
*11日(水)佐賀 第6R『霧島賞』 1400m 16:40発走*
今年は高いレベルで混戦模様だと考えます。
その中で本命にしたのはテイエムラッシュ。
昨年はえびの特別を大差圧勝し、挑んだ霧島賞は4着...。
ここはちょっと物足りない走りでしたが、そこからJRA1勝クラスでも好走し、さらに成長した印象です。
今年のえびの特別もまったく危なげないレースぶりで圧勝。
今年こそ霧島賞制覇を期待しています。
対抗は悩みましたが、昨年の勝ち馬テイエムノサッタにしました。
昨年はJRA所属として霧島賞に挑戦し、早め先頭からハナ差凌いで勝ち切りました。
その後はJRA3勝クラスで戦って2桁着実ですが、この春に佐賀に移籍、A級で頑張っています。
最近の走破時計は昨年と比べると見劣りがしますが、長期休養もあったので、使いつつ調子が上がって行く途中かなと。
このレースは狙って来ているでしょうし、力のある馬ですから連覇もあると思います。
3番手評価にしたのはテイエムチューハイ。
2017年のこのレースで2着だった馬です。
最近は障害に転向して頑張って来ました。障害の練習をすると後ろ脚に筋肉がついてパワーアップする、という風に言われていますから、久しぶりの平地の走りが楽しみですね。
もともとのクラスはJRA2勝クラスで上位争い。JRA勢同士の実績でも上位に位置付けられます。
イロエンピツはJRA未勝利馬とはいえ、たんぽぽ賞の勝ちっぷりが圧巻でした。
開催時期が違うとはいえ、えびの特別、大隅特別よりも速い時計で勝ち切っていますから、初めての古馬相手でも即通用の器でしょう。
一つ気になる点は長期休養明け。レースぶりを見ていると前向きそうなので、久しぶりも苦にしないのではないでしょうか。
アイアンムスメは大隅特別を快勝しました。
たんぽぽ賞ではイロエンピツの徹底マークで早めに苦しくなってしまった印象ですが、前走を見ると自分のリズムで走れれば強い馬。
展開一つで上位争いも可能でしょう。
◎1、テイエムラッシュ
○10、テイエムノサッタ
▲11、テイエムチューハイ
△2、イロエンピツ
△3、アイアンムスメ
*8日(日)盛岡 第11R『ひまわり賞(オークス)』 1800m 18:15発走*
本命はゴールデンヒーラー。1強と言っても過言ではない状況です。
前走のやまびこ賞は57キロを背負って、牡馬相手に完勝。
あやめ賞を勝った後は牡馬との対決をして来ましたが、ダイヤモンドカップでは2着、東北優駿4着と高いレベルで頑張ってくれました。
逃げて良し、番手でも良しでレースが上手。
牝馬同士で同斤量であれば、死角は見当たりません。
対抗は3連勝中のホワイトブライド。ここに来て一気に強くなりましたね!
特に前走の3歳Aクラスでの戦いは圧巻でした。
昇級戦だったにも関わらず、逃げて大差をつけて圧勝。重賞でも好走しているメンバー相手ですから、この着差には驚きました。
ゴールデンヒーラー相手に、どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
3番手以下はかなり悩みましたが、JRA未勝利から転厩して来て4戦目となるコスモジェニーに注目しました。
移籍初戦の水沢で2着、その後盛岡に移って2連勝中とまだ底を見せていません。
展開的にはゴールデンヒーラーとホワイトブライドが前々で運ぶでしょうから、ここ3戦先行しているコスモジェニーには厳しい流れになりそうですが、重賞でも活躍出来る力はあると思います。
シャノンアーサーは3走前のヒバリ特別の走りが光ります。
初の1800mがカギですが、門別時代には1700mで勝っているのでこなしてくれるのでは。
重賞で何度も馬券に絡んで来たファイントリック、着実に力を付けて来たグローリアステレサまで。
◎9、ゴールデンヒーラー
○2、ホワイトブライド
▲6、コスモジェニー
△3、シャノンアーサー
△5、ファイントリック
△11、グローリアステレサ
*4日(水)名古屋 第11R『湾岸スターカップ』 1600m 16:25発走*
ここはダイセンハッピーとスプリングメドウの一騎打ちと考えます。
本命にしたのはダイセンハッピー。
2歳時のゴールドウィング賞では2番手から早め先頭の強い競馬で重賞初制覇。
ブンブンマルの追撃を抑えてのもので、今後の活躍がとても楽しみになりました。
ただスピード馬にありがちというか、距離が延びた戦いではどうしても苦戦が続いていますね。
特に前走の東海ダービーは失速して12着と惨敗...。
それでも1800mの東海クイーンカップで3着に頑張っているように、距離をカバーする自力の高さがあります。
今回マイルに距離短縮になることは大幅にプラス材料。大外枠ですが、絶対に逃げたいという馬は不在で単騎逃げに持ち込めそう。
加藤聡一騎手との初コンビになりますが、久しぶりの重賞制覇を期待しています。
スプリングメドウはまだ重賞勝ちはありませんが、今年に入って着実に力を付けて来ました。
駿蹄賞、東海ダービーと続けて3着に入り、勝ち馬からは離されましたが、長くいい脚を使うイメージ。
MRO金賞でも4着に入って、以前と比べていい位置で競馬が出来るようになったし、大崩れしない安定感は大きな武器ですね。
シビルウォー産駒で距離がある程度ある方が合うのかなという印象もありますが、ここまでの勝ち星は1400m2勝、1600m2勝なので、今回の舞台も守備範囲でしょう。
3番手評価は宮下瞳騎手騎乗のリアルスピードにしました。
最近は勝ち切れていませんが、後方からいい脚を使うタイプ。
ダイセンハッピーをスプリングメドウが早めに追いかけて行く展開になれば、この馬の決め手が活きるのではないかと思います。
フーククリスタルは昨年末のライデンリーダー記念を制した馬。
最近は勝ち星がありませんが、実力のある馬なので今回のメンバーならば一発があってもおかしくない存在です。
◎12、ダイセンハッピー
○4、スプリングメドウ
▲11、リアルスピード
△1、フーククリスタル
*8月1日(日)盛岡 第11R『せきれい賞』 芝2400m 18:15発走*
今年も比較がかなり難しいメンバー構成ですね。
本命は岩手の芝で実績があるマツリダスティールにしました。
2歳時には若鮎賞とジュニアグランプリで芝重賞を2勝、JRAの京王杯にもチャレンジしました。
休養を挟んで今年はまだ勝ち星がないのですが、初戦はダート、2戦目は中京への遠征、3戦目のはまなす賞は59キロを背負ってのもので、すべて敗因がしっかりしています。
前走のオパールカップでは出遅れが大きく響きました。
スローの流れで先行勢が止まらない中で、それでも後方から外々を回ってよく押し上げて来たと思います。
2歳時の成績が圧巻だっただけに、3歳になってから勝ち切れていないというのは物足りなさを感じますが、まだまだこれからの馬。
今回は初めての古馬対戦になりますが、55キロで挑めるので、ぜひ地元の利を活かして頑張って欲しいです。
対抗はヤマカツライデンにしました。
JRAの芝でオープン勝ちがある馬で、新天地の金沢でも10戦9勝と大活躍しています。
今回は久しぶりの芝で初めての盛岡ですが、函館記念3着の実績がある馬ですから好勝負してくれるのでは。
ロードクエストは前走移籍初戦の大井記念で13着と惨敗でした...。
やはり芝が合っているように思いますし、今回の条件ならば復活してくれる可能性もあると期待しています。
ネイビーブルーは長期休養明けの叩き3戦目、さらに芝替わりは大幅にプラス材料でしょう。
ダートで結果が出たランガディアですが、もともとは芝巧者。今回のメンバーならば上位争いしてもおかしくない存在です。
昨年の勝ち馬アップクォークは前走から岩手に移籍。
その初戦は芝のかきつばた賞で2番人気と期待されましたが、見どころがあまりない10着という結果。
休み明け、移籍初戦だったので、叩き2戦目の今回はガラッと変わってくる可能性もあると思います。
◎9、マツリダスティール
○12、ヤマカツライデン
▲6、ロードクエスト
△4、ネイビーブルー
△11、ランガディア
△1、アップクォーク
*27日(火)門別 第12R『ブリーダーズゴールドジュニアカップ』 1700m 20:40発走*
世代最初の重賞である栄冠賞が、例年以上にハイレベルな戦いになったと感じています。
そのレースの勝ち馬モーニングショーが出てきたからには、この馬を本命に推したいです!
5月4日のスーパーフレッシュを3馬身差でレコード勝ちすると、2戦目の栄冠賞で初重賞制覇。
速い流れを好位の内から追走して、直線間を割って伸びて来た時は驚きました。
デビュー間もない2歳馬ですが、レースが上手で勝負根性もあり、スピードもあって決め手もあるという、非凡な才能の持ち主です。
【栄冠賞を勝ったモーニングショー:ホッカイドウ競馬】
今回は距離が1700mに延びることがポイントでしょう。
血統的にはこなせると思いますが、マイルくらいまでがベストなのではないかとも思います。
この距離でどんな走りを見せてくれるか楽しみだし、今後に向けても好レースを期待しています。
対抗は6月24日のスーパーフレッシュでド派手な勝ち方をしたウンにしました。
馬なりで好位追走から、手ごたえ良く早め先頭、そこからはフワフワしていましたが、それでも1分51秒3の時計で勝ってしまうのですから、相当な能力の持ち主でしょう。
一気の相手強化にはなりますが、すでに1700mを勝っているというのはアドバンテージ。
重賞でどのくらい戦えるか、試金石になる一戦です。
3番手評価にしたのはシャルフジン。
能力検査で47秒7の時計を叩き出して、デビュー前から大きな注目を集めた馬です。
デビュー戦は期待通りの圧勝、栄冠賞は1番人気で4着でしたが、速い流れを2番手から進んで、直線はプライルードとの競り合いという、厳しい展開になりました。
それでもしぶとく伸びて2着とはタイム差なしの4着ですから、力は見せてくれたと思います。
この馬も一気の距離延長にはなりますが十分こなしてくれると思うし、展開一つで巻き返し可能でしょう。
2連勝中のエイシンスコッティにも注目。
新馬戦こそ2着でしたが、続く未勝利戦は大差圧勝、前走のウィナーズは内回りの1500m戦でしたが中団後方から直線まとめて交わして快勝しました。
あのレースぶりならば1700mに距離が延びるのはプラス材料と考えます。
1700mのウィナーズを快勝したダイナソーまで。
◎6、モーニングショー
○5、ウン
▲7、シャルフジン
△8、エイシンスコッティ
△9、ダイナソー