
*16日(水)名古屋 第11R『新春ペガサスカップ』 1600m 15:45発走*
すでに重賞で結果を出している馬たちもいますが、ここは新興勢力のアンタエウスに注目してみました。
名古屋生え抜きで、デビューから6戦4勝2着1回3着1回とすべて馬券圏内で頑張っています。
逃げ、先行で競馬ができる馬で、前走も逃げて圧倒的な力を見せつけました。
前々走で2着に負けた時の勝ち馬はエムエスクイーン。
ここまで破竹の8連勝でライデンリーダー記念を勝った馬ですから、この2着は悲観する必要まったくなしです。
認定競走や特別戦を使って経験を重ね、いよいよ重賞挑戦です。
ただし、今回が初重賞で力の比較が難しいところなのですが。
エムエスクイーンを物差しにすると、前々走7馬身差をつけられたアンタエウスに対して、
ライデンリーダー記念ではボルドープラージュがクビ差の2着。
単純比較ではボルドープラージュに分があるようにも思いますが、今回は名古屋が舞台な上にエムエスクイーンがいないということを考慮して、
アンタエウスが初めての重賞でも自分の競馬ができるのではないか、と考え本命にします。
対抗はボルドープラージュ。
門別デビュー馬で、ラブミーチャン記念1着、ライデンリーダー記念2着と実績のある馬です。
好位から上手に立ち回れる馬で、安定感もバツグン。
今回は初の名古屋での競馬がカギですが、ここも大崩れはないと思っています。
ライデンリーダー記念3着のリードメロディーにも注目。
好位、中団から競馬ができるので、アンタエウス、ボルドープラージュが意識し合う形になれば浮上しそう。
笠松移籍後2連勝中のマサノビジョン、前走初勝利を挙げたトリマゴラッキまで。
◎6、アンタエウス
○9、ボルドープラージュ
▲12、リードメロディー
△11、マサノビジョン
△10、トリマゴラッキ
*14日(月)高知 第7R『大高坂賞』 1400m 18:10発走*
ここは圧倒的にサクラレグナムが抜けていると考えます。
昨年は全国交流戦の習志野きらっとスプリントで3着、地元で建依別賞をぶっちぎり、
笠松グランプリは2着、兵庫ゴールドトロフィー4着と全国をまたにかけて大活躍でした。
地元同士の戦いになれば、頭いくつか抜けた存在だと思います。
同じ距離の建依別賞も強かったし、10歳初戦もパワフルなレースを期待しています。
対抗はコスタアレグレにしました。
JRA4勝の実績があり、高知に移籍してからも順調に使われて、11月の黒潮マイルチャンピオンシップで遂に重賞制覇。
逃げてそのまま押し切る強い内容でした。
前走の総の国オープンでは2番手から食い下がって4着。
7番人気でしたが、3着のバンドオンザランにハナ差と見せ場は作ってくれました。
高知1400mは4戦4勝と相性のいいコース。
実力馬サクラレグナム相手にどこまで踏ん張れるか楽しみです。
前走好メンバーの中で勝ち切ったヨッテケ、久しぶりの重賞参戦になるバーントシェンナまで。
◎1、サクラレグナム
○2、コスタアレグレ
▲5、ヨッテケ
△3、バーントシェンナ
新年明けましておめでとうございます。
2019年もよろしくお願い致します。
*4日(金)名古屋 第11R『名古屋記念』 1400m 15:40発走*
ここは何といってもカツゲキキトキトでしょう。
地元同士では力が違いますが、唯一気になるといえば名古屋グランプリを使って中10日というローテーション。
さすがに厳しいかなとも思うのですが、前走はグリムのマイペースになりカツゲキキトキトは早めに抑える形で、道中かなり行きたがっているように見えました。
やっと落ち着いて来た辺りから逆にペースが上がって、そのペースアップに対応できず、力を発揮しきれなかった印象です。
なので、強い相手と戦った直後ですが、ここでもこの馬らしさを見せられるのではないかと。
6歳初戦、どんな競馬をしてくれるか楽しみです。
対抗はポルタディソーニ。
以前は逃げてこそというイメージがありましたが、最近は番手でも中団からでも競馬ができるようになり、レースの幅が広がりました。
前走のマイル争覇は2番手から早め先頭で見せ場を作り、7番人気3着と健闘。
今回も宮下瞳騎手とのコンビで積極的なレースを期待しています。
3番手はサンデンバロン。
昨年のこのレースの勝ち馬です。
連勝街道がストップしてから一時期スランプかな?というような走りの時がありましたが、ゴールド争覇で強豪の中2着に頑張ると、前走もカツゲキキトキトの2着と健闘。
完全復活と見ていいのではないでしょうか。
逃げ馬メモリートニックまで。
◎6、カツゲキキトキト
○2、ポルタディソーニ
▲1、サンデンバロン
△4、メモリートニック
*31日(月)高知 第8R『高知県知事賞』 2400m 17:30発走*
2018年の地方競馬の重賞の中で最後の発走となるのが『高知県知事賞』。
ぜひとも的中して来年に勢いを繋げたいところです。
本命にしたのはイッツガナハプン。
今年はだるま夕日賞、二十四万国賞、珊瑚冠賞と3つの重賞を制覇。
前走の東海菊花賞は8着に敗れましたが、カツゲキキトキトなど強敵相手によく頑張りました。
まさに高知を代表する1頭なわけですが、
このレース、2016年は2着、そして昨年は12着と負けているのです。
特に昨年はまったくいいところなしの大差負け。
今年は巻き返しに期待がかかります。
対抗は昨年の覇者フリビオン。
圧倒的な強さで昨年の高知優駿を制覇、珊瑚冠賞で古馬を一掃、連勝で西日本ダービーを勝ち、
吹雪の中でのダービーGPでスーパーステションとの戦いは本当に感動しました。
エンジンが掛かるのにちょっと時間がかかる馬で、距離延長は確実にプラス。
長期休養明け初戦は残念な結果でしたが、2戦目は距離が短い中でも2着と見せ場を作ってくれたし、叩き3戦目でさらなる上昇を期待しています。
3番手評価は南関東から移籍して来たミサイルマン。
デビューから3連勝でハイセイコー記念を勝った素質馬です。
その後なかなか結果が出せなかったけれど、移籍2戦目の前走で、後方から豪快なマクリで快勝しました。
もともと力のある馬だと思っていたし、別府真衣騎手とのコンビでどんなレースを見せてくれるか楽しみです。
3歳馬ウイントラゲットは3連勝と勢いがあります。
一気の相手強化&一気の距離延長ということで、簡単な条件ではないですが、
今年の3歳勢の活躍を考えると軽視できない1頭です。
高知移籍後7戦6勝のサクラエールまで。
◎1、イッツガナハプン
○10、フリビオン
▲5、ミサイルマン
△9、ウイントラゲット
△7、サクラエール
*31日(月)園田 第11R『園田ジュニアカップ』 1700m 16:00*
オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの4世代目、兵庫のビッグシューターがこのレースを目標にしていましたが、
残念ながらソエが出てしまい回避となりました。。
このレースは2016年マジックカーペット、2017年コーナスフロリダと、このプロジェクト出身ホースが連覇をしていただけに、今年も!という想いが強かったのですが。
本当に残念です。
しかし!
田中範雄調教師は、「目標はあくまで兵庫ダービー」と仰っていますので、ここで無理をせず休養することが、
来年への飛躍に繋がると信じております。
さて、レース展望へと話を移しましょう。
ここはテンマダイウェーヴを中心と考えます。
デビューからなかなか勝ち切れませんでしたが、初勝利があっと驚く兵庫若駒賞という。
この時は7番人気でしたが、内枠を活かして好位インにつけると、直線間を割って突き抜けました。
ゲートを斜めに出たり、向正面からけっこう追っていたり、まだまだ幼い面を見せる場面もありましたが、レース自体は強かった!
しかも騎乗した渡瀬和幸騎手にとって、待望の重賞初制覇!!
わたしもとても嬉しかったです。
というのも、渡瀬騎手は地方競馬教養センター69期生。
わたしは68期なので、センター時代を一緒に過ごした中なのです。
とても明るくて一生懸命な渡瀬騎手。
層の厚い兵庫競馬でずっと努力し続けて来て、デビューから19年の時を経て掴んだタイトルですから、
本人も周りの方々も本当に嬉しかったと思います。
さらに、このレースがフロックではないことを前走で証明。
距離が1700mになりましたが、追ってハナを主張すると、4コーナーで後続を突き放し直線は独走。
前走以上にスムーズな走り、強い走りで連勝しました。
今回はマークされる存在になり、楽な競馬はできないでしょうが、
それでも前走の走りを見ると押し切ってくれるのではないかと思っています。
対抗は4戦すべて馬券圏内のテツ。
逃げ、好位でレースできるので大崩れしないところが魅力です。
しかも田中学騎手。
普段のレースも怖いですが大一番はもっと怖い。
前走逃げて圧倒的な競馬を展開し、これまで以上に強くなった印象です。
ミネラルデポジットは新馬戦を勝ったばかりのキャリアですが、柏原厩舎×川原騎手の強豪コンビ。
いきなりの重賞でも軽視はできません。
堅実に頑張るオオエフォーチュン、園田プリンセスCを勝ったリリコまで。
◎4、テンマダイウェーヴ
○8、テツ
▲10、ミネラルデポジット
△11、オオエフォーチュン
△1、リリコ