*29日(日)高知 第7R『黒潮菊花賞』 1900m 18:05発走*
高知の3歳三冠競走最終戦。
黒潮皐月賞、高知優駿と二冠を達成しているハルノインパクトに三冠制覇の期待が懸かります。
今年春の土佐春花賞から高知優駿まで5連勝と、使いながらどんどん強くなっている印象。
特に高知優駿には他地区から強力な馬たちが遠征して来ましたが、4コーナー先頭からの圧勝劇で、レベルの高さを見せつけました。
最大の敵はブラックマンバでしょう。
以前は金の鞍賞で差し切られ、前走の魚梁瀬杉特別でも差し切られて連勝が途切れました。
ただ前走は久しぶりの1300m戦だった上にスタートダッシュがいまいちで、位置を取るまでに脚を使ったことが最後の脚に影響したように感じます。
流れが落ち着く1900m戦になれば追走も楽だし、早め先頭からの押し切りで三冠を達成してくれるのではないかと期待します。
対抗はもちろんブラックマンバ。
決め手のある馬で、現在は2連勝中と勢いもあります。
タイトルは金の鞍賞のみですが、安定した末脚で上位争いに絡んで来る馬で、最近崩れたのは高知優駿のみ。
ただこの時は不良馬場で、逃げたベアナチュラルが2着に残る前残りの展開でしたから、決め手が持ち味のこの馬にとっては厳しい戦いでした。
距離1900mが少し長いのかなとも感じますが、新たな強敵は見当たらないので、ここまでの高知3歳世代の戦い同様、上位争いしてくれるのでは。
3番手評価にしたのはベアナチュラル。
高知優駿は11番人気2着でしたが、前走も差のない3着で、高知優駿がフロックではないことを証明しました。
逃げたらしぶとい馬なので、他の馬たちとの先行争いがカギになりそうです。
古馬に混じって着実に力を付けて来たトーセンジェイク、差し馬向きの流れになればダイヤマリーまで。
◎4、ハルノインパクト
○12、ブラックマンバ
▲10、ベアナチュラル
△8、トーセンジェイク
△7、ダイヤマリー