
*24日(日)帯広 第9R『ばんえい記念』 17:15発走*
年に一度、1トンのソリを曳く大一番、ばんえい記念。
今年は8頭の精鋭たちが集いました。
本命にしたのはオレノココロです!
2017年、ばんえい記念初挑戦にして、圧倒的な強さで初制覇。
キタノタイショウ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリーといった、長らくばんえい競馬をけん引してきた馬たちを下し、世代交代を印象付けましたが、、
その後の活躍も、本当に素晴らしい!
1トンを曳くと体に相当なダメージが残るため、ばんえい記念の活躍馬はその後苦労する、というお話を聞いたことがありますが、
オレノココロは次のシーズンも重賞3勝し、さらに2018年のばんえい記念も連覇を果たしました。
この時は、コウシュハウンカイが先に障害を下り、かなりリードしていたのですが、
オレノココロとフジダイビクトリーが追いかけ、ゴール前は大接戦の様相に。
しかし、やはり障害を下りてからのオレノココロの強さは圧巻で、着差以上に強かった印象です。
今シーズンも重賞3勝と引き続き活躍中。
高重量を曳く帯広記念を勝っているし、ばんえい記念3連覇の偉業を達成して欲しいです。
対抗は昨年2着だったフジダイビクトリー。現在11歳で、これが引退レースとなります。
ばんえい記念は4度挑戦し、2016年に勝利。その他も2着1回4着2回と堅実に走っています。
今シーズンは重賞を勝ち切れていませんが、帯広記念で3着に入り、近走も好調が続いています。
昨年のばんえい記念ではオレノココロと同じようなタイミングで障害を下り、ゴールまでよく食い下がりました。
改めて力のあるところを見せてくれたし、これが引退レースということで、陣営のこのレースに懸ける想いも大きいのではないでしょうか。
コウシュハウンカイは昨年のばんえい記念3着。
最初に障害を上がり切って大きなリードをつけましたが、最後は2頭に差されてしまいました。
しかし、先行できることは大きな武器。
今年もぜひ最初に障害を越えて、ワクワクするような展開に持ち込んで欲しいです。
センゴクエースはいよいよばんえい記念に初登場。
1トンを曳くのは未知数ですが、帯広記念で910キロを曳いて2着に健闘していますから、こなしてくれるのではないかと期待しています。
◎2、オレノココロ
○4、フジダイビクトリー
▲1、コウシュハウンカイ
△5、センゴクエース
*21日(木)高知 第5R『黒船賞』 1400m 17:00発走*
本命はサクセスエナジーにしました。
フェブラリーSは8着に負けてしまいましたが、スタートは良かったもののインティに競りかけられ、自分の形に持ち込めず厳しい展開になりました。
その前のすばるSは強いレースだったし、地方コースは4戦2勝2着1回。
昨年のかきつばた記念ではキングズガードを退け、さきたま杯ではキタサンミカヅキにハナ差競り勝った実力馬。
唯一崩れた東京盃は1200mで、マテラスカイやネロといった強力な先行馬がいたことも大きかったのではないでしょうか。
今回唯一の58キロというのは気になりますが、背負った経験もあるし、なんとかこなしてくれるのでは。
内目のいい枠に入ったし、ハナじゃないとしてもスムーズに流れに乗れれば力が出せると思います。
対抗は迷ったのですが、、同じ先行馬のサイタスリーレッドにしました。
2017年のオーバルスプリントを勝ったあと、しばらく結果が出ない時期が続きましたが、
夏にオープンを勝ち、年末のカペラSでは逃げ粘ってコパノキッキングに3/4馬身差の2着に。
改めて力のあるところを見せてくれましたね。
地方コースは3戦してすべて馬券圏内に頑張っているし、この馬の先行力は高知にも合いそうです。
外目の枠に入って、サクセスエナジーとの先行争いの行方が気になりはしますが、
この馬も力のある馬なので、上位争いに絡んでくれるのでは。
この2頭があまりに意識し合うような展開になれば、キングズガードの末脚が活きて来そう。
黒船賞は2年連続2着、他の地方コースもすべて馬券圏内に頑張っていて、
追い込み脚質の割に小回りがとても上手な馬。
ここのところは上位に絡んではいませんが、結果を出している高知で巻き返しもあるかもしれません。
上がり馬ヤマニンアンプリメは54キロの軽ハンデで出走。
トップハンデのサクセスエナジーとは4キロの差があるのは大きいです。
地元期待のサクラレグナムは前走でエイシンバランサーを下しての勝利。
地の利を活かしてどこまで戦えるでしょうか。
前走で高知を経験したエイシンバランサーまで。
◎3、サクセスエナジー
○11、サイタスリーレッド
▲5、キングズガード
△1、ヤマニンアンプリメ
△7、サクラレグナム
△10、エイシンバランサー
*17日(日)高知 第7R『土佐春花賞』 1300m 18:10発走*
ハイレベルなメンバーが集まった土佐春花賞。
その中でも本命にしたのは、黒潮ジュニアCSと金の鞍賞を勝っているアルネゴーです。
デビューから12戦8勝。
着外は新馬、2戦目のデビュー当初のみという安定感。
前走は4着に敗れていますが、相手はC1の古馬相手ですからね。
他の馬たちも古馬相手に戦っていますが、C2やC3クラス。
C1で揉まれたことも大きいと思います。
3歳馬同士では、昨年の11月から5連勝。
意外にも着差がそれほどないのですが、そこは逆に勝負強さの証かと。
後方から3,4コーナーで一気に先団を交わすマクリができる馬で、砂を被っても大丈夫。
今回も豪快なマクリを期待しています。
強敵なのがナンヨーオボロヅキ。
JRA未勝利から転厩してきて、3歳2組、1組と2連勝しています。
特に前走1組のレースは圧巻でした。
押してハナに行くと、あとは独り舞台。
3コーナーから楽に加速して、そのまま余裕の手ごたえで8馬身の差をつけて勝利しました。
今回相手強化になりますが、あそこまで楽に1組を勝ったというのは相当な脅威です。
シェナパドメは黒潮ジュニアCSこそ大敗しましたが、現在は6戦連続馬券圏内に来ていて安定感があります。
アルネゴーとは久しぶりの対戦になりますが、以前よりレースぶりがしっかりして来たので、好勝負できるのではないでしょうか。
前々走でアルネゴーに半馬身差まで詰め寄ったコスモアニモーソ、
自分の形になれば渋太いプリズムアークまで。
◎11、アルネゴー
○9、ナンヨーオボロヅキ
▲7、シェナパドメ
△6、コスモアニモーソ
△1、プリズムアーク
*14日(木)名古屋 第11R『名古屋大賞典』 1900m 16:20発走*
ここはグリムVSヒラボクラターシュの4歳対決に注目しています。
グリムは前走の名古屋GPで、スローペースの逃げに持ち込んだものの、早めにミツバに並ばれて苦しい展開に。
よく踏ん張っていましたが、直線半ばで失速し3着という結果でした。
しかし、勝ったチュウワウィザードは昨日のダイオライト記念も完勝。
ミツバもその後川崎記念を勝っているように、力のある2頭です。
この3着は悲観する必要はないでしょう。
むしろ並ばれてからも渋太く粘っていたことは評価できるし、1900mの距離短縮もプラスに働くのではないでしょうか。
下のクラスから上がって来た馬たちで、先行力のある馬が何頭もいますが、大外からでもすんなりとハナに行けると思っています。
ヒラボクラターシュは前走の佐賀記念がとにかく強かった!
これが初重賞挑戦&初の地方コースという条件の中、3,4コーナーの勝負所で持ったまま上がっていったし、
リーゼントロックはよく食い下がりましたが、終始手ごたえ優勢でした。
他の馬たちがグリムを意識したレースを展開すれば、この馬の方がレースはしやすいのではないかと思います。
レパードSではグリムに完敗していますが、今の成長度を見ると逆転もあるかもしれません。
3番手以下が混戦模様。。
その中で前走で準オープンを勝ったアナザートゥルースに期待します。
これまでなかなか準オープンを勝ち切れなかったものの、常に上位争いをして来ました。
6着に敗れた時も僅差だし、安定して走れています。
そういう力はあるけれどあと一歩で準オープンを勝ち切れなかった馬が、前走でいい形で勝てたことは、一つのいいきっかけになるのでは。
先行するスピードがあるので小回り対応も問題なさそうだし、流れに乗って行ければいい勝負ができるのではないでしょうか。
先行力のあるテルペリオン、兵庫の年度代表馬マイタイザン、アナザートゥルースを負かしているキクノルアまで。
◎12、グリム
○2、ヒラボクラターシュ
▲9、アナザートゥルース
△4、テルペリオン
△8、マイタイザン
△7、キクノルア
*10日佐賀 第12R『はがくれ大賞典』 2000m 18:10発走*
グレイトパール、スーパージェットが回避して7頭立てと少頭数になってしまいました。
兵庫からの遠征馬エイシンニシパの連覇が濃厚と考えます。
昨年は中団追走から、2週目の向正面でエンジンが掛かると一気にペースアップ。
先に抜け出していたキングプライドを並ぶ間もなく交わして突き抜けました。
今年は昨年よりもメンバー的に恵まれている印象。
1月の新春賞も好位から早め先頭で勝っているし、昨年に引き続きいいレースをしてくれるのではないでしょうか。
対抗以下がちょっと難しいのですが、同じく兵庫からの遠征馬トウシンイーグルに期待しています。
今年11歳の古豪で、地方移籍後は勝ち星を挙げられていないのですが、2015年のダイオライト記念で2着に来ているように、高い能力の持ち主。
昨年の北國王冠も3着に頑張っているし、まだまだスタミナは健在です。
今回は初の佐賀コースですが、遠征経験豊富でまったく問題ないでしょう。
このメンバーならば重賞でも十分勝負できると思います。
地元佐賀勢は手薄な印象が否めないのですが、中心はスーパーノヴァ。
昨年の九州大賞典を制している馬で、前走もロングスパートでスーパージェットの僅差2着に踏ん張りました。
地元の利を活かしてぜひ頑張って欲しいです。
山口勲騎手騎乗のコスモポッポまで。
◎5、エイシンニシパ
○3、トウシンイーグル
▲7、スーパーノヴァ
△6、コスモポッポ