*17日(日)高知 第7R『高知優駿』 1900m 18:10発走*
他地区からの遠征馬が4頭いて比較が難しいのですが、本命にしたのは地元高知の牝馬ヴァリヤンツリ。
デビューからここまで18戦10勝2着7回3着1回とすべて馬券に絡む活躍を見せています。
黒潮皐月賞では、先団を見る形で追走し、勝負所は内々から進出。
4コーナーで外に出すと、直線ではスターアイリスとの叩き合いを半馬身差制して勝利しました。
ステッキを打つたびに尻尾を上げたりと、まだまだ気性面でものびしろがありそう。
距離が一気に延びた前走ではより強い勝ち方をしているし、初めての1900mも問題ないでしょう。
中団から長くいい脚を使う馬で、展開に左右されずらいところも信頼しています。
対抗は金沢のノブイチ。
そう!笠松のゴールドジュニアで我らがコーナスフロリダを負かした馬です。
その後スプリングカップでサムライドライブが仇を取ってくれたわけですが、北日本新聞杯も勝って重賞3勝目を挙げました。
前走の石川ダービーは1番人気でしたが、後方から早めに追い上げるも届かず3着。
展開が向かず流れに乗れなかったことは残念でしたが、長くいい脚を使って力は示しました。
高知は初めてですが、笠松、名古屋への遠征経験があるし、この馬の脚質的に高知のコースは合いそうです。
九州ダービー栄城賞を勝ったスーパージェットにも注目。
佐賀移籍後2戦続けて負けていましたが、これは古馬に混じって戦ってのもの。
3歳戦となれば力は上で、ダービーでは後方から徐々に上がって行くと、勝負所で一気に前を捉えてそのまま押し切りました。
エンジンが掛かってからの渋太さは相当で、この距離ならばいい競馬ができると思います。
上位に挙げた3頭がいずれも長くいい脚を使うタイプ。
好位で競馬ができるスターアイリス、コスモバレットも怖い存在です。
◎3、ヴァリヤンツリ
〇1、ノブイチ
▲9、スーパージェット
△5、スターアイリス
△10、コスモバレット
*17日(日)水沢 第12R『みちのく大賞典』 2000m 18:05発走*
ここはなんといってもエンパイアペガサスでしょう。
今年は昨年制覇した報知グランプリカップは負けてしまったものの、オグリキャップ記念では2着以下に大差をつける圧巻のレースで勝利。
改めて、全国区の力を見せつけてくれましたね。
シーズンオフの南関東移籍から、再び岩手に里帰り。
前走の特別戦では、4コーナー先頭で押し切る強いレースを披露しました。
昨年のみちのく大賞典
みちのく大賞典は昨年も危なげない勝ち方をしているし、水沢2000mでは3戦2勝2着1回とパーフェクト。
唯一2着に負けたのはダービーグランプリ(勝ち馬トロヴァオ)ですから、まさにベストの舞台といっていいでしょう。
相手関係も強力なライバルは見当たらないし、強いレースで連覇を期待しています。
対抗は2連勝して勢いがあるグランウブロ。
南関東から岩手に移籍して、3戦2勝2着1回とバツグンの安定感を誇ります。
前走のあすなろ賞では、楽に2番手につけるとスローペースでもゆったりと折り合い、3,4コーナー中間でエンジンが掛かると直線で先頭に立って勝ち切りました。
レースぶりを見ていると、エンジンが掛かるまで少し時間が掛かっていたり、抜け出してからはソラを使っているのか?という雰囲気だったり、まだまだ伸びしろが多くあるように思います。
エンパイアペガサスという強敵と戦って、どんな走りを見せてくれるか楽しみです。
3番手評価は古豪コミュニティにしました。
2015年に勝利しているレースだし、今年初戦の特別戦で約1年5か月ぶりの勝利を挙げました。
最盛期の勢いはないけれど、大きく崩れない底力があるし、水沢コースならば上位争いも可能と考えます。
あすなろ賞で2着だったチェリーピッカーまで。
◎2、エンパイアペガサス
〇5、グランウブロ
▲3、コミュニティ
△8、チェリーピッカー
*13日(水)川崎 第11R『関東オークス』 2100m 20:10発走*
本命にしたのは2連勝中のララプリムヴェール。
昇級戦だった前走の500万条件では、ややダッシュがつかない感じながらも中団のインコースを進み、
3,4コーナーで外に切り返すとしっかりと伸びて差し切り勝ち。
まだまだ本気で走っている感じではないものの、後続を突き放して能力の高さを見せつけました。
物見をしたりソラを使ったりするところがあるということで、初の川崎、初のナイターは大きな課題。
それでも、前走のレースぶりから距離が延びても良さそうだし、多少砂を被っても我慢してくれそう。
持っている能力が出せれば十分勝ち負けでしょう。
対抗はプリンセスノンコ。
前走は好位待機から直線外に出して伸びるという王道の競馬でしたが、最後の最後で勝ち馬の決め手に屈して2着。
でも、自分から動いて前を捉えるというレースぶりは評価できるし、追い出してからも手前がなかなか替わらないなど成長の余地も垣間見えました。
今回は一気の距離延長がカギ。
前走でも前半少し前向き過ぎるところを見せていたので、一気にペースダウンする川崎の1,2コーナーをどう乗り切るかですが、
そこは鞍上ルメール騎手。いつものように上手に運んでくれるのでは。
3番手評価は大井のクレイジーアクセル。
前走は牡馬相手の東京湾カップを逃げ切りました。
スタートは躓いたような感じで一瞬ヒヤッとしましたが、すぐにスピードに乗って先頭へ。
直線では一度デイジーカーニバルに捉えられたように見えましたが、そこからもうひと伸びしたのにはびっくりしました。
今回いい枠に入ったし、ダッシュ力があるのですんなりと先手が取れるのではないでしょうか。
この馬にとっても2100mは未知の世界ですが、あの粘りを見たらJRA勢相手でもやってくれるのではないかと期待が膨らみます。
メイショウヒサカタは左回りの昇竜Sを制覇。
中団追走から、直線は外から伸びて接戦を制しました。
左回りで結果を出していること、牡馬に混じったOPで勝ったことは高く評価できますが、前走の兵庫チャンピオンシップを見ていると距離が少し心配...
ということで抑え目の印にしました。
地元川崎のゴールドパテックにも注目。
重賞勝ちはローレル賞のみですが、前走の東京プリンセス賞でも3着に頑張っているし、渋太く伸びて常に上位に来てくれる馬。
相手はかなり強力ですが、展開次第で上位に絡むことも十分考えられます。
◎2、ララプリムヴェール
〇13、プリンセスノンコ
▲3、クレイジーアクセル
△4、メイショウヒサカタ
△6、ゴールドパテック
*10日(日)水沢 第12R『岩手ダービーダイヤモンドカップ』 2000m 18:10発走*
ここまで1番人気が勝っていない今年のダービーシリーズですが、チャイヤプーンの力を信じて本命にします!
門別でデビューして2勝を挙げ、岩手移籍初戦の知床賞こそ3着に敗れたものの、そこから4連勝。
前走のやまびこ賞は初の1800m戦。ちょっと出遅れながらも中団につけ、勝負所では馬なりで先団を捉える勢いで上がって行きます。
直線で村上騎手が少し合図をすると、あっという間に他馬を抜き去り、最後まで追うところなく3馬身差で圧勝しました。
この勝ち方は本当に強かったですね。
道中もしっかりと折り合っていたし、3コーナー手前から加速すると、他馬とは力が違いました。
前哨戦を余裕を持って勝てたことも大きいし、距離が延びてさらに良さそう。
メンバー的にもここは負けられない戦いでしょう。
対抗はやまびこ賞2着だったナナヒカリ。
岩手に移籍して3戦ともにパーフェクト連対中。
やまびこ賞では好スタートからすんなりと流れに乗って、これまでとは違うレースぶりを披露しました。
チャイヤプーンには完敗したものの内容的にはとても良かったと思います。
門別時代にはかなり強いメンバーと戦って来た馬で、まだまだ成長が望めそう。
2000mの距離も守備範囲でしょう。
グランフェルメールはやまびこ賞で4着でしたが、今回は水沢に替わって巻き返しを期待しています。
前々走のスプリングカップでは、中団内追走から、直線で外に切り返して5馬身突き抜けました。
前が速くなって展開が向いたとはいえ、強い勝ち方でしたね。
チャイヤプーンとは勝負付けが済んでしまった感がありますが、他の馬とは差がないし、上位争いに食い込む力は十分あると思います。
やまびこ賞3着だったエルノヴィオ、前走でハナ差の叩き合いを制したアップバングまで。
◎6、チャイヤプーン
〇7、ナナヒカリ
▲10、グランフェルメール
△4、エルノヴィオ
△8、アップバング
*7日(木)門別 第11R『北海道スプリントカップ』 1200m 20:00発走*
今年の北海道スプリントカップはなんとも悩ましいメンバー構成。
昨年このレースを圧勝したニシケンモノノフが中心になりますが、59キロというのがかなり気になります。
前走の東京スプリントでは2番人気に支持されながらも、中団から見せ場なしのレース内容で8着と惨敗。
陣営のコメントでは、年齢的なものもあってか疲れが取れるのに時間がかかるようになったということで、昨年よりは差し引いて考える必要がありそうです。
とはいえ、昨年のJBCスプリントを勝っているし、門別との相性もバツグン。
デビューの地で再び輝けるか注目です。
ニシケンモノノフは強いけれど、今回付け入るスキがあるとしたら、、、岩手のラブバレットに期待したいです。
前走の東京スプリントは外枠から厳しい展開になりましたが、それでも大きく負けていないのは力の証明でしょう。
これまで強い馬たちと戦って結果を出して来たし、今回はいい枠に入ったので、ダッシュ力を活かす競馬ができれば十分勝負できると思います。
テーオーヘリオスは今回が初重賞挑戦で初の地方コース。
しかもナイターということで、初めてずくしを克服できるかが大きなカギ。
前走のオープン特別では、好位追走から内を伸びてきっちり勝利しました。
1200mにもしっかりと対応できていたし、門別の広いコースならば上手く立ち回れるのでは。
コパノマイケルは初のダートグレード挑戦だった前走の黒船賞で、先行したものの早々にいっぱいになってしまいました。
ただ、重賞でも通用するスピードを見せてくれたし、距離が1200mになるのはプラスでしょう。
前走は10着に惨敗しましたが、もっと踏ん張れる馬だと思っています。
10歳となっても侮れないスノードラゴンまで。
◎5、ラブバレット
〇9、ニシケンモノノフ
▲3、テーオーヘリオス
△14、コパノマイケル
△10、スノードラゴン