
*18日(日)高知 第7R『トレノ賞』 1300m 18:15発走*
本命はスペルマロン。
昨年このレースは2着でしたが、今のスペルマロンはあの時とは違います!
倉兼騎手曰く、以前はかなり乗り難しい馬だったそうで、早めに先頭に立つと遊んでしまう傾向があったり嫌気が差すと全然ハミを取らなかったりと、追い出しのタイミングがとても難しかったとのこと。
しかし昨年の落馬中止から、騎乗している意識が変わったそうで、スタート次第で逃げや早め先頭の競馬をしているそうです。
今は人馬ともに名コンビとなり、本当に強いですよね。
今回のメンバーならば、圧勝してくれるのではないでしょうか。
問題は対抗以下の印。
注目したのは昨年の福永洋一記念を制したツクバクロオーです。
距離は幅広くこなせるので初の1300mも問題なし。
休養明けを一度使って叩き2戦目というのも好材料。
スペルマロンが早め早めの競馬をするでしょうから、先行脚質のこの馬にとって楽な展開ではないと思いますが、器用に立ち回れる馬なので、上位争いに絡んで来てくれるのでは。
エイシンビジョンは前走がとにかく強かったですよね。
2着スリラーインマニラで3着がサクラレグナムという重賞でもお馴染みのメンバー相手に、直線突き放す圧勝を見せました。
高知では初の重賞挑戦。
どこまで戦えるか楽しみです。
ロングスパートがハマれば強いアイアンブルー、決め手勝負になればアースグロウの末脚も怖いです。
◎4、スペルマロン
○5、ツクバクロオー
▲10、エイシンビジョン
△1、アイアンブルー
△9、アースグロウ
*13日(火)金沢 第12R『金沢スプリントカップ』 1400m 18:05発走*
ここは圧倒的な馬が不在でかなりの混戦模様だと考えます。
本命にしたのは地元の利を活かしてということで、ネオアマゾネスにしました。
金沢は地方の中ではフラットで乗りやすいコースだと言われますが、馬場改修した今季は超高速馬場が目立っています。
この速い馬場に対応出来る実績があるのは強みでしょう。
移籍初戦を圧勝し、 徽軫賞ではあのハクサンアマゾネスを下しました。
前走は初の900m戦で、ニュータウンガールには差されたものの、早め先頭から2着と見どころのある内容でした。
全国から遠征馬がやって来ますが、金沢ではまだ底を見せていないし、吉原寛人騎手騎乗ですから、混戦を制して重賞2勝目を期待しています。
対抗は浦和のトーセンレビュー。
東海桜花賞ではロングスパートを決めて初重賞制覇を果たしました。
ここ2戦は南関東で苦戦していますが、今回のメンバーに入れば力上位ではないかと思います。
前に行くタイプではないので展開も重要になりますが、先行馬が多くある程度流れそうだと考えて、この馬の決め手が活きる流れになるのではないでしょうか。
3番手評価は兵庫のメイプルグレイト。
今年2月の兵庫ウインターカップは5着とはいえ完敗で、重賞ではまだちょっと厳しいかなと思っていましたが、その後、吉村騎手とコンビを組んで4連勝。
今の勢いならば、重賞でも戦えると思います。
金沢移籍初戦が強いレースだったウインオスカーにも注目。
昨年末の笠松グランプリでは早め先頭で2着と力を見せてくれました。
今年3戦目となるイダペガサス、安定感のあるファストフラッシュまで。
◎7、ネオアマゾネス
○9、トーセンレビュー
▲3、メイプルグレイト
△2、ウインオスカー
△1、イダペガサス
△11、ファストフラッシュ
*11日(日)盛岡 第11R『オパールカップ』 芝1700m 18:15発走*
各地から遠征馬が出走して来ますが、ここは地元岩手のマツリダスティールに期待します。
2歳時には若鮎賞とジュニアグランプリを制覇し、粗削りながらも非凡な能力を見せてくれました。
3歳になっての3戦はまだ勝てていませんが、復帰初戦は長期休養明けでダート戦、中京の白百合ステークスは強いメンバー相手でした。
前走は59キロを背負っていったんは先頭に立ち、最後差されたとはいえタイム差なしの2着。負けて強しと言えるでしょう。
今回は力が計りかねるメンバー構成ですから、盛岡で実績を挙げているのは強み。
前走より3キロも軽い56キロで出走出来るというのも好材料だと思います。
対抗はホエールキャプチャの仔トーセンマッシモ。
JRAの1勝クラスでは結果が出ませんでしたが、東京ダービートライアル2着と素質の高さを感じさせる馬。
あのレースでは勝ち馬に早めに並ばれながらもしぶとく粘っていました。
前走の東京ダービーでは的場文男騎手騎乗で注目を集めていて、パドックからお母さん譲りの気合乗りを見せていましたね。
超良血馬ですから期待値が高く、盛岡の芝でさらなる飛躍を期待します。
3番手評価にしたのはハイパータンク。
4月のチューリップ特別は逃げて9馬身差の圧勝と、インパクトの強い勝ち方でした。
前走も同じように逃げたのに、直線に入ってパッタリだったことは気になりますが...、血統的にも芝はこなせると見ています。
チューリップ特別くらい走れれば、ここでも十分好勝負してくれるのでは。
JRA未勝利とはいえ、芝で好勝負して来たトキノワンカラット。
移籍初戦、一気の距離延長でも侮れない存在です。
兵庫初の女性騎手として4月にデビューした佐々木世麗騎手は、ここまでなんと27勝!ものすごいハイペースで勝ち星を挙げています。
今回は初の盛岡遠征。逃げて好成績を挙げることが多いイメージで、好枠をゲットしました。
騎乗するトーセンアレックスは、JRA時代未勝利の芝で②③④着多数。
盛岡の芝でどんなレースを見せてくれるか楽しみです。
◎3、マツリダスティール
○10、トーセンマッシモ
▲13、ハイパータンク
△12、トキノワンカラット
△2、トーセンアレックス
*4日(日)佐賀 第8R『佐賀王冠賞』 2000m 18:15発走*
ここは圧倒的な存在が不在で混戦模様と言っていいのではないでしょうか。
本命にしたのはパイロキネシスト。
2走前の佐賀スプリングカップでは逃げて初の重賞制覇。強敵アンバラージュを退けました。
メンバー的に言えばアンバラージュほどの実績馬が見当たらない今回は当然中心の一頭と言えるでしょう。
前走は内から主張する馬がいたので控えて3番手からの競馬を選択。
この馬の競馬はしているものの、人気薄で逃げたマイネルジャストを捉えきれず2着でした。
やはり思い切った逃げの方が向いているのかな、とは思いますが、今回は2000mに距離が延びるのがポイント。
佐賀の2000mでは馬券に絡んでいないところが不安材料ではありますが、JRA時代には東京2100mで3着に来た実績がありますから、今回のメンバーであれば力で押し切ってくれるのではないかと考えます。
対抗はドゥラリュール。
JRAで3勝を挙げた実績の持ち主で、前走の移籍初戦は圧倒的な強さで勝利。
昨日の「アタック!地方競馬」で小堺翔太君が話していましたが、パイロキネシストの半弟なんですね!
血統的には父パイロの兄に対して、弟は父ゴールドアリュールですから、こちらの方が2000mへの適性が高そうです。
今回は一気の距離延長と初の重賞挑戦という条件になりますが、いきなり勝ち切ることもあるのではないでしょうか。
3番手評価はデータヴァリュー。
前走は長くいい脚を使って2着。ここ2戦覚醒した感のあるマイネルジャストによく迫りました。
初めての2000mになりますが、距離延長だった前走でいい脚を使っていたので、こなしてくれると思います。
昨年ほどの勢いはないものの地力の高いゲットワイルド、安定感のあるテイエムギフテッドまで。
◎2、パイロキネシスト
○5、ドゥラリュール
▲1、データヴァリュー
△7、ゲットワイルド
△10、テイエムギフテッド
*29日(火)門別 第11R『グランシャリオ門別スプリント』 1000m 20:35*
1000mでの戦いということで、昨年の勝ち馬アザワクを中心に考えます。
昨年は3歳で51kgだったということも大きいと思いますが、やはり1000mだと最後まで止まらず、この馬のスピードが存分に生かされますよね。
昨年は北海道スプリントカップで10歳にしてダートグレード制覇を果たしたメイショウアイアンを2馬身突き放し、しかもレコードタイムで勝利しました。
今回は習志野きらっとスプリント以来の1000m戦になりますから、最近の成績は度外視していいかなと思います。
他の有力所が末脚勝負の馬が多く、展開も向きそう。
スタートからトップスピードに乗るのがとにかく速い馬で、1000mならばそのスピードが持続しますから、54kgの斤量でも連覇に期待しています。
対抗はスマートアヴァロン。
JRAオープン勝ちのある馬で、昨年は重賞でも3着と好走しました。
門別移籍初戦は好メンバーが揃った上に自身は休み明けでしたが、6着までがコンマ2秒差という大接戦を制しました。
前走の北海道スプリントカップでも期待しましたが、直線伸びて来て5着。
もっと好勝負出来るかと思っていたので残念ではありましたが、かなり強いメンバー相手に5着なので悲観することはないでしょう。
能力の高さは証明済みで、今回のカギは1000m戦というところ。
前に行くタイプではないので、前々の流れになるとキツイですが、最後はしっかり伸びてくる決め手がある馬。
1000mでも力を発揮してくれるのではないでしょうか。
昨年2着だったメイショウアイアンにも注目しています。
さすがに昨年ほどの勢いがないのですが、11歳になった今年2戦を使って、状態は上がって来ているのではないかと。
良くなる時にはガラッと変わるイメージがあるので、叩き3戦目で替わり身があるかもしれません。
今年の初戦を勝利で飾ったニットウスバルは、北海道スプリントカップで2年連続4着。
特に今年は地方馬最先着でした。
昨年は3番人気6着だったこのレースですが、上位争いも可能だと思います。
◎5、アザワク
○1、スマートアヴァロン
▲6、メイショウアイアン
△10、ニットウスバル