*23日(水)門別 第12R『赤レンガ記念』 2000m 20:40発走*
少数精鋭のメンバー構成。
前走のコスモバルク記念の再現で上位馬の戦いだと考えますが、休み明けだったコスモバルク記念を使ってどう変わったかがポイントになりそう。
まず本命にしたのはオヤコダカ。
このレース2連覇中で、今年は3連覇が掛かります。
前走のコスモバルク記念では、好位外追走から勝負所で上がって行ったものの、直線立ち上がりの時点でスーパーステションに並びかけることができず、
直線では逆に離されてしまい、ドラゴンエアルにも抜かれて3着となってしまいました。
気性面で難しいところがあるとはいえ、そして休み明けでプラス10キロだったとはいえ、この馬の実力を考えれば物足りない内容でした。
2016年もコスモバルク記念で負けて赤レンガ記念で巻き返しているように、一度使って本来の状態が戻れば負けられない戦いだと感じます。
昨秋は瑞穂賞、道営記念と悔しい負けが続きましたから、ここは圧倒的な強さをもう一度見せて欲しいです。
対抗はドラゴンエアルにしました。
昨年は休み明けでこのレース2着でしたが、今年はコスモバルク記念を使っての臨戦態勢。
そのコスモバルク記念では、最後にいい脚でスーパーステションに迫りました。
プラス18キロという馬体重でしたが、さすがの貫禄を見せてくれましたね。
一度使った効果を考慮して、スーパーステションよりも上の印を打ちました。
とはいえ、コスモバルク記念を逃げ切ったスーパーステションを軽視しているわけではありません。
2か月の休み明けという、他の2頭よりも短い間隔ではあったものの、明け4歳として門別最強馬たちを破ったことは実力の証。
枠的にも良かったし、すんなりと自分の競馬ができればここまで戦えるということを見せつけてくれました。
今回は57キロと全馬が同じ斤量になります。
前走以上にマークもきつくなると思うので、その中でどれだけ戦えるか楽しみです。
前走は末脚不発だったものの、道営記念を制しているステージインパクトにも注意が必要です。
◎6、オヤコダカ
〇1、ドラゴンエアル
▲5、スーパーステション
△3、ステージインパクト
*17日(木)園田 第10R『のじぎく賞』 1700m 15:55発走*
グランダム・ジャパン3歳シーズンの7戦目であるのじぎく賞。
この戦いが終わるとファイナルの関東オークスのみとなる女王争いは、いよいよ正念場を迎えます。
現在ポイント第1位の北海道エグジビッツ、1ポイント差で追いかける兵庫レコパンハロウィーが揃って出走。
他にも、佐賀マイメン、大井アクアレジーナといったポイント上位組が出走し、このレースの勝敗によっては大きな順位変動がありそうです。
本命にしたのは重賞3勝の実績を誇るエグジビッツ。
休養明けの若草賞では、長距離輸送もあってかガクっと体重が減っていて心配しましたが、レコパンハロウィーには差し切られたものの2着を確保しました。
続く留守杯日高賞ではしっかりと体が戻っていたし、好位から早め先頭で押し切る強い内容で勝利。
遠征の経験が多く、園田も2度目。
1度目は2歳時の園田プリンセスカップでしたが、その時は今ほど評価が高くはなかったものの、3着に食い込みました。
メンバー的にもここでは実績上位。
若草賞で負けたレコパンハロウィーの地元で再戦となりますが、本来の状態ならば力を発揮できると思っています。
対抗はレコパンハロウィー。
小柄な牝馬ですが、ここに来て少しずつ体が増えているし、レースぶりも安定して来ました。
ル・プランタン賞は3着に負けたとはいえ、佐賀への長距離輸送がありながらも勝ち馬とはコンマ2秒差。
しかも、先行超有利の佐賀コースにおいて、最後方から追い込むという過酷な展開になったにも関わらず、3着まで追い上げたことはさすがでした。
東海クイーンカップでも長くいい脚を使って2着に来ているし、各地に遠征して重賞で崩れないのは力のある印です。
ここは逃げ馬もいるし、エグジビッツが好位から競馬をするでしょうから、スローにはならないと考えています。
慣れた地元コースだし、この馬の末脚が活きる展開になりそうです。
佐賀からの遠征馬マイメンにも注目。
ル・プランタン賞では2番手から早め先頭で押し切り初のタイトルを獲得。
これまで小倉遠征を3度経験し、強い馬相手に揉まれて来ました。
兵庫への遠征は初の長距離輸送ということになりますが、これだけ経験を積んで来たので問題ないでしょう。
好位から競馬が出来るところも強みです。
重賞でも上位に絡んでいるミネオラチャン、ル・プランタン賞で存在感を見せた大井のアクアレジーナまで。
◎2、エグジビッツ
〇5、レコパンハロウィー
▲10、マイメン
△8、ミネオラチャン
△12、アクアレジーナ
*13日(日)佐賀 第12R『佐賀スプリングカップ』 1800m 18:10発走*
勝ったり負けたりのメンバー構成で比較が難しいところですが、キョウワカイザーを本命にしました。
長年佐賀のトップクラスで活躍している馬で、特に中距離路線では安定感のある強さを見せています。
前走はペースアップした向正面で一度エンジンが切れた感じで、逃げるキングプライドに離されてしまいましたが、
そこから渋太く粘って2着を死守したのはさすがです。
自分のペースで気持ちよく走れれば本当に強い馬なので、ここは巻き返しを期待しています。
対抗はキングプライド。
昨年末の中島記念こそ6着に敗れたものの、今年に入ってからは5戦してパーフェクト連対中。
逃げて自分でペースを作れるので安定感があるし、道中早めに迫られても渋太く粘る根性があります。
他に強力な逃げ馬はいないし、ここも楽に先手を奪えそう。
距離1800mも守備範囲だし、大きく崩れることは考えにくいです。
ウルトラカイザーは前走で名古屋の東海桜花賞に挑戦。
先行したものの9着に敗れてしまいましたが、カツゲキキトキトなど全国級の馬と戦って揉まれました。
前走から比べれば、ここは明らかに相手が楽になった印象です。
最近は1400mを中心に使われて来たので久しぶりの1800mになりますが、距離的にはまったく問題なし。
1枠に入ったし、好位から安定感のある競馬を見せてくれるのでは。
スーパーマックスはチャレンジカップで5着に入ってみんなの度肝を抜きました!
芝の重賞でここまで戦えたことは相当すごいと思います。
直後の中島記念では人気に応えることができなかったけれど、ゆっくり休養して立て直し、前走は再びJRAに遠征して阪神大賞典で戦って来ました。
地元の古馬一線級と戦うのは今回が2度目。
自分の走りができれば十分勝負になると思います。
◎9、キョウワカイザー
〇7、キングプライド
▲1、ウルトラカイザー
△5、スーパーマックス
*10日(木)笠松 第9R『ぎふ清流カップ』 1600m 16:15発走*
今年新設された3歳重賞。
東海ダービーに向けても重要な一戦で、我らがサムライドライブにとっても強敵たちが出走します。
本命にしたのはビップレイジング。
笠松では6戦5勝としっかり結果を出しています。
JRAに移籍後かなり強い相手に揉まれ、体も減ってしまいましたが、それがいい形の試練になったようで、
笠松復帰後の2戦は体重も増えてパワーアップ。
特に前走の新緑賞では、昨年末のジュニアキングで離されたドリームスイーブルを差し切って重賞初制覇を果たしました。
もともとこの世代の東海勢の中でトップクラスの実力がありましたが、経験を積んでさらに強くなった印象です。
小回りの笠松で、前に行ける脚はないものの、持ち味のロングスパートを期待しています。
対抗は兵庫からの遠征馬フセノランにしました。
重賞勝ちはまだないものの、兵庫若駒賞、菊水賞と2着に頑張っています。
特に前走の菊水賞では、アゼツライトがスイスイと逃げ、我らがコーナスフロリダが最後伸びあぐねた中、中団から渋太い脚を使って2着を確保しました。
今回が初の遠征になるのでその点は不安材料ですが、兵庫から岐阜までの近距離輸送だし、いつもの競馬ができればここでも十分勝負できると思います。
3番手はメモリーメガトンとユーセイスラッガーで迷ったのですが、上位にした2頭が前に行く馬ではないので、展開の妙を考えてユーセイスラッガーにしました。
新緑賞では2番手追走から、早めにドリームスイーブルに抜かれたものの、最後まで踏ん張って3着を死守。
前走は古馬に混じった戦いで、逃げてハナ差2着に粘り込みました。
好位に行けるスピード、最後まで踏ん張れる脚があるので、安定感は高いです。
他にもクルセイズスピリツなど前に行きたい馬はいますが、別に逃げにこだわるわけではないので問題ないでしょう。
3歳1組で4勝しているメモリーメガトン、逃げ馬クルセイズスピリツまで。
◎5、ビップレイジング
〇2、フセノラン
▲7、ユーセイスラッガー
△1、メモリーメガトン
△8、クルセイズスピリツ
第2子出産のため、1ヶ月のお休みをいただきました。
また今月から頑張りますので、よろしくお願い致します!
*5月2日(水)船橋 第11R『かしわ記念』 1600m 20:10発走*
今年のかしわ記念も面白いメンバーが集結しました!
注目はなんといっても悲願のJRAGI制覇を果たしたノンコノユメですが、コース形態などを考慮して本命はインカンテーションにしました。
骨折休養明け後はなかなか以前のように走れませんでしたが、昨年再び輝きを取り戻してくれました。
器用に立ち回るセンスがあるし、直線しっかりと伸びる末脚もある馬で、コースを問わず力を発揮できるのは大きな武器。
東京大賞典で一線級と戦って7着だった時には、これまで戦ってきた相手、揉まれて来た相手が違うのかな...とも思いましたが、
前走のフェブラリーSでは、3着に負けはしたものの、ゴールまで渋太く食い下がって見ごたえ十分のレースを披露。
一線級に混じっても十分戦えることを証明しました。
昨年のかしわ記念はコパノリッキーの2着と結果を出しているし、
今年は休み明けでの臨戦過程ではあるものの、走れる状態にあると考えています。
対抗はノンコノユメ。
去勢手術後の低迷から脱却して、根岸S、フェブラリーSと連勝を果たしました。
もともと繊細なところのある馬ですが、関係者の努力の甲斐があって体調が良くなった今、勢いは一番でしょう。
2016年のかしわ記念は2番人気4着でしたが、あの時は手術前で、パドックでかなり馬っけを出して集中力が欠けていました。
あれから2年。
去勢手術をし、長いスランプを乗り越えて、見事JRAGI馬になりました。
末脚勝負の馬なので、小回りの船橋が得意というわけではないですが、そこは内田博幸騎手ですから心強い。
スタートしてからどの辺りのポジションを取るのか、どこから仕掛けて行くのかとても楽しみです。
3番手評価にしたのはゴールドドリーム。
JRAの広いコースではかなりの強さを発揮するのですが、地方小回りとなるとちょっと分が良くない...
スタートがゆっくりめだし、ノンコノユメと同じく最後のキレ味で勝負する馬なので、そこは仕方ない面があります。
ただし、
昨年のチャンピオンズカップで見た時の、パンプアップした体が忘れられません!
柔らかそうに膨らんだあの筋肉...もう本当にうっとりしてしまいました。
フェブラリーSでも引き続きいい体だったし、これまでよりもパワーアップしているのは確実。
思うような結果が出ていない地方コースでも、新たな一面を見せてくれるかもしれません。
地元期待のヒガシウィルウィン、前走で復活したモーニンまで。
◎11、インカンテーション
〇12、ノンコノユメ
▲7、ゴールドドリーム
△5、ヒガシウィルウィン
△4、モーニン