*27日(日)高知 第7R『建依別賞』 1400m 18:10発走*
ここは勝ったり負けたりのメンバーで比較が難しいところですが...
本命にしたのはカッサイ。実績と安定感を重視しました。
前々走のトレノ賞で、今回出走するヒロノカイザーとセトノプロミスに負けているのですが、
あの時は1300m戦で速い展開になり、内・外から来られて厳しい展開になりました。
マイペースで行ければもっと渋太く粘れる馬で、前走のA1特別では逃げて強いレースを見せてくれました。
重賞勝ちは黒潮スプリントのみですが、ほとんど馬券圏内を外すことはないし、2年連続園田FCスプリントで2着に来た実績の持ち主。
前に行けるスピードもあるし、混戦のここは安定感を信頼します。
対抗は新興勢力チャオ。
JRA3勝から高知に移籍。ここまで3戦して2連勝と勢いがあります。
前走はA1特別で、中団からの差し切り勝ち。
サクラビクトワール、ヒロノカイザー、セトノプロミスといった馬たちを相手に、内容の濃い競馬だったと思います。
今回重賞は初挑戦ですが、前走で倒している相手を考えれば、いきなり好勝負してくれるのではないでしょうか。
3番手評価はトレノ賞を勝ち切ったヒロノカイザー。
早め先頭で押し切る強い内容で、中西騎手のラスト重賞ということもあって劇的な勝利でしたね。
JRA未勝利から移籍してきて、連対を外したのは前々走のA1特別(勝ち馬チャオ)のみ。
体も徐々にパワーアップしているし、ここも大きく崩れることはないと思います。
福永洋一記念を制したカイロス、二十四万国賞を制したセトノプロミスまで。
◎4、カッサイ
〇7、チャオ
▲9、ヒロノカイザー
△6、カイロス
△8、セトノプロミス
*27日(日)\水沢 第12R『ビューチフルドリーマーカップ』 1900m 17:45発走*
ここは本命ジュエルクイーンが抜けた存在だと考えます。
重賞7勝を挙げている女傑で、このレースは3年連続の出場。これまで、2着1着と相性のいいレースです。
前走のブリーダーズゴールドカップから日程が詰まっていますが、それは昨年も同じローテーションでした。
昨年のレースでは、好位集団の中でしっかりと折り合って、勝負所でエンジンが掛かるとタイムビヨンドとの一騎打ちに。
最後はタイムビヨンドを競り落とし、伸びて来たユッコに詰め寄られましたが、着差以上に強いレースを見せてくれましたね。
今年はそこからさらにパワーアップ。
ヒダカソウカップは9馬身差の圧勝でレコード勝ち。
ノースクイーンカップはスローで包まれながらも勝ち切りました。
ブリーダーズゴールドカップ6着は、メンバーを考えれば仕方のないところ。
地方同士、牝馬同士となれば、負けられない存在です。
対抗は昨年2着に追い込んだユッコ。
ジュエルクイーンがタイムビヨンドを負かしに動いたため、展開が向いたところもありますが、最後までしっかりと伸びる末脚は大きな武器です。
5月には牡馬相手のシアンモア記念を制覇。
こちらも前が叩き合って展開が向いた印象もありますが、それでも勝ち切るのはさすがです。
5歳になって充実期を迎えましたね。
いつもは末脚を活かす競馬が多いのですが、前走はなんと逃げ切り勝ち。
決め手はある馬なので、楽にいいところに付けられるようになれば、さらに上のステージで勝負できるでしょう。
重賞6勝馬ミラクルフラワーも怖い存在です。
牡馬相手のみちのく大賞典、トウケイニセイ記念という伝統のレースを制した実績を持ちます。
前走のフェアリーカップは好位から早め先頭で6馬身差の圧勝劇。
まったく危なげない走りで連覇を成し遂げました。
昨年のビューチフルドリーマーカップでは2番人気に支持されましたが、勝負所で下がってしまい、見せ場なしの8着に...
今年は雪辱を期待します。
前走A二の特別戦を逃げ切ったオープンベルト、南関東からの刺客マテリアメディカまで。
◎3、ジュエルクイーン
〇1、ユッコ
▲10、ミラクルフラワー
△2、オープンベルト
△6、マテリアメディカ
*17日(木)門別 第11R『ブリーダーズゴールドカップ』 2000m 20:00発走*
ここは3歳馬クイーンマンボに期待します!
兵庫チャンピオンシップは初の地方小回りでしたが、好位から上手な競馬で3着としました。
続く関東オークスでは、キツイコーナーをものともせず、3番手から早め先頭で後続を突き放しました。
相当強い競馬で衝撃を受けましたが、この時2着だったアンジュデジールがその後古馬牝馬相手にスパーキングレディカップを快勝。
単純比較はできませんが、今年の3歳牝馬のレべルは高く、その中でもクイーンマンボは抜けた存在です。
門別のコースは地方の中ではゆったりしていて、この馬にとってはマイナス要素はなし。
初の古馬相手でも、今年は例年よりもメンバー手薄な印象で、ここは圧倒的な力を見せて欲しいです。
対抗以下がかなり迷うところですが、ここは故郷に戻ってタイニーダンサーにがんばって欲しいです!
2歳時は門別所属で、エーデルワイス賞、北海道2歳優駿を快勝。
JRAに移籍した3歳時も関東オークスを圧勝。
現在も展開次第で上位争いに食い込んで来ているけれど、ダートグレード3勝の実力を考えるとちょっと物足りません。
自分で勝ちに動いて行く馬ではないけれど、ここはメンバー的にも運びやすと思います。
北海道所属のジュエルクイーンにも大きなチャンスでしょう。
昨年のこのレースは地方最先着の4着にがんばりましたが、今年はそれ以上の強さを身に着けて再チャレンジ。
ここ2戦は地元馬相手に圧巻の強さを見せていて、
特に前走のノースクイーンカップでは、超スローで包まれて厳しい競馬になりながらも、最後はきっちりと伸びて2馬身差で勝利。
どんな展開でも崩れないところは大きな強みです。
クラスターカップは地方馬ワンツーで、今年はダートグレードでの地方馬の活躍も目立ちますから、
ぜひとも一矢報いて欲しいです。
前走ロングスパートで1000万条件を勝ち切ったスルターナ、ダート3勝のオージャイトまで。
◎5、クイーンマンボ
〇8、タイニーダンサー
▲6、ジュエルクイーン
△4、スルターナ
△1、オージャイト
*16日(水)佐賀 第8R『サマーチャンピオン』 1400m 16:10発走*
本命にしたのはタムロミラクルです。
地方ダートグレードは、2000mの佐賀記念で中団から進出してロンドンタウンの2着、
かきつばた記念は逃げるトウケイタイガーには離されたものの、ロングスパートで2着に追い上げました。
先行するタイプではないけれど、小回りのコーナーで加速できる器用さを持った馬。
前走の惨敗は気になりますが、久しぶりの左回りだったことが大きかったように思います。
距離はもう少しあってもいいけれど、今回のメンバーならば早め早めに押し上げていけるのではないでしょうか。
対抗はラインシュナイダー。
前走はオープン昇級戦で、包まれて伸びきれずも5着。
大きく負けていなかったし、上のクラスでも戦えることを見せましたね。
ここは初の重賞挑戦になりますが、相手関係は手薄といっていい印象。
武豊騎手で54キロというのも大きな魅力だし、スムーズに先行できればそのまま渋太く残ってくれるのでは。
3番手評価はウインムート。
前走は初のダートでしたが、好ダッシュでハナを切って、そのまま逃げ切り勝ち。
高いダート適性を示してくれました。
ちょっと気になるのは、この時が芝スタートだったこと。
ダートスタートで同じように揉まれず運べるかがカギになりそうです。
佐賀で武豊騎手とダグラス・ホワイト騎手の対戦が見られるというのはものすごく楽しみですね♪
昨年1番人気で逃げ切り勝ちを演じたグレイスフルリープも怖いです。
今年はさらに斤量アップで57.5キロを背負いますが、58キロ59キロも経験済みだし、体の大きな馬でこなしてくれると思います。
絶好の枠に入ったし、昨年の再現なるか注目です。
レーザーバレットは58キロのトップハンデですが、ダートグレード3勝の実績はここでは抜けた存在。
このレースは2015年に3着に来ているし、前がやり合うような展開になれば末脚がハマる可能性も。
◎3、タムロミラクル
〇9、ラインシュナイダー
▲10、ウインムート
△1、グレイスフルリープ
△6、レーザーバレット
*15日(火)盛岡 第10R『クラスターカップ』 1200m 16:30発走*
ショコラブランとサイタスリーレッドの2頭でどちらを本命にするか迷いましたが、ここ最近の勝ちっぷりからサイタスリーレッドを上にしました。
ダート替わりで4連勝中と勢い一番です。
ダート初戦となった3月の500万条件では、スタートいまいちだったにもかかわらず、ダッシュがついて好位へ行き、直線で先頭になるとそのまま押し切りました。
2戦目からはゲートもしっかり出られているし、楽にいい位置に付けられるのは大きな武器。
前走は昇級戦で初のオープンでしたが、好位内から進むと、直線は間を割って進出。
これまで以上にレース上手なところを見せてくれましたね。
今回地方は初めてになるので、コースや馬場などに対応できるかがカギですが、盛岡は地方の中でも広く、アップダウンがあって力のいるコース。
展開の紛れよりも実力で勝負するコースなので、この馬の力が出せれば好勝負必至でしょう。
対抗にしたショコラブランも本命にしたいくらいの実力の持ち主。
今年春の休み明けから2連勝でオープン制覇。
中団から直線きっちりと伸びるレースぶりで、これまで以上に最後の伸び脚がしっかりした印象です。
その後に挑戦したかきつばた記念は3着、北海道スプリントカップは2着という成績。
2連勝がいい勝ち方だっただけにちょっと物足りなく、超小回りでは少しエンジンの掛かりがゆっくりですが、盛岡は広いコースで直線も長いので、この馬の持ち味が活かせそう。
メンバー的にもここでは格上。
そろそろタイトルが欲しいところです。
3番手評価にしたのは地元岩手のラブバレット。
このレースは2年連続3着にがんばっていて好相性です。
この2年は王者ダノンレジェンドが連覇していますが、今年はそこまで突き抜けた存在がいないのも事実。
この馬にとっては大きなチャンスでしょう。
ローテーションも昨年と同じで、前走のレースぶりを見ても万全と言えるデキ。
外枠に入ったので揉まれる心配はないし、強敵相手にどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
前走で休み明けを叩いたブルドッグボスも注目の存在です。
中央7勝の実績を引っさげて南関東へ移籍。
前走の習志野きらっとスプリントでは中団から3着でしたが、新天地での初戦であったこと、3ヵ月ぶりであったこと、しかも船橋1000mという特殊なコースであったことを考えれば、悲観することはありません。
今回は一度叩いた効果が見込めるし、昨年2着だったレース。
大物移籍馬の実力を見せつけて欲しいです。
長期休養明け3戦目のキクノストームまで。
◎9、サイタスリーレッド
〇6、ショコラブラン
▲13、ラブバレット
△1、ブルドッグボス
△14、キクノストーム