
*26日(日)水沢 第12R『ビューチフルドリーマーカップ』 1900m 17:45発走*
ここは遠征馬2頭がかなり強い!
その中でも本命にしたのは北海道のジュエルクイーン。
このレースは2着1着1着と3年連続結果を出しています。
前走のノースクイーンCでは、好位から逃げるアップトゥユーを追いかけて、直線で捉えるとそのまま突き放しました。
先行して自分から動いての差し切り勝ちで、6歳にしてまた進化したのでは?と思うほど強かったです。
今年は間にブリーダーズゴールドCを挟まず、ゆったりとしたローテーションでここに挑んで来ました。
レースが上手な馬だし、水沢コースとの相性もばっちり。
グランダム・ジャパン古馬シーズン優勝へ向けて、絶対に落とせない一戦。
3連覇へ向けて、積極的なレースを期待しています。
強敵なのが大井のステップオブダンス。
これまで、ユングフラウ賞、ロジータ記念と南関東で2つの重賞を制覇。
東京シンデレラマイルとエンプレス杯は思いのほか崩れてしまいましたが、
前走の兵庫サマークイーン賞は好位追走から2着を確保しました。
勝ったディアマルコは園田コースを得意としている馬だし、 約5か月の休み明け、初めての長距離輸送という条件の中、よく頑張ってくれたと思います。
今回は2度目の長距離輸送になりますが、一度使った効果も期待できるし、このメンバーに入ったら大きく崩れることはないと考えます。
地元岩手勢はちょっと寂しいメンバー構成。
その中で3番手評価にしたのはアリッサムです。
昨年秋、岩手移籍初戦のヴィーナススプリントでいきなり重賞制覇。
今年に入ってからは着外が続いていましたが、ここ3戦はすべて馬券に絡んでいます。
特に印象的だったのが前々走のフェアリーC。
持ったままハナに立つと、終始いい手ごたえで進み、直線もそのまま押し切る強い内容で勝利。
もともとは短い距離を中心に使われて来ましたが、ここに来て距離延長を克服し、もう一段階上の力を手に入れました。
遠征馬2頭は強いけれど、どこまで食らいついて行けるか楽しみです。
牡馬相手のシアンモア記念を勝っている実績馬ユッコ、このレース3着2着と好結果を残しているスパンコールまで。
◎4、ジュエルクイーン
〇5、ステップオブダンス
▲7、アリッサム
△8、ユッコ
△3、スパンコール
*19日(日)高知 第7R『建依別賞』 1400m 18:10発走*
ここは強豪2頭の激突です!
まず本命にしたのはサクラレグナム。
JRAのオープンで活躍し、その後南関東へ移籍。
タイトルこそないものの、重賞で大崩れなく走って来ました。
高知移籍後は地元戦を圧勝すると、さきたま杯では6着、そして前走の習志野きらっとでは直線よく伸びて3着に食い込みました。
正直、前走は軽く見てしまい、無印だったので痛い目に会いましたが...
全国交流戦でも実力を見せつけたわけで、地元戦になったら負けられない存在です。
しかし対抗にしたキープインタッチもかなりの実績の持ち主。
こちらもJRAオープンで活躍し、南関東へ。
今春高知へ移籍して、現在4連勝中です。
高知では今回が初の重賞挑戦になりますが、まったく格負けしていないし、いきなりでも勝負できる器でしょう。
2頭の強豪の戦い、どんなレースが見られるか楽しみです♪
3番手評価にしたのはカイロス。
最近は一時期の勢いはないけれど、スピードのある馬で、重賞でも常に上位争いに絡んできます。
1枠1番でいいところに入ったし、自分の競馬ができれば大崩れはないのでは。
ワイルドコットンも重賞での安定勢力。
去年のこのレースは3着にきているし、展開一つで上位争いに食い込んでくると思っています。
◎10、サクラレグナム
〇7、キープインタッチ
▲1、カイロス
△2、ワイルドコットン
*16日(木)門別 第11R『ブリーダーズゴールドカップ』 2000m 20:00発走*
ここに入ったら負けて欲しくないクイーンマンボ。
昨年はマイティティーに届かずの2着でしたが、マイティティーが好走した、という印象で、この馬自身は悲観する内容ではありませんでした。
牝馬ダートグレード戦線ではもちろんトップの存在ですが、牡馬に入ってもヒケを取らないのがまたすごいところ。
前走の平安Sでは、中団から運んで大接戦の2着争いを制しました。
勝ったサンライズソアには及ばなかったものの、改めてその実力を示してくれましたね。
長期休養明けを2戦して2着2着とまだ勝ち星はありませんが、大きく崩れることも考えられません。
牝馬で57キロはなかなかに厳しい条件ですが、それでもこの馬ならば勝ち切ってくれるのではないかと思っています。
対抗にしたのはプリンシアコメータ。
前走の平安Sはさすがに相手が強かったですが、牝馬のダートグレード戦線では常に上位争いに絡んで来る馬です。
唯一崩れたTCK女王盃は、大雪の影響で特殊な馬場になったこと、スタートダッシュがいまいちで流れに乗れなかったことが大きかったと思います。
先行してレースを作れる馬で、積極的なレース運びで昨年のマイティティーの再現もあるかもしれません。
3番手評価にしたのがフォンターナリーリ。
前走は準オープンで、早めのマクリで勝利しました。
牝馬ダートグレードでは、準オープンを勝っている、先行or早めに動ける脚質、という2つが、いきなり好走する条件だと思っていて、この馬はどちらもクリア。
上位にあげた2頭は相当強いですが、セオリー的にいえば十分足りるのではないかと思います。
しかも!鞍上はモレイラ騎手!!
門別でモレイラ騎手がどんな競馬をするんでしょうか。わくわくわくわく。
初めての重賞、初めての2000mと課題はありますが、実績馬たちにどこまで食らいついて行けるか楽しみです。
前走久しぶりのダートで適正を見せたラビットラン、関東オークスを勝ったハービンマオ、TCK女王盃2着だったブランシェクールまで。
◎5、クイーンマンボ
〇6、プリンシアコメータ
▲2、フォンターナリーリ
△11、ラビットラン
△12、ハービンマオ
△9、ブランシェクール
*15日(水)盛岡 第10R『クラスターカップ』 1200m 16:30発走*
今年こそ今年こそラブバレット!!!
ぜひともここでダートグレード制覇をして欲しいのです。
このレースはベストといえる舞台で、2015年2016年は3着、そして昨年は惜しくも2着でした。
特に昨年は、逃げるサイタスリーレッドを捉えに動いて、先頭に立ったところをブルドッグボスに差されるという、負けて強しの内容。
これまでは岩鷲賞からクラスターにステップを踏んで来ましたが、今年は北海道スプリントCから栗駒賞を経てここへ挑んで来ました。
その北海道スプリントCでも、テーオーヘリオスのクビ差2着。
見せ場十分、見ごたえ十分の内容で、7歳にしてなお進化している印象です。
今年こそは、地元で大輪の花を咲かせて欲しいです!!!
強敵なのがネロ。
前走のさきたま杯は失速してしまったけれど、久しぶりのダート戦だったJBCスプリントの内容が秀逸。
2番手からよく粘ってタイム差なしの4着。
ダートでも一線級の力があることを示しました。
盛岡は初になりますが、特に問題はないでしょう。
9番人気で京阪杯を勝った時の鞍上吉原寛人騎手を迎え、かなり手ごわい存在だと感じます。
4歳初戦となるディオスコリダーも強敵。
前走のカペラSでは、古馬相手に外々を回って強い競馬でした。
能力が高いことは証明済みなので、あとは怪我からの長期休養明けでどこまで走れるかでしょう。
スパーキングレディCで2着だったオウケンビリーヴ、長期休養明けを一度使ったブライトラインまで。
◎5、ラブバレット
〇9、ネロ
▲10、ディオスコリダー
△4、オウケンビリーヴ
△12、ブライトライン
*14日(火)金沢 第11R『読売レディス杯』 1500m 17:20発走*
グランダム・ジャパン古馬シーズンの5戦目です。
佐賀ヴィーナスカップ、兵庫サマークイーン賞と2勝を挙げ、現在ポイントトップを走るディアマルコが登場。
ここも強敵は見当たらず、勝ってさらにポイントを加算するのではないかと見ています。
ディアマルコはもともと強い馬でしたが、3連覇が懸かった今年の兵庫サマークイーン賞はこれまで以上に強い勝ち方でした。
トップスタートからハナを切る構えでしたが、外からトーコーヴィーナスに交わされて2番手に。
3コーナー手前から動いて先頭に立つと、南関東の実績馬ステップオブダンスを引き離して勝利。
まさに完勝と言える内容で3連覇を果たしました。
メンバー的に見ても断然の実績で、唯一不安材料をあげるとすれば金沢が初めてなこと。
しかし、これだけ遠征経験が豊富な馬ですから、大きなマイナスだとは思っていません。
ここはどんな勝ち方をしてくれるか楽しみです。
対抗以下の評価が悩ましいところですが、
金沢で吉原寛人騎手ということでスターレーンにしました。
佐賀ヴィーナスカップでは逃げ粘っての3着。
ディアマルコには完敗だったものの、やはり牝馬重賞では力上位であることを改めて証明しました。
この馬も金沢は初ですが、経験豊富なので問題ないでしょう。
久しぶりの重賞挑戦となるラモントルドールは着実に力を付けてきた印象です。
今の勢いならば、上位争いも可能ではないでしょうか。
移籍初戦を圧勝したプリモガナドール、3歳馬アクアレジーナまで。
◎3、ディアマルコ
〇6、スターレーン
▲7、ラモントルドール
△9、プリモガナドール
△8、アクアレジーナ