
今回のメンバーに入れば上位争いでしょう。
決め手のあるフォークローバー、新興勢力タガノキトピロまで。
◎1、ノーフィアー
○9、ミスカゴシマ
▲7、ハッピーハッピー
△5、フォークローバー
△3、タガノキトピロ