
*23日(日)佐賀 第9R『花吹雪賞』 1800m 18:15発走*
四国・九州地区交流戦で、しばらく地元佐賀の馬たちが勝っているレース。
高知所属馬の勝利は2014年のクロスオーバーまでさかのぼらないといけませんが、今年は久々に高知所属馬が勝利するのではないかと思っています。
本命は高知のアンティキティラ。
門別から高知移籍をまたいで現在4連勝中。
前走は古馬C2-1の選抜戦で、3頭の追い比べを真ん中から伸びて勝ち切りました。
今の時点で古馬相手に、しぶとい競馬が出来るというのは相当な能力&メンタルの強さを感じます。
今回は初の佐賀遠征で初重賞、初距離と初ものづくしではありますが、この馬ならばあっさり克服してくれるのではないでしょうか。
しかも別府真司調教師×多田羅誠也騎手は、遠征で結果を出しまくっているダノングッドのチーム。
佐賀でも10日のゴールドスプリントを勝ったばかりですし、今回も好結果に導いてくれることを期待しています。
対抗は地元佐賀のザビッグレディー。
前走の佐賀若駒賞では、中団からグイグイ伸びて、先行勢を並ぶ間もなく交わしました。
これまでは新馬戦の1勝のみだったので、あのレースぶりには唖然としてしまったのですが、体重も順調に増えて、ここに来て力を付けている印象です。
飛田愛斗騎手とも相性がいいですから、連勝で重賞制覇もあるのでは。
3番手評価はサンカハラにしました。
距離が延びてからレースに安定感が増して、先行してしぶとく粘る競馬が続いています。
もう1頭の高知遠征馬マオノウイッシュはMr.ほとんどパーフェクトを配して来ました。
重賞で2度3着がありますから、牝馬同士になれば力上位でしょう。
九州ジュニアチャンピオンを勝ったムーンオブザクインまで。
◎3、アンティキティラ
〇7、ザビッグレディー
▲5、サンカハラ
△9、マオノウイッシュ
△8、ムーンオブザクイン
*20日(木)姫路 第11R『兵庫クイーンセレクション』 1400m 15:55発走*
ここは重賞で2度の好走歴があるアンサンを中心に考えます。
デビュー2連勝で挑んだ園田プリンセスカップは地元馬最先着の3着、兵庫若駒賞は逃げて失速して6着となりましたが、そこからは逃げにこだわり過ぎない競馬にチェンジ。
園田ジュニアカップでは好位から粘って2着と、牡馬に混じっても高い能力を見せています。
スタートも速くて番手でもOK。展開は問わないですし、重賞で揉まれて来た経験値も上位。
今回は初タイトルのチャンスです。
対抗はニフティスマイルにしました。
まだデビュー2戦とキャリアが浅いですが、新馬戦を快勝すると、前走のJRA認定競走アッパートライでは1番人気に支持されて2着。
中団の追走から、向正面で上がって来た勝ち馬エイシンクレモナと一騎打ちになりました。途中被されそうになったり、馬体を併せてのマッチレースと、厳しい展開の中、最後までよく粘ったと思います。
今回初めての重賞挑戦になりますが、いきなり通用する力があるのではないかと期待しています。
3番手評価にしたのはニネンビーグミ。
ここまで4戦2勝2着2回とすべて連対している堅実派です。
前走は初の1700m戦で、JRA認定競走アッパートライリミテッドを逃げ切り勝ち。ロケットスタートを決めて、道中並ばれそうになる場面もありましたが、しぶとく粘り切りました。
1400mは勝ち星がないとはいえ、どちらも僅差の2着。
特に距離に心配はないと感じます。
北海道からの移籍初戦を快勝したサラヘレン、1400mのJRA認定アッパートライリミテッドを勝っているダイヤモンドダストまで。
◎5、アンサン
〇2、ニフティスマイル
▲6、ニネンビーグミ
△7、サラヘレン
△1、ダイヤモンドダスト
*18日(火)名古屋 第10R『新春ペガサスカップ』 1600m 16:10発走*
ここは2歳馬のレベルが高い門別で揉まれて来たアマクミナイデヨを本命にします。
フルールカップで3着に入り、エーデルワイス賞では8着とはいえ大きく負けていないので、これまで戦って来た相手が違います。
愛知移籍初戦は8馬身千切る圧勝劇で能力の高さを示しました。
今回は除外明け、初のマイル戦となりますが、力の違いで勝ち切ってくれるのではないかと期待しています。
対抗はアップテンペストにしました。
岩手からの移籍初戦だったライデンリーダー記念は、先行して早めにエムティアンジェに交わされたものの、そこからよく粘って2着。
大崩れなく堅実に走る馬。盛岡の1400mをこなしているので名古屋のマイルはまったく問題ないでしょう。
先行してしぶとさが活きる流れになれば。
レイジーウォリアーはここに来てグングン力を付けている印象です。
ゴールドウィング賞は3着でしたが、前走の若獅子盃ではゴールドウィング賞2着だったシノジマニヨラサイを3馬身離して快勝。
しかも前半はパピタとの激しい先行争いになって、それでも直線突き放すんですから、以前と比べると相当強くなっていると思います。
大外枠からハナを切っていくのか、どういう競馬を見せてくれるか楽しみです。
シノジマニヨラサイはゴールドウィング賞であわやの2着。
この時は10番人気と人気薄でしたが、前走でも長くいい脚を使って2着とフロックではないことを証明しました。
2度目の名古屋となるイイネイイネイイネまで。
◎11、アマクミナイデヨ
〇7、アップテンペスト
▲12、レイジーウォリアー
△8、シノジマニヨラサイ
△3、イイネイイネイイネ
*10日(月)佐賀 第8R『ゴールドスプリント』 1300m 18:15発走*
第1回ゴールドスプリント。
地元のドラゴンゲートと兵庫の快速娘ステラモナークというスピード馬が2頭いるので、どちらが主導権を取るのか、先行争いはある程度激しくなると見ています。
佐賀は基本的に前有利のコース形態で、特に1300mは逃げ馬有利のコースですが、あまり前がやり合うとキツくなりますから、末脚のしっかりしている馬から行きたいです。
本命にしたのは高知のダノングッド。
名古屋、笠松と遠征で全国交流戦を連勝して来ました。
以前は強烈な末脚が武器の馬でしたが、多田羅騎手とのコンビになって、いつの間にか好スタートから楽に位置が取れる馬に変貌。
前走の笠松グランプリでは、アザワク、コパノフィーリングという全国トップクラスのスピード馬が引っ張る展開で、楽々3番手を追走し、危なげないレース運びで差し切り勝ち。
立ち回りが上手くなった今、初めての佐賀でも不安は感じません。
対抗は地元期待の1頭、ミスカゴシマ。
一時期勝ち切れない時期もありましたが、ここに来て2連勝。
すっかり差す競馬が板につきましたし、使いつつ体も増えてもう一段階パワーアップ。
遠征馬相手にどんなレースを見せてくれるでしょうか。
3番手評価にしたのは高知のダノンジャスティス。
最近は目立たない成績が続いていますが、昨春の頃の走りが戻れば今回のメンバーでも十分好勝負出来る実力の持ち主です。
同厩舎のダノングッドと差がついてしまいましたが、どこかのタイミングで巻き返して来るのではないか、といつも狙いたくなる馬です。
兵庫のステラモナークは先行争いがどこまで激しくなるかがポイント。
自分のリズムで行ければあっさりもありそうです。
地元のドラゴンゲートも先行争いがカギでしょう。
◎2、ダノングッド
〇3、ミスカゴシマ
▲9、ダノンジャスティス
△5、ステラモナーク
△7、ドラゴンゲート
*4日(火)名古屋 第10R『名古屋記念』 1400m 15:50発走*
ここはナムラマホーホVSメイソンジュニアの戦いだと思いますが、今の充実ぶりを考えるとナムラマホーホでしょう。
JRA未勝利から愛知に移籍すると、破竹の勢いで勝ち進んで来ました。
3歳時はまだ重賞では今一歩の印象でしたが、昨年さらに成長して、名港盃、ベイスプリント、東海菊花賞と、距離の違う重賞で3勝を挙げる活躍ぶり。
先行タイプではないものの、この馬のロングスパートは本当に強烈で、展開関係なく自分で上がって行ける脚は素晴らしい武器です。
今回は先行したい馬が複数いる上にスピード馬エイシンエンジョイがいますから、スローにはならないと思います。
そうなれば、よりこの馬に向く展開になるのではないでしょうか。
対抗はメイソンジュニア。
この馬も末脚、決め手が武器。
なにげに重賞勝ちはないのですが、名古屋1400mは合っている舞台。
メンバー的にも上位争いでしょう。
3番手評価は兵庫からの移籍初戦となるエイシンエンジョイ。
昨年こそ重賞勝ちがないものの、その前は1400mでスピードを活かして重賞を勝ちまくっていた馬です。
今回のメンバーであれば、この馬の持ち味を活かせると思います。
JRAからの移籍初戦となるクイックファイアは初の1400mのペースに対応出来るかがカギ。
明け10歳でも底力のあるサンデンバロンまで。
◎1、ナムラマホーホ
〇3、メイソンジュニア
▲2、エイシンエンジョイ
△4、クイックファイア
△7、サンデンバロン