*29日(木)名古屋 第11R『名古屋大賞典』 1900m 16:25発走*
今回は中央地方からかなり面白いメンバーが集まりましたね!
その中で本命にしたのはメイショウスミトモです。
初の地方挑戦だった名古屋グランプリでは、並ぶ間もなくトップディーヴォを交わして本当に強い競馬を見せてくれました。
小回りにも上手に対応していて、名古屋のキツイコーナーでも手こずることなく加速していたのはさすがです。
川崎記念、フェブラリーSと負けていますが、かなり強いメンバーと戦ってのもの。
ここに入れば十分上位争いは可能だし、ペース的にも落ち着いて、自分の競馬ができると思います。
対抗は愛知の雄カツゲキキトキト。
年末の名古屋グランプリでは、いよいよダートグレード制覇か?!とドキドキワクワクしましたが、
トップディーヴォに徹底マークされ、直線ではメイショウスミトモに交わされて3着...。
負けたことはとても残念でしたが、1番人気でマークされる立場になりながら、果敢に先行して立派な競馬だったと思います。
今回は他にも実績馬が多く、キツイマークはないのではないかと考えています。
先行して安定感のあるレースが続いているし、ここでも好勝負してくれるのではないでしょうか。
なかなか勝ち切れないレースが続くサンライズソアは、逆に言えば常に上位に絡んで来る安定株。
初の地方コースになりますが、先行して渋太く粘れる脚を持っている馬で、特に心配はしていません。
あとは小回りのコーナーを窮屈にならずに走れるかがカギではないでしょうか。
精神面で難しいところのあるミツバですが、JBCクラシックで3着に頑張っているように、実力は折り紙付き。
いかに気持ちよく進めるか、ここがポイントになって来るでしょう。
◎1、メイショウスミトモ
〇7、カツゲキキトキト
▲5、サンライズソア
△6、ミツバ
*25日(日)帯広 第9R『ばんえい記念』 17:15発走*
いよいよ今年もばんえい記念の季節がやって来ました!
1トンの荷物を曳いて一歩ずつ懸命に進む姿は、毎年毎年本当に感動的。
今年はどんなドラマが生まれるか、今からワクワクします♪
ばんえい記念は1トンを曳くということで、いつものレースとはまったく違います。
なので、近走の成績よりも、過去の高重量戦の成績を重視したいです。
まずは昨年の覇者オレノココロ。
ばんえい記念は初挑戦で、第2障害は最初に上り始めましたが、何度も膝をついてなかなか上がり切ることが出来ません。
その間に、ニュータカラコマ、フジダイビクトリーが第2障害を越えていきました。
5番手で第2障害を越えたオレノココロでしたが、そこからがばんえい記念の面白いところ。
直線で止まってしまった馬たちを抜き去り一気に先頭へ。
直線では結局2度しか息を入れることなく、圧倒的な強さを見せてくれました。
今シーズンは、旭川記念、岩見沢記念、チャンピオンカップを制覇。
910キロを曳いた帯広記念で4着に負けていることは気になりますが、今年も中心はこの馬だと思っています。
対抗はニュータカラコマ。
これまでばんえい記念に4度挑戦して、④②②③とあと一歩のところで勝ちに手が届きません。
しかし、1トンのばんえい記念で毎年好走しているというのもすごい話で、信頼度はバツグンです。
今シーズンは北斗賞とばんえいグランプリを制覇。
その後勝ち星がないのですが、常に上位争いに食い込む安定感は魅力です。
帯広記念を勝ったコウシュハウンカイ、実績のあるフジダイビクトリー、ここに来て成長を感じるサクラリュウまで。
◎6、オレノココロ
〇7、ニュータカラコマ
▲8、コウシュハウンカイ
△4、フジダイビクトリー
△2、サクラリュウ
主催者発表の関係者コメントです。
ぜひ参考にしてくださいね。
【1枠1番トレジャーハンター】
金田勇調教師
年齢はいっていますが、その分経験があります。登坂力がある馬です。
過去優勝馬インフィニティー号の弟ですし、精いっぱい頑張りたいと思います。
阿部武臣騎手
11歳なので全盛期に比べて体力の衰えは否めません。しかし障害の良さは逸品です。
昨年も自分が騎乗してばんえい記念を経験しているので、良さを引き出せるレースにしたいです。
【2枠2番サクラリュウ】
金山明彦調教師
元々パワーを持っていて、それを出し切れるレースができるようになってきたから、だいぶ強くなったと思います。
障害は上手ですし、降りてからも我慢強く走れるようになりました。レースに集中さえすれば、見せ場は作れるでしょう。
菊池騎手もこの馬に慣れてきたし、重賞レースという舞台を踏んで、成長していると実感しています。
菊池一樹騎手
他の馬を気にすることが多かったのですが、オープンクラスでもまれて力を発揮できるようになったと思います。
それでも他馬を気にする時があるので、馬がレースに集中できるように騎乗します。
昨年は自分も馬も初めての「ばんえい記念」でした。今年は違います。このレースに向けた練習をしてきました。一つでも上を目指して騎乗します。
【3枠3番ソウクンボーイ】
西邑春夫調教師
ハードな調教に適応できるよう、飼い葉量に気を遣いながらケアしてきました。
自きゅう舎からばんえい記念出走馬を送り出せることは名誉なこと。スタッフ皆の力を借りて、万全の状態でレースに送り出します。
村上章騎手
調子は良いですが、ばんえい記念は別格なので厳しいレースになると思います。
初出走なのでまずは無事に完走できるように騎乗して、特に第二障害では馬としっかり呼吸を合わせて越えていきたいです。
少しでも良いところを見せるために、馬の力を最大限に引き出したいです。
【4枠4番フジダイビクトリー】
中島敏博調教師
ばんえい記念は他のレースとは全く条件が異なりますから、近走の成績は気にしていません。
体調は良いので、第二障害が唯一の課題です。馬場は重くて時間がかかるレースになってほしいです。
西将太騎手
障害が上手な馬ですが、荷物が重たいとどの馬もそうですが馬がめげてしまいます。きっちり重量を積んで調教もつけています。
坂で止まっても腰はしっかりはいっているし、もちろん勝つ気持ちで障害を早く越せるよう、できることをやるだけです。
【5枠5番ホクショウユウキ】
村上慎一調教師
真面目に走る馬で、最近の調教も順調にこなしています。
過去に2回出走したことがある馬ですから、今年も頑張ってほしいですね。
松田道明騎手
真面目な馬で第二障害も登ってくれます。
今は馬の体調も良く、今年で3回目の挑戦なので、出来るだけ上積みできるよう騎乗します。頑張りますので応援宜しくお願い致します。
【6枠6番オレノココロ】
槻舘重人調教師
去年のばんえい記念初出走時は障害で予想より苦戦していましたが、降りてからの追い込みが良かったです。
今でも第二障害を越えてからの脚は健在なので、障害が勝負所だと思います。
鈴木恵介騎手
この馬の強みは、末脚です。そして甘いのは第二障害。膝をついてしまうときがありますが、ばんえい記念の1トンは、どの馬も障害で苦戦するレースです。
第二障害に仕掛ける際の脚の出方など細心の注意を払って、連覇を狙って騎乗します。
【7枠7番ニュータカラコマ】
尾ケ瀬富雄調教師
体調はいつも通り良好です。少しでも先行して後続との差を広げる展開になってほしいですね。
あと一歩で勝ちに届かないので、今年こそは勝ちたいです。
藤野俊一騎手
第二障害を一番手で越す気持ちでいます。今回5回目の挑戦となります。
このレースに向け、きゅう舎一丸となって仕上げています。この馬の良さでもある登坂力で、人馬一体で頑張ります。
【8枠8番コウシュハウンカイ】
松井浩文調教師
高重量戦の経験を積んできて、重い荷物に対応できるようになりました。
障害が上手とはいえ今回は簡単にいかないでしょうが、早めに越えて前を走ってほしいですね。馬場は軽い方が良いです。
藤本匠騎手
1トンレースの障害では、どの馬も止まっては登ってを繰り返して進んでいく。もちろん勝ちたいけれど、ばんえい記念は簡単には勝たせてもらえないレース。
調教はしっかりできているし、調子も良い。頑張ります。
*22日(木)笠松 第11R『マーチカップ』 1900m 16:10発走*
4月26日(木)に行われるオグリキャップ記念のトライアル、マーチカップ。
本命にしたのはドレッドノートです。
JRA5勝の実績馬で、南関東へ移籍後もオープン勝ちを収めるなど引き続き活躍して来ました。
前走は笠松移籍初戦の東海クラウン。
最初は後方でしたが、勝負所で1頭脚色が違っていて、4コーナーではすでに先頭。
2着クロノスバローズを6馬身千切る快勝でした。
距離が1900mに延びることがカギですが、
これまで戦ってきた相手を考えると、重賞でも十分通用するでしょう。
対抗にしたのはハタノリヴィールです。
笠松移籍初戦だった笠松グランプリこそ6着と負けてしまいましたが、その後は安定した走りで上位争いを続け、
前々走のウインター争覇で初重賞制覇!
好位追走から徐々に上がって行き、最後までしっかりと走れていました。
レース運びが上手だし、安定感も魅力です。
今回のメンバーならば、大きく崩れることはないのではないかと思います。
アサクサポイントは昨年のオグリキャップ記念で2着に頑張った馬。
梅見月杯は10着と残念な結果でしたが、前走の六甲盃は2着キクノソルとコンマ2秒差の5着。
上位には絡めませんでしたが、大接戦のゴール前は本当に見ごたえがありました。
笠松は相性がいいし、巻き返しを期待しています。
前走のウインター争覇2着だったヤマニンデリシュー、JRAからの移籍初戦を快勝したフロリダパンサーまで。
◎10、ドレッドノート
〇4、ハタノリヴィール
▲8、アサクサポイント
△7、ヤマニンデリシュー
△2、フロリダパンサー
*20日(火)高知 第5R『黒船賞』 1400m 17:00発走*
これはなかなか比較が難しいメンバーですが、
昨年の実績を信頼してブルドッグボスを本命にします。
年末のカペラステークス、年明けの根岸ステークスとJRAに遠征して、どちらもいい内容のレースを見せてくれました。
一時期のようにスタートで後手を踏むことも少なくなって来たし、スピードに乗るのも早く、自分でレースを作れる馬です。
今回は初めての高知になりますが、遠征は慣れたものなので特に心配はしていません。
当初目指していたフェブラリーステークスを断念し、黒船賞へ向かうプランへ変更しましたが、しっかり乗り込んで状態も良さそう。
地方の代表として、好位から強い内容の競馬を期待しています。
対抗はキングズガードとグレイスフルリープで迷ったのですが、やはりスピードのあるグレイスフルリープにしました。
前走の兵庫ゴールドトロフィーは、2番手から早め先頭で久しぶりの勝利。
ラブバレットやサイタスリーレッドといったダートグレード上位常連組を相手にしない、強いレースっぷりでした。
外枠に入りましたが、逃げなければいけない馬ではないので、内の様子を見ながら進めることも強みです。
昨年のこのレースで大敗していることは気になりますが、前走のようなレースができれば怖い存在です。
キングズガードは距離短縮がプラスに働きそう。
今回はベストの1400m戦。
後ろから行く馬なので小回りがどうかですが、昨年の南部杯ではしっかり走れていました。
ここまで戦ってきた相手を考えると、今回は楽な印象です。
前半どの辺りの位置につけられるかがカギですが、高知の3,4コーナーはコーナーが大きく追い込みも利く馬場なので、この馬の良さが活きる展開になれば。
芝で結果を出して来たエイシンスパルタンが、このメンバーでどこまで戦えるかにも注目です。
前走の兵庫移籍初戦、ダート初戦は、逃げて7馬身差の圧勝でした。
ダートの走り自体はまったく問題なかったので、あとは砂を被った時の反応がどうかでしょう。
力はある馬ですから、いきなり通用の可能性もあると思います。
先行して2連勝中のコパノマイケル、昨年のサマーチャンピオンを勝ったラインシュナイダーまで。
◎5、ブルドッグボス
〇10、グレイスフルリープ
▲8、キングズガード
△9、エイシンスパルタン
△3、コパノマイケル
☆6、ラインシュナイダー
*14日(水)船橋 第11R『ダイオライト記念』 2400m 20:10発走*
JRA3頭、地方他地区2頭、南関東4頭の計9頭と、ちょっと寂しい頭数での戦いになりました。
しかも、このレースを3連覇しているクリソライトの名前がないのが余計に寂しいです。。
メンバー的にこれまでのキャリアを考えれば、ケイティブレイブ、アポロケンタッキーの両GI馬が圧倒的。
今回はケイティブレイブ1頭を目標に動いて行けるアポロケンタッキーを本命にしました。
昨年9月の日本テレビ盃では、3番手から直線力強く伸びて勝利。
前にケイティブレイブ、後ろにはサウンドトゥルーがいる中での競馬は難しかったと思いますが、
改めてこの馬の強さを見せてくれましたね。
小回りでもある程度の位置に付けられるし、勝負所でのスパートの速さは特出しています。
今回は前にいるはずのケイティブレイブのみを目標にできるので、レース的には動きやすいのではないでしょうか。
対抗はケイティブレイブ。
川崎記念では久しぶりに逃げる形になり、最後までスピードが落ちずに強い勝ち方でした。
フェブラリーSは厳しい展開で11着と残念な結果でしたが、小回りの地方はよりこの馬のスピードが活きる舞台。
1枠に入ったし、川崎記念のようにすんなりと逃げられれば、ここも気持ちよく進めるのではないかと思います。
マイネルバサラも実力のある馬ですが、この2頭を負かすには天気の助けが必要かと。
昨日の船橋は稍重でしたが、おそらく今日の夜にはもっと回復するのではないでしょうか。
脚抜きのいい雨馬場ならば十分チャンスはあると思いますが、今回は良馬場と想定して3番手評価にしました。
この3頭が抜けている感じですが、簡単に決着しないのが競馬の面白いところ。
ウマノジョーは昨年このレースで3着に頑張っている実績馬。
大井記念制覇後にリズムを崩し、道中力んで走るようになってしまいましたが、前走の金盃では久しぶりにこの馬らしいいい脚を見せてくれました。
JRAの一角を崩す可能性は十分あると思います。
準オープンからの移籍初戦で休み明けとなるスノーモンキーまで。
◎2、アポロケンタッキー
〇1、ケイティブレイブ
▲7、マイネルバサラ
△3、ウマノジョー
△4、スノーモンキー