
*12日(水)船橋 第11R『クイーン賞』 1800m 20:05発走*
今年は例年以上にハイレベルなメンバーが揃った印象です。
その中でも本命にしたのはプリンシアコメータ。
昨年のこのレースは逃げて圧勝。
本当に強いレースを見せてくれました。
その後崩れたのは3回で、敗因がはっきりしています。
TCK女王盃はドカ雪のためにかなり特殊な馬場になったこと、平安S、JBCレディスクラシックは軽い馬場でのスピード勝負に対応できずといった感じで、地方の牝馬戦線ではしっかり結果を出しています。
逃げてもいいけれど、好位からでも競馬ができるし、レディスプレリュードの時のように、動いて行って早め先頭という競馬もできます。
並ばれてからもすごく渋太いし、この馬の長くいい脚を活かした競馬を期待しています。
対抗からがものすごく悩んだんですけど。
不良馬場ということを考えると、前に行けるアイアンテーラーとサルサディオーネは止まらない可能性が。。
ただしこの先行馬2頭がどういう駆け引きをするか。
そこがこのレースの大きなポイントになりそうです。
枠的にはアイアンテーラーの方が行きやすい枠だけれど、地方の馬場が初めてだし。
サルサディオーネは左回りばっちりだけど、アイアンテーラーと競るようなことになれば脆い一面が出てきそう。
レディスプレリュード2着だったブランシェクールも入れて、3頭で対抗評価をどの馬にしようか悩みましたが、
前に行けるスピードと左回り適性、さらに地方の馬場経験ということを考慮してサルサディオーネにします。
逃げ馬サルサディオーネを対抗にしたので、もう1頭の逃げ馬アイアンテーラーは少し評価を下げ、3番手はブランシェクール。前がやりあう展開になれば、この馬の決め脚が活きてきそう。
とはいえ、準オープンを勝っているアイアンテーラーは力的にも十分足りるでしょうし、前に行けることも大きなプラス。
印はつけたものの、評価的には横並びというイメージで、どんなレースが見られるか楽しみです。
◎9、プリンシアコメータ
○10、サルサディオーネ
▲3、ブランシェクール
△7、アイアンテーラー
*28日(水)園田 第10R『兵庫ジュニアグランプリ』 1400m 15:55発走*
今年の兵庫ジュニアGP、かなりいいメンバーが揃いました!
デビューから2戦2勝のオルトグラフ、
2連勝中のデルマルーヴル、
休み明けのエーデルワイス賞で2着に追い込んだデンバーテソーロ、
この3頭のJRA勢はかなり強力だと思います。
その中で、本命にしたのはオルトグラフ。
前走は関西への輸送競馬でしたが、むしろ体は増えていたし、強い勝ち方を見せてくれました。
今回も園田への輸送になりますが、そこは問題ないでしょう。
レースぶりが上手でスピードもあるので、小回りの園田コースにも対応可能と考えます。
唯一気になるのは、かなり深い園田の馬場に対応できるかどうか。
ただこればっかりは走ってみないとわからないので、器用さ、自在性を重視して本命にします。
対抗はデルマルーヴル。
前走はかなり狭いところをこじ開けて、キャリア3戦目とは思えない味な競馬で勝ち切りました。
相当能力が高いと思うし、本命にしようかけっこう悩んだのですが、
まだスタートダッシュが不安定なことを考慮して対抗にしました。
ただし、前走のレースぶりを見ていると、多少遅れたとしても力でカバーできそう。
小回りのコーナーで加速できるかがカギになるのではないでしょうか。
3番手評価はデンバーテソーロ。
函館の未勝利戦を2番手からきっちりと勝って、約3か月の休み明けで挑んだエーデルワイス賞では、スタートでちょっと後手を踏んでしまい、後ろからの競馬になってしまいました。
それでも、長くいい脚を使って2着。
勝ったのは昨日ローレス賞を勝ったアークヴィグラスだし、レベルの高い一戦だったと思います。
門別コースは広いので小回りの園田とは違うけれど、かなり深いダートに対応できることを証明しました。
未勝利を勝った時のように、スタートを決めてもう少しいい位置につけられれば、十分勝負圏内だと思います。
鎌倉記念2着だった北海道のリンゾウチャネル、初ダートでモレイラ騎手がどう乗るか気になるシングルアップまで。
◎2、オルトグラフ
○12、デルマルーヴル
▲5、デンバーテソーロ
△10、リンゾウチャネル
△8、シングルアップ
浦和記念はJBCとの日程が近く、GI馬の参戦というよりはこれからGIを目指す馬たちが多数出走してくるイメージだったのですが、、、
今年はすでにかなりの実績を挙げている馬たちが集まりました。
*23日(金)浦和 第10R『浦和記念』 2000m 15:25発走*
本命にしたのは3歳馬グリム。
レパードSで逃げ切り初重賞制覇を飾ると、初の古馬対戦だった白山大賞典も逃げて後ろを突き放し、レコードタイムで勝利。
一線級のGI馬はいなかったとはいえ、衝撃的な強さを見せてくれました。
この世代はルヴァンスレーヴやオメガパフュームもすでに古馬との戦いを制して重賞勝ちしており、相当レベルが高いですね。
今回は相手はさらに強くなりますが、ダッシュ力があって先行できることで、小回りの浦和ならば有利に競馬を進められると考えます。
相手はアポロケンタッキー。
今年に入ってからまだ勝ち星はないのですが、川崎記念、ダイオライト記念、日本テレビ盃でケイティブレイブの2着。
実力は折り紙付きなので、これまで戦ってきた相手を考えれば本命にしたいのですが。
550キロを越える超大型馬であり、脚質を考えても初めての浦和はプラスとは思えず...。
今回は超小回りの浦和2000mを重視して対抗まで。
3番手評価は船橋のヤマノファイト。
前走の埼玉新聞栄冠賞は、東京ダービーから約4ヵ月半の休み明けで2着という結果でした。
2番手追走から、3コーナーでペースが上がった時にトーセンデュークに離されましたが、エンジンが掛かってからはよく食い下がりました。
プラス9キロは成長分が大きいと思いますが、それでも久しぶりを叩いた効果は大きいでしょう。
得意の先行力を活かしてJRA勢に一矢報いて欲しいです。
かしわ記念で逃げて2着に粘ったオールブラッシュ、外枠に入った古豪クリソライトまで。
◎9、グリム
〇2、アポロケンタッキー
▲4、ヤマノファイト
△6、オールブラッシュ
△11、クリソライト
*22日(木)笠松 第9R『笠松グランプリ』 1400m 15:35発走*
本日は笠松競馬場で笠松グランプリが行われます!
毎年強豪が集まりますが、今年は相当豪華な顔ぶれが集結しました。
その中でも、4連覇の偉業が掛かるラブバレットを本命にします。
これまでの3連覇と比べると、今年はJBCスプリントを使った分、ローテーションが近い日程であり、門別→京都→笠松と長距離輸送が続いていることも気になります。
しかし。
笠松での走りは本当に強い!
馬が走りやすいんだろうなと感じるほど、いつも以上にスムーズな走りで最後までスピードが落ちません。
4連覇は簡単なことではないですが、今年のこれまでの成績も衰えは感じないし、強豪が揃った中でぜひとも勝ち切って欲しいです。
対抗は兵庫のエイシンバランサー。
佐賀のサマーチャンピオンでは素晴らしいロングスパートを見せてダートグレード初制覇を飾りました。
この時、低評価にしてしまったのですが、、笠松サマーカップでの走りを考えたら、十分通用する可能性があったんですよね。。
移籍2戦目だったサマーカップは、2番手から圧倒的な強さで勝利しましたから。
東京盃はさすがに相手が強かったけれど、ここは上位争いに絡んで来るのではないでしょうか。
前に行くラブバレットをエイシンヴァラーが追いかけ、その後ろからエイシンバランサーが差してくる、という理想的な展開になれば、サマーチャンピオンの再現もあると思います。
3番手評価はエイシンヴァラー。
黒船賞を勝ったダートグレードホースであり、サマーチャンピオンでは動いて行っての5着で力は見せてくれました。
上記2頭が相当強いと思いますが、この馬の底力にも期待しています。
習志野きらっとスプリント3着の実績があるサクラレグナム、北海道のタイセイバンデットまで。
◎3、ラブバレット
○6、エイシンバランサー
▲2、エイシンヴァラー
△9、サクラレグナム
△8、タイセイバンデット
明日は金沢競馬場で長距離重賞『北國王冠』が開催されます!
わたしも予想トークショーに参加しますので、お近くの方はぜひ遊びに来てくださいね。
北國王冠イベント情報
*18日(日)金沢 第10R『北國王冠』 2600m 16:15発走*
これは距離的にもメンバー的にも相当難解な一戦です。
ここまで読めないレースも珍しい、というくらい、展開もどうなるのかし謎だし1番人気になる馬さえも読めないという...
ポイントは2600mという長距離になると思うので、経験のある馬を重視したいと考えます。
まず本命にしたのはマイネルリボーン。
近走成績はそこまで良くはないのですが、6月の百万石賞を後方からのロングスパートで勝利。
勝負所の3コーナーではまだ中団だったし、直線を向いた時にも逃げるムーンファーストには届かないかなという位置でしたが、そこから素晴らしい伸び脚を見せて差し切りました。
あのレースぶりを見ていると、距離が延びることはプラスに働きそう。
昨年の北國王冠は4着で上位3頭はすべて今回出走しませんし、この馬のスタミナが活きてくるのではないでしょうか。
対抗は佐賀からの遠征馬スーパーノヴァ。
前走の九州大賞典は初めての重賞挑戦でしたが、長くいい脚を使ってスーパージェットを差し切りました。
しかも良馬場で2500mのレコードを出しているし、長距離に舞台を変えて大きく飛躍を遂げた印象です。
今回は初挑戦の部分が多いですが、2600mならば上位争い可能では。
ここまで後方から長くいい脚を使うタイプを推して来たので、前に行けるムーンファーストにも注目したいです。
2600mというのはなかなかない距離ですから、手探りで騎乗するジョッキーが多くなると想像しています。
そうなると大事に乗ってスローになる可能性が高いので、前に行ける馬に展開の妙味はありそう。
ムーンファーストは行ってこその面があるので、内にいる先行馬との兼ね合いもありますが、吉原騎手ならば思い切った騎乗をしてくれるのではないかと期待しています。
前走直線で豪快に差して来た川崎のクラールハーモニー、休み明け2戦目のメイジン、逃げて連勝中のヒストリーメイカーまで。
◎6、マイネルリボーン
○12、スーパーノヴァ
▲9、ムーンファースト
△4、クラールハーモニー
△7、メイジン
△2、ヒストリーメイカー