*20日(月)高知 第7R『珊瑚冠賞』 1900m 18:15発走*
ここはスペルマロンが圧倒的な存在でしょう。
前走の建依別賞で高知の全距離重賞制覇という偉業を達成。
これまで勝っていなかった1400mの重賞でしたが、よどみない流れを押し上げて行って、直線しっかり伸びて勝利。
1300m~2400mという幅広い距離において、現状死角は見当たりません。
倉兼騎手も自信を持って騎乗しているし、今回は少し距離が長くなりますから、自身が逃げる可能性もありだし、中団からでも良しと、展開を問わないのは大きな武器でしょう。
ここも強い競馬で連勝を伸ばして欲しいです。
スペルマロンが圧倒的な存在であるために、対抗以下は判断が難しいところです。
今回注目したのは9連勝中のクラウンシャイン。
前走の準重賞でも直線4馬身突き放す強い勝ち方でしたから、重賞でも即通用の器。
スペルマロン相手にどこまで戦えるか楽しみです。
3番手評価にしたのがグリードパルフェ。
3歳時には南関東の重賞で活躍した逸材で、昨年はいまいちな成績が続きましたが、それでもオープンで3着と力を見せる時もありました。
高知移籍後は一気に連勝とはいかないものの、徐々に頭角を現している印象です。
乗り難しそうなイメージがある馬で、赤岡修次騎手が騎乗というのは心強いところ。
いつかは重賞を勝てるチャンスが来る馬だと思いますし、今回もスペルマロンを除けば展開次第でわかりませんから、上位争いを期待しています。
モルトベーネは重賞だとあと一歩という印象がありますが、力のある馬なので、流れ次第で好位からの粘り込みもあるかもしれません。
JRA1勝クラスから転厩して来たハイクアウトは一気のメンバー強化になりますが、前走強い勝ち方をしたこと、距離延長がプラスに働きそうだと見て、注目しています。
◎11、スペルマロン
○4、クラウンシャイン
▲12、グリードパルフェ
△10、モルトベーネ
△6、ハイクアウト