*25日(日)高知 第7R『だるま夕日賞』 1600m 18:10発走*
今や高知を代表する看板馬に育ったフリビオンが中心でしょう。
大みそかの高知県知事賞も4馬身差の完勝で、現状地元に敵はいません。
前走の佐賀記念は初のダートグレード挑戦でどこまで戦えるか期待していましたが、結果は6着。
初めて馬券圏外に負けてしまいました。
JRA勢のペースは速く、道中の追走が忙しかったし、脚が溜まらずいつものロングスパートが決まりませんでした。
今後さらに高いレベルで戦って欲しいので、
エンジンの掛かりがゆっくりなこの馬にとっては、前半いかについていけるかがポイントになってくるでしょう。
今回は1600mのマイル戦。
長い距離でロングスパートが持ち味の馬ですから、この距離短縮は忙しいと思います。
それでも、今後のことを考えると、この辺りでは負けて欲しくない馬です。
対抗はイッツガナハプンにしました。
一昨年高知に移籍してから、長い間安定した走りを見せている馬です。
前々走の高知県知事賞は12着と初めて大きく崩れてしまいました。
レースを振り返ると、前半は後方2番手を追走、途中内からジワジワ上がって来ているのですが、
2周目の向正面でついて行けなくなり、大差のしんがり負け。
体的な問題なのか、精神的な問題なのか、ちょっとわかりませんが、あまりにも負け過ぎで心配になりました。
しかし前走、A2特別では、今度は早め先頭から大差勝ち。
体の方はまったく問題なさそうですね。
高知県知事賞の惨敗は推測することしかできませんが、久しぶりの長距離戦でがっつり砂を被り、集中力が途切れてしまったのかな。。
このレースは去年勝っている相性のいいレースだし、いつもの状態にあればいい勝負ができると思っています。
3番手評価はセトノプロミス。
前走の黒潮スプリンターズカップでは、先行勢を見る形で進み、3コーナー馬なりで2番手まで進出すると
1番人気だったサクラインザスカイを競り落として勝利。
重賞2勝目を挙げました。
重賞でも常に上位争いに食い込んでいるし、ここも大崩れはないと思います。
高知移籍後3戦2勝のナンヨーマーク、高知県知事賞で2着に健闘したチャオまで。
◎2、フリビオン
〇3、イッツガナハプン
▲7、セトノプロミス
△8、ナンヨーマーク
△9、チャオ
*16日(金)名古屋 第11R『梅見月杯』 1900m 16:30発走*
中距離~長距離路線の大将カツゲキキトキトがいないここは激戦必至!
本命はアサクサポイントとサンデンバロンで迷ったのですが、これまでの距離実績を考慮してアサクサポイントにしました。
2016年の東海ゴールドC、昨年の梅見月杯と、1900mの重賞で2勝を挙げている実績馬。
その後勝ち星がないのですが、笠松・オグリキャップ記念、金沢・北國王冠と全国交流戦でも2着に頑張っています。
前走の東海ゴールドCは中団から長くいい脚を使って2着。
2着が多く勝ち切れない印象もありますが、高いレベルで安定して走れるのは魅力です。
この距離ならば、久しぶりの重賞制覇もあると思っています。
対抗はサンデンバロン。
2015年に名古屋に移籍してから、長期間に渡って快進撃を続けている馬で、今年1月3日の名古屋記念で重賞初制覇を果たしました。
3番手追走から、先に動いたコスモナーダムを差し切って勝利。
これまで重賞ではちょっと物足りないレースが続いていましたが、王道の走りを見せてくれました。
前走のムーンストーンオープンは自ら逃げてクビ差残り、引き続き好調をアピール。
今回カギになるのは初めての1900mでしょう。
名古屋記念を見ていると、スタートして追って行ってもすんなりと折り合いがついていたし、馬の後ろでも我慢できる気持ちの強さを持っているのでこなしてくれると考えます。
現在5連勝中。この勢いで重賞2勝目も期待します。
3番手はコスモナーダムにしました。
ここ3戦続けてサンデンバロンに負けていますが、大きく崩れないのがこの馬の持ち味。
好位に行ける先行力と、勝負所で動ける器用な脚を持っていて、どんな展開でも対応できるのが強みでしょう。
昨年のこのレースも2着に頑張っているし、今年も注目したい1頭です。
兵庫からの遠征馬で、名古屋でも名港盃を勝っているエイシンニシパ、スピードがあるポルタディソーニまで。
◎10、アサクサポイント
〇9、サンデンバロン
▲11、コスモナーダム
△2、エイシンニシパ
△3、ポルタディソーニ
*8日(木)園田 第10R『園田ウインターカップ』 1400m 15:55発走*
本命にしたのはエイシンアトロポスです!
昨年7月の佐賀ヴィーナスカップでは7馬身もの差をつけて圧勝し、重賞初制覇を果たしました。
そこから約5か月の休養を挟んで12月に復帰。
初戦のA級特別では2番手から早め先頭で余裕の勝利を飾りました。
前走の笠松・白銀争覇では1番人気に支持されながら4着に負けてしまいましたが、逃げて差のないところまで粘ったし、悲観する内容ではなかったと思っています。
先行できるスピードがあるので大崩れが少ないし、今回のメンバーならば主役でしょう。
2015年の東海ダービー馬バズーカが対抗。
前走は強豪相手の兵庫ゴールドトロフィーで7着。
ここは仕方ないと思います。
前々走の兵庫ゴールドカップでは、ナチュラリーをクビ差抑えて久しぶりの重賞勝ちを見せてくれました。
最近の走りを見ていると、今は1400以下の短い距離が合っているように思います。
重賞6勝の実績はここでは断然。
いつものロングスパートを期待しています。
3番手評価はナチュラリーにしました。
初勝利が兵庫若駒賞という「もってる」馬。
その後重賞勝ちはないですが、高いレベルで戦って常に頑張ってくれています。
前走のA級特別では、2番手から早め先頭できっちり勝利。
斤量が軽かったことも大きかったと思いますが、これで8戦連続馬券圏内という驚異の安定感を見せています。
内枠に入って先手が取りやすいし、エイシンアトロポスとの兼ね合いはあるものの、ここも自分の競馬ができるのではないでしょうか。
園田では崩れていないチーフアセスメント、勢いのあるドリームポリーニまで。
◎9、エイシンアトロポス
〇3、バズーカ
▲2、ナチュラリー
△1、チーフアセスメント
△4、ドリームポリーニ
*6日(火)佐賀 第10R『佐賀記念』 2000m 16:40発走*
ここは面白いメンバーが揃いましたが、同時に比較が難しい...
ルールソヴァールとトップディーヴォで本命を迷ったのですが、長くいい脚を使えるルールソヴァールを本命にしました。
これまでは準オープンでいまいちの成績でしたが、昨年の夏以降急激に力をつけた印象です。
初の重賞挑戦だったみやこステークスでは、早めに上がっていって2着を確保。
テイエムジンソクには離されたものの、キングズガードやタムロミラクルに差をつけました。
続く師走ステークスは後方から後手後手の競馬になってしまいましたが、
前走のベテルギウスステークスでは、中団から早め進出でJRA6勝目を挙げました。
前半揉まれずにスムーズな競馬ができるかがカギで、今回内枠をどう捌くかですが、
力は十分通用すると思っています。
前走の名古屋グランプリで、カツゲキキトキトの夢を打ち砕いたトップディーヴォ。
道中はバツグンの手ごたえだったし、初の地方超小回りに戸惑うことなく上手に走れていました。
最後はメイショウスミトモの決め手に屈しましたが、距離も長かったし、初めての条件が重なった中でよく頑張っていたと思います。
先行できるスピードがあるのも強みで、佐賀のコースはいかにも合いそう。
浦和記念で圧倒的な力を見せたマイネルバサラが3番手。
力はある馬ですが、今回はトップハンデの58キロと、前走でルールソヴァールに負けているところを重くみました。
ただし、馬場が不良になったらこの馬の走りがさらに活きるので、もっと上の印にしたいと思っています。
小回りの浦和、右回りの京都で結果を出しているので、初の佐賀は特に問題ないでしょう。
あとはパサパサの馬場にならないことを祈ります。
高知のフリビオンが、いよいよダートグレードに初参戦!
佐賀は近いし、西日本ダービーを勝った舞台。
水沢遠征で久しぶりに負けてしまいましたが、ここは超長距離輸送&吹雪という悪条件の中、
それでも最後はグイグイと伸びる勝負根性を見せてくれました。
前半あまりハミを取らなくなっているので、どこからエンジンが掛かるかがカギでしょう。
JRA勢の速いペースについていければ、この馬のロングスパートは怖い存在です。
今回ミルコ・デムーロ騎手を配して来たクリノスターオー。
一時期の安定感がないのですが、鞍上も怖いし先行できる脚質も魅力。
軽視は禁物だと考えます。
◎1、ルールソヴァール
〇5、トップディーヴォ
▲10、マイネルバサラ
△2、フリビオン
△9、クリノスターオー
*4日(日)高知 第7R『黒潮スプリンターズカップ』 1300m 18:10発走*
ここは兵庫からの遠征馬エイシンヴァラーを本命にします。
JRA6勝の実績を引っさげて地方へ移籍。
南関東では2戦ともに苦戦しましたが、兵庫に移籍後は初戦の地元戦を快勝すると、笠松グランプリでは渋太く追い込んで2着、
続く兵庫ゴールドトロフィーではドリームバレンチノに先着して5着に入りました。
この時は53キロの軽斤量だったので単純比較は出来ませんが、7歳になった今でも十分走れる馬。
カギは高知の深い馬場に対応できるかですが、園田も内がかなり深いので、いきなり好勝負してくれると思います。
高知勢の比較がなかなか難しいのですが、対抗はナンヨーマークにしました。
この馬もJRAで4を挙げた実績馬。
前走は移籍初戦で、2番手から早め先頭で後続を6馬身突き放しました。
今回は一気の相手強化になりますが、これまでの実績を考えれば特に問題はないし、移籍2戦目で高知への慣れも見込めます。
前に行けるスピードがあるところも心強いし、戦国時代に突入している高知の短距離重賞戦線で、どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
今は高知を代表する1頭となった、福山の怪物カイロスも気になる存在。
前走はティアップリバティに離されてしまいましたが、8歳になってもスピードは健在です。
5戦連続連対中で安定感もあるし、自分で競馬を作れる先行力も魅力です。
セトノプロミスは昨春に高知移籍した後、安定した強さを見せてくれています。
特に3走前の師走特別では、重賞馬カッサイに8馬身もの差をつけて勝利しました。
力があるのは証明済みだし、ここも大きく崩れることはないのではないかと思っています。
前走移籍初戦のC1で大差勝ちしたサクラインザスカイまで。
◎1、エイシンヴァラー
〇2、ナンヨーマーク
▲9、カイロス
△7、セトノプロミス
△10、サクラインザスカイ