
*3日(木)園田 第11R『六甲盃』 2400m 17:55発走*
南関東から強豪も参戦して来ましたが、地元兵庫のジンギに期待しています。
とても繊細な馬だということですが、陣営が大切に育てて来て、ここに来てもう一段階パワーアップ。
今年初戦の白鷺賞は逃げて圧勝、JRA勢が揃った名古屋大賞典でも見せ場ありの4着に頑張りました。
前走の兵庫大賞典も余裕の勝利で、5歳にしていよいよ本格化。
現状地元馬同士では敵なしの状態です。
今回は長距離が得意な遠征馬が参戦して来ましたが、それでも力でねじ伏せてくれるのではないでしょうか。
ここでいいレースをして、今後はさらに強い相手と戦ってほしいですね。
対抗はホーリーブレイズにしました。
ここ最近はいまいちなレースが続いているのですが、移籍初戦の圧勝のインパクトがかなり強かったですから、もっとやれるのではないかとずっと思っています。
埼玉新聞栄冠賞では好位から4着と地力を見せましたし、前走は大敗も長期休み明けでした。
今回は一叩きして状態アップも期待出来るし、好位から長くいい脚を使うタイプなので小回りの園田も合いそうです。
ここで浮上のきっかけを掴めるのではないかと期待しています。
しばらく勝ち星を挙げていないトーセンブルですが、とにかく長距離に強い印象。
最近も強い相手に大きく負けているわけではないですし、安定して末脚を使ってくれる馬です。
決め手のあるタイプなので、小回りの園田攻略がカギですが、そこは下原騎手鞍上なので初コースも心配していません。
長らく活躍しているエイシンニシパはもっと上の評価にしたかったのですが、六甲盃に限ってはあまり成績が良くないので4番手にしました。
長距離に定評があるスギノグローアップは川原騎手とのコンビ。一発ありそうで怖いです。
◎6、ジンギ
○2、ホーリーブレイズ
▲4、トーセンブル
△3、エイシンニシパ
△1、スギノグローアップ
*27日(木)門別 第11R『北海道スプリントカップ』 1200m 20:00発走*
本命にしたのはリュウノユキナです。
前走の東京スプリントではハイペースの中を好位から早めに押し上げて勝ち切りました。
今年に入って3連勝と一気に才能が開花して、柴田善臣騎手とのコンビ相性も抜群です。
もともと門別デビュー馬で、ここまで成長しての凱旋になりますから、ぜひともデビューの地で強い勝ち方を見せて欲しいです。
対抗は地元北海道のメイショウアイアン。
昨年の勝ち馬で、今年は11歳になりましたが引き続き元気いっぱいな印象です。
前走は休み明けで6着でしたが、勝ち馬とコンマ2秒差。
先行して踏ん張っていたし、着順から受けるイメージよりも内容は良かったです。
一度使って状態は上がっていると思いますし、なんといっても外枠を引き当てたことが心強い!
内目の枠で砂を被ってしまうと道中の進みが悪くなってしまうということですが、外枠から早めに押し上げて行く形が作れるのではないでしょうか。
昨年の感動をもう一度...リュウノユキナは強いですが、この馬の末脚にも期待しています。
3番手評価はスマートアルタイル。
ここに来て2連勝と、この馬も力を付けて来ましたね。
前走は直線グイグイ伸びて、ゴール直前ではかったような差し切り勝ち。
前に行くタイプではないので小回りがどうかというところはありますが、地方の中でも広い門別コースは特に問題ないと思います。
昨年の道営スプリントで古馬勢を軽く一掃したジャスパーシャインの末脚も見どころがありますね。
前走は4着でしたが、メイショウアイアンのところでも触れたように、まったく差のない競馬でした。
休み明けで体も増えていましたし、一度使った効果は大きいのではないでしょうか。
同じく休み明けを叩いたイダペガサス、移籍初戦を強豪相手に勝ち切ったスマートアヴァロンまで。
◎1、リュウノユキナ
○12、メイショウアイアン
▲4、スマートアルタイル
△6、ジャスパーシャイン
△8、イダペガサス
△10、スマートアヴァロン
*25日(火)金沢 第11R『石川ダービー』 2000m 17:35発走*
今年のダービーシリーズ初戦を飾る『石川ダービー』。
本命はアイバンホーにしました。
金沢移籍後5戦4勝。
唯一の負けは川崎遠征の全日本2歳優駿で、ここは長距離遠征の上にかなり強い相手でしたから度外視でいいでしょう。
金沢ヤングチャンピオンではそれまで無敗だったサブノタマヒメに初めて土を付け、休養を挟んでさらにパワーアップした今年の2戦は、準重賞、重賞とは思えないほど1頭だけ次元の違う走りで圧倒しました。
これまでの既成勢力とは、すでに勝負付けがついている印象です。
問題は新興勢力。
ビルボードクィーンは相当強そうですが、レースぶりもかなり上手になっているので、ここは負けないでほしいです。
対抗はビルボードクィーン。
JRA1勝馬で、しかも好位から早め先頭という王道の競馬で勝った経験有り。
勝ち上がった1勝クラスでもジワジワ伸びて4着ですから、相当な力があると感じます。
前走は金沢移籍初戦でしたが、マナバレンシアを軽く突き放しました。
マナバレンシアといえば、サブノタマヒメと僅差のレースを演じている、この世代の金沢を代表する一頭ですからね。
距離も中京で1800mを勝っているので、小回りの2000mならば問題なさそうです。
アイバンホー相手に、どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
3番手評価はサブノタマヒメ。
唯一崩れたのは名古屋の東海クイーンカップのみで、金沢では11戦9勝2着2回とパーフェクト。
距離が延びることは課題になりそうですが、早くから期待されていた馬が順調にダービーまで駒を進めて来ましたから、先行して好勝負を期待します。
もう一頭の新興勢力、ヤクモにも注目。
今年に入って金沢へ移籍し3連勝と勢いに乗っています。
長くいい脚が使えるので、距離延長も合いそうです。
あての木賞の勝ち馬フューリアスまで。
◎6、アイバンホー
○7、ビルボードクィーン
▲8、サブノタマヒメ
△12、ヤクモ
△2、フューリアス
*23日(日)佐賀 第10R『佐賀ヴィーナスカップ』 1400m 18:10発走*
本命は大井からの遠征馬カラースキームにしました。
まだデビューから7戦とキャリアは浅いですが、その中で4勝を挙げています。
最初に注目したのは桃花賞の時で、エンジェルパイロやアクアリーブルを破っての、ぶっちぎりの逃げ切り勝ち。
大きなフットワークの馬ですが、スピードに乗るのが速く、またスピードの持続力もある馬だなと感心しました。
その後は浦和の桜花賞をパスして挑んだ東京プリンセス賞でしたが、2番人気に支持されたものの、直線失速して最下位に。
逃げて自分の形は作ったので、休み明けで初の1800mというのが響いたという印象でした。
半年の休養を挟んで出走して来たクイーンズオーディションでは、プラス21キロと一気にパワーアップ。
成長分なのか、太目残りなのか?という感じでしたが、レースは逃げて最後まで粘り込み、着差以上に強いというインパクトを受けました。
前走の東京シンデレラマイルでは再び失速して大負けしてしまったので、安定感という意味ではちょっと疑問符が付くわけですが、まだまだ伸びしろのある大物感を感じる馬。
クイーンズオーディションの走りを見ると休み明けは苦にしないタイプだし、距離1400mなのも合いそうです。
あとは小回りの佐賀に対応出来るかですが、スピードのある馬なのでこなしてくれると思います。
テーオーブルベリーはラブミーチャン記念とのじぎく賞を勝っており、グランダム経験が豊富な馬。
前走のネモフィラ賞は3着でしたが、1800m戦で逃げて最後の最後まで粘っていて、負けて強しだと感じました。
距離が1400mに短縮になるのは大歓迎。
逃げて良し、好位でも良しの馬で、鞍上は山口勲騎手ですから、人気の中心になるのも頷けますね。
3番手評価にしたのは地元佐賀のアンバラージュ。
1400mは去年のこのレース以来1年ぶりですが、あの頃から比べて相当パワーアップしました。
この1年、かなり強いメンバーと戦って揉まれて来ましたから、去年の4着以上の結果を期待しています。
末脚がしっかりしているアブソルートクイン、名古屋からの遠征馬シーアフェアリーまで。
◎10、カラースキーム
○6、テーオーブルベリー
▲11、アンバラージュ
△12、アブソルートクイン
△7、シーアフェアリー
*16日(日)水沢 第11R『留守杯日高賞』 1600m 18:00発走*
この世代の岩手ナンバー1牝馬ゴールデンヒーラーが牡馬との混合路線に進むということで、ここは不在。
他地区からの遠征馬が有利と見ています。
本命にしたのはスマイルミュ。
前走の浦和の桜花賞では逃げるケラススヴィアを追いかける強気な競馬をして、最後は甘くなって4着になったものの、とても内容の濃い一戦だったと思います。
約2か月の休養を挟んで、ここ2戦プラス体重と体がパワーアップしているのも好印象。
遠征経験もあるし、先行力が問われる水沢コースは合いそうです。
鞍上は岩手の山本聡哉騎手ということで心強いですし、ここは初重賞制覇のチャンスです。
対抗は大井のグロリオーソ。
ユングフラウ賞は3着、桜花賞は2着と重賞でも上位争いをしている馬。
ケラススヴィアに対して僅差のレースですから、能力の高さは証明済みでしょう。
今回は初の水沢ですが、小回りの浦和コースでも立ち回りの上手さを見せていたので、特にコースは問わないと感じます。
前走の東京プリンセス賞では2番手から直線いっぱいになってしまったので、距離はマイルくらいまでが良さそうですね。
3番手評価にしたのはセカイノホシ。
初の遠征だったローレル賞では2着に入りましたが、その後3戦がちょっといまいちで、能力判断が難しいところです。
スピードのある馬なので、先行有利の水沢はもってこいの舞台。
逃げてどこまで粘れるでしょうか。
地元岩手勢では、前走移籍初戦のあやめ賞で2着だったベニスビーチが筆頭格。
ロングスパートでよく追い込みましたし、3着だったファイントリックも含めて距離がマイルに延びるのはプラス材料でしょう。
◎5、スマイルミュ
○10、グロリオーソ
▲2、セカイノホシ
△8、ベニスビーチ
△12、ファイントリック