*29日(日)佐賀 第6R『佐賀オータムスプリント』 1400m 18:00*
ここは何といってもドラゴンゲートでしょう。
佐賀移籍後連勝を続け、吉野ヶ里記念では3着に負けたものの、かなりのハイペースで厳しい展開になりました。
そこから約3ヵ月休養し、迎えた前走は10月にデビューしたばかりの飛田愛斗騎手が騎乗して逃げ切り勝ち。
楽に先手を取って道中飛ばして行く形、後ろはついて行けず、まさに圧勝でした。
逃げにこだわる馬ではないので、他に逃げ馬がいても問題なし。
超ハイペースに巻き込まれない限りは、力上位は揺るがないでしょう。
本命はすぐに決まったのですが、対抗以下がけっこう悩みました。
それだけドラゴンゲートが特出した存在なわけですが、今回は新たな可能性としてロトヴィグラスに期待します。
前走は内から先手を取っての逃げ切り勝ち。
時計は速くないし、メンバー的にも楽だった印象なのですが、先行して渋太い馬で、自分の形に持ち込めるかがポイントです。
そして鞍上の石川倭騎手ですよ!昨年、今年と門別1位を獲得した、若きリーディングジョッキー。
今回の佐賀への期間限定騎乗でもすでに勝ちまくっていて、特に逃げてペースを翻弄しているというか、最近の佐賀にはなかった流れを作っている印象があります。
メンバー的には逃げか2番手になると思っているので、ロトヴィグラス&石川倭騎手が展開のカギを握るのではないかと思います。
カクリョウはなかなか勝ち切れませんが、長くいい脚を使う馬で、ペースが速くなった時に決め手が活きそうです。
混戦で浮上しそうなオイカケマショウ、一発ありそうなイケノアサまで。
◎10、ドラゴンゲート
○9、ロトヴィグラス
▲7、カクリョウ
△2、オイカケマショウ
△6、イケノアサ
*23日(月)盛岡 第12R『絆カップ』 1600m 18:10発走*
今年はヒガシウィルウィンVSランガディアの戦いと見ていますが、本命にしたのはヒガシウィルウィン。
移籍初戦のすずらん賞はなんとか勝ち切ったという感じでしたが、一度使って動きが一変。
青藍賞ではバツグンの手ごたえで加速して、パンプキンズを突き放しました。
前走の南部杯でもどこまで戦えるか期待しましたが、さすがに相手が強かったという印象です。
今回のメンバーならば、負けられないというくらいの存在でしょう。
対するランガディアはJRA芝で実績を挙げての移籍だったため、当初はダートが半信半疑だったわけですが、赤松杯、シアンモア記念、みちのく大賞典と3連勝。
初の盛岡だったマーキュリーカップでは渋太い脚を使って3着に食い込みました。
これは快挙とも言っていいくらい、すごいことだと思います!
その後金沢に遠征して挑んだイヌワシ賞では1番人気3着と敗れ、前走は久しぶりの芝の一戦だったOROカップで6着に敗れており、勢い的には淋しい気もしますが、現状はやはりダートの方が力を発揮出来ると考えて、巻き返しに期待します。
ただし、2頭があまりにも意識し合ってけん制するような展開になれば、浮上するのがパンプキンズ。
青藍賞ではヒガシウィルウィンに並ぶ間もなく交わされましたが、あの時は完全にマークされていましたから、そのマークが緩むのであれば、勝ち切るまでは厳しくても、上位に粘り込む可能は十分あると思います。
青藍賞を見る限り、他の馬たちとはちょっと能力差が大きいと思っていて。
展開の助けがあるならば、センティグレード、フェンドオフにも馬券に絡むチャンスはあるかもしれません。
◎5、ヒガシウィルウィン
○2、ランガディア
▲8、パンプキンズ
△6、センティグレード
△1、フェンドオフ
絆カップは能力差がけっこうハッキリしているので予想しやすいのですが、本日佐賀競馬場で行われる2歳重賞『カペラ賞』は、全馬が初1800mということで距離判断がとても難しいです。。
17:30から、『オッズパークプレゼンツ 佐賀ほとめきナイターYouTubeライブ』で予想していきますので、お時間がある方はぜひチェックしに来てくださいね。
コメントでの参加もお待ちしています!
*22日(日)金沢 第10R『金沢ヤングチャンピオン』 1700m 15:55発走*
全8頭が初の1700m戦ということで、距離に対しての判断は難しいところですが、実力的にはサブノタマヒメが頭一つ抜けた存在です。
デビューから6戦6勝。
しかもまったく危なげない走りで重賞2連勝中。
2歳牝馬のこの時期で、すでに砂を被っても我慢が出来るというのは大きな武器。
周りのペースや展開次第で自分から動いていけるし、レースが上手で先々まで楽しみな逸材です。
初の1700も馬の後ろで我慢出来るので、特に不安視はしていません。
サブノタマヒメを脅かすとしたら、門別から移籍して来たアイバンホーではないでしょうか。
初勝利まで5戦掛かりましたが、そこまでの4戦すべて2着、ウィナーズでも3着に入って、一度も崩れたことがありません。
金沢への移籍初戦だった前走は、中団内で我慢して最後に外に出すとしっかり伸びて勝利。
飛びが大きく、ロングスパートが出来る印象。
サブノタマヒメと同じプリサイスエンド産駒で、1700mはこなしてくれるのではないかと思います。
3番手評価はフュ―リアス。
兼六園ジュニアカップは5着でしたが、大外枠からハナに立ち、内の馬も引かない状況で、さらに早めにサブノタマヒメも上がって来るという、大変厳しい展開になりました。
それでも5着に粘ったのはむしろ立派。
前走は3番手から早め先頭で勝利し、能力の高さを改めて見せてくれました。
前向きな馬なので、初の1700で前半の折り合いがカギになりますが、全馬初めての距離で落ち着いたペースになったら、渋太さが活きるのではないかと見ています。
兼六園ジュニアカップで2着だったキラメキビジョン、安定感のあるエムザックベールまで。
◎7、サブノタマヒメ
○3、アイバンホー
▲6、フュ―リアス
△2、キラメキビジョン
△5、エムザックベール
明日はJBCの取材のため、久しぶりに門別競馬場に行く予定。
どのくらい寒いのかちょっと不安ですが...、たくさん着込んで門別初のJBCをしっかり取材して来ます!!
*3日(火)門別 第9競走『JBC2歳優駿』 1800m 17:50発走*
中央からも強豪が遠征して来ましたが、本命にしたのは地元門別のシビックドライヴ。
前走のサンライズカップは早め早めに動いて行って押し切るという強い内容でした。
その前のサッポロクラシックカップでも伸びて来てはいましたが、決め手に屈するという感じがあっての3着でしたから、早めに動いて行って長くいい脚を活かすという、この馬の武器を示しました。
今回と同じ舞台で勝っているということも大きなアドバンテージ。
落合玄太騎手はメイショウアイアンでJBCスプリント参戦のため大井遠征ということで、今回は赤岡修次騎手が鞍上。
どこの競馬場でも結果を出してくれるジョッキーなので、ここも期待しています。
対抗はラッキードリームにしました。サッポロクラシックでは最内を突いて差し切り勝ち。
石川倭騎手が「決して上手く乗れたわけではないです」と話していましたが、それで勝ち切ってしまうのは能力の証でしょう。
JRA勢ではデビューから2連勝中のタイセイアゲインに注目しています。
初の右回りになりますが、レースが上手な馬なのでこなしてくれると思います。
ブライトフラッグは4戦3勝2着1回とパーフェクト。
すべて逃げているので外目の枠がどうかというところもありますが、ブリーダーズゴールドジュニアでも凌ぎ切っていますから、相当な能力の持ち主だと感じます。
今回は休み明けになりますが、さらに成長した姿が見られるのではないでしょうか。
新馬戦圧勝だったルーチェドーロ、重賞で接戦を演じているトランセンデンスまで。
◎10、シビックドライヴ
○8、ラッキードリーム
▲9、タイセイアゲイン
△12、ブライトフラッグ
△6、ルーチェドーロ
△11、トランセンデンス
*27日(火)名古屋 第11R『ゴールドウィング賞』 1600m 15:50発走*
将来が楽しみな好メンバーが集まりましたが、前走大差勝ちのインパクトが大きかったダイセンハッピーを本命にします。
新馬戦をぶっちぎって勝利し、2戦目は唯一2着に負けているのですが、このレースはかなり極端な展開でダイセンハッピーにとっては相当厳しいレースになりました。
というのも、まずは先行争いで内の④が速く、⑨だったダイセンハッピーは押して押してハナを主張。
この時点でけっこう厳しいな、と感じましたが、ハナに立ったと同時に今度は外から⑩にがっつりマークされ、勝負所で⑩が沈んだと思いきや、入れ替わるように⑤が伸びて来て、まったく息を入れられない展開に...。
結果的に勝ったのは最後方にいた馬で、道中ダイセンハッピーに絡んで来た馬たちはみんな脚色がいっぱいになりました。
普通だったらダイセンハッピーも沈むところですが、そこを2着に粘ったのはすごいです!
しかもこの時は3ヵ月の休み明けでしたから。
一度使って、前走大差の圧勝劇も頷けます。能力は相当高いし、逃げ馬で内枠をゲット!
マイルへの距離延長もまったく問題ないでしょう。
多少絡まれてハイペースになっても、押し切ってくれると思います。
対抗はブンブンマル。前走のセレクトゴールドは5番人気でしたが、最後の伸び脚が一頭違っていて突き抜けました。
おそらくはダイセンハッピーが逃げて、他の馬たちがマークしていく展開になると想定しているので、ペースが速くなった時、この馬のしっかりした末脚は大きな武器。
距離延長もプラスと考えます。
門別からの転入初戦となるミッドナイトクロスにも注目しています。
1000mのフレッシュチャレンジで、スタートでダッシュが付かず置かれる形になりましたが、最内を突いて差し切り勝ち。
その勝ち方に度肝を抜かれましたし、相当な能力の持ち主だと感じます。
前走のウィナーズはラジアントエンティやサイダイゲンカイといった、その後重賞を勝つ馬たちと戦って、速いペースに付いて行けず惨敗しましたが、ここに入れば能力は上位。
あとは休み明け、転入初戦ということで、様子見の3番手評価にしました。
岩手からの移籍初戦を圧勝したリッチアロマ、大外枠に入ったアリスパレスまで。
◎1、ダイセンハッピー
○3、ブンブンマル
▲8、ミッドナイトクロス
△11、リッチアロマ
△12、アリスパレス