*5日(木)大井 第11R『レディスプレリュード』 1800m 20:10発走*
昨日の『東京盃』は、ブルドッグボスが出たかと思ったところでキタサンミカヅキの一気の強襲。
ものすごい脚でしたね。
アフター5スター賞の結果を疑ってしまい、大変申し訳ないです...
あの豪快な末脚を見せられたら、JBCスプリントも大いに楽しみですね!
さて今日はダートグレード3連発の締め括り、『レディスプレリュード』です。
こちらもかなりの好メンバーが集まりました。
その中で本命にしたのはララベルです!
昨年のこのレースで初めてダートグレードに挑戦し、見せ場十分の4着に来た時には、いつかビッグタイトルが取れる馬だ!と喜んだのですが、
そこからもう一段階パワーアップしてくれて、いつダートグレード制覇をしてもおかしくない実力を身に付けました。
4か月の休み明けだったマリーンカップでプラス25キロという数字を見た時にはびっくりしましたが、
それでも1頭ホワイトフーガに食い下がって2着。
前走のスパーキングレディカップはホワイトフーガを競り落とし「勝ったか」と思ったところでアンジュデジールに内をすくわれてしまいましたが、
自分から動いて行く強い内容で、改めて実力を証明しました。
今回も休み明けですが、そこはもうまったく問題ありません。
ホワイトフーガは強いですが、昨年のレースを見ると叩いた方がいいタイプ。
アンジュデジールは斤量がプラス1キロ重くなるし、ここはララベルにとって絶好の条件が揃いました。
対抗はホワイトフーガ。
この馬の強さは今更いうまでもないのですが、崩れても上位争いには必ず食い込んでくるすごい馬です。
ここ最近で負けているのは、58キロと休み明け。
それ以外は本当に強いレースを見せてくれています。
照準はおそらくJBCレディスクラシック3連覇ですから、最高潮になるのは次。
それでも昨年と同じように、大崩れはないと思います。
前走初古馬相手にダートグレードを勝ったアンジュデジール。
2100mならばクイーンマンボに後れを取りましたが、この距離と1キロのハンデで逆転は十分可能と考えます。
レースがとても上手な馬で、器用に立ち回れるのは大きな武器。
前走よりも1キロ重くなりますが、それでもまだ54キロだし、ここも好勝負できるのではないかと思っています。
クイーンマンボの前走は芝重賞なので度外視。
距離的には2000mあった方がいいかなという印象があり、力のある馬ですが今回は印を抑えました。
TCK女王盃で惨敗したマイティティーですが、長距離輸送が苦手なタイプ。
現に北海道滞在競馬で挑んだ門別ではしっかり残っているし、今回は早めに美浦に入れて輸送時間を短くする計画ということですから、
力が発揮できる状態にあると思います。
もう1頭の3歳馬サルサディオーネも怖い存在。
逃げ馬にとって絶好の1枠。自分のペースで行ければそのままも十分ありえます。
◎16、ララベル
〇5、ホワイトフーガ
▲10、アンジュデジール
△15、クイーンマンボ
△3、マイティティー
☆1、サルサディオーネ
*4日(水)大井 第11R『東京盃』 1200m 20:10発走*
昨日の白山大賞典は、◎〇▲で珍しく3連単的中できました!
この勢いで、本日の『東京盃』、明日の『レディスプレリュード』もがんばります。
さて『東京盃』ですが、面白いメンバーが揃いましたね。
実績馬コーリンベリーが長期休養明け初戦、ダートグレードホースである兵庫のトウケイタイガーが南関東初見参、移籍初戦のアフター5スター賞を差し切ったキタサンミカヅキが初ダートグレード挑戦など話題が豊富ですが、
ここは前走圧倒的なレースで北海道スプリントカップを勝った、ニシケンモノノフを信頼しています。
これまでは安定勢力というか、もちろん勝ってはいたけれどちょっと足りない...という印象が強かったのですが、
北海道スプリントカップではブリンカーを着用して、溢れるスピードで押し切りました。
これはもう、もう一段階上の強さを手に入れたと感じましたね。
デビューの地門別で素晴らしい凱旋勝利をし、短距離王者ダノンレジェンドの後継者と言える存在になったと思います。
今回は休み明けですが、もともと鉄砲は利くタイプ。
前哨戦を勝って、ビッグレースへ駒を進めて欲しいです。
本命はすんなり決まったのですが、対抗以下が悩むところ。。
実力と期待を込めて、兵庫のトウケイタイガーを対抗にしました。
JRA時代から見ていた方からすると、かきつばた記念圧勝はかなり衝撃だったようですが...
ソルテの弟でもあるし、素質はあったけれど開花するまで時間が掛かった、というタイプですね。
プロキオンステークスは7着に敗れましたが、超ハイペースの中果敢に逃げてのものですから、評価できる内容だったと思います。
小回りの方がよりスピードを活かせそうですが、経験豊富で大井のコースも問題ないでしょう。
気性的に落ち着いていてどっしりとしているそうで、長距離輸送も心配していません。
3番手評価は浦和のブルドッグボス。
前走は浦和の超小回りで、スタート直後に大きく躓き...終わった...と思ってしまったのですが、よく追い上げてくれましたね。
あれこそ負けて強しのレースでした。
ダートグレードに入ってもトップクラスの実力があることはもうわかっているし、あとはスタートです。
スタートさえ決まれば上位争いは確実と考えています。
ショコラブランは小回りのコーナーで加速することに戸惑っている印象です。
力はある馬だし、大井の外回りになるのはプラスでしょう。
地方経験も積んで来たし、もう少し早めにエンジンが掛かれば面白いと思います。
昨年はハイペースを物にして差し切ったドリームバレンチノ。
10歳の今年もまだまだ元気だし、展開次第では十分上位争いに顔を出してくれるでしょう。
骨折長期休養明けのコーリンベリーは、ベストな舞台での復帰戦。
気性的にいきなり走れる馬で、要注意です!
◎6、ニシケンモノノフ
〇12、トウケイタイガー
▲14、ブルドッグボス
△4、ショコラブラン
△10、ドリームバレンチノ
☆7、コーリンベリー
*3日(火)金沢 第11R『白山大賞典』 2100m 16:30発走*
ここは復活した実績馬インカンテーションを本命にします。
骨折してからはなかなか自分の競馬ができずにいましたが、マーチステークスで積極的なレースをして快勝、前走のかしわ記念は初の地方コースでしたが、最内をロスなく上がって来る器用な競馬でコパノリッキーの2着に食い込みました。
先行できるスピード、そして小回りのコーナーで上がって行ける器用さを持ち合わせている馬。
末脚もしっかりしているし、2100mの距離は初めてになりますが、京都1900m、中山1800mをこなせるならば小回りの2100mは問題ないでしょう。
休み明けも苦にしないタイプだし、ここは力を見せてくれると思います。
対抗は迷いに迷ってカツゲキキトキトにしました。
メンバーが発表される前は、ここはキトキトに重い印を打ちたいと考えていたのですが、中央勢けっこう強いメンバーで、どうしようか正直悩みました。
でも枠順が出て、最高の枠を引いたので、これならば十分勝負できる!と思ったのです。
この馬の力は今更言うまでもないですが、問題は近走地方馬同士で負けていることですよね。
まずくろゆり賞ですが、叩いて叩いて良くなるタイプなので休み明けは大きく響きました。
さらにマイルというのも今のこの馬には忙しかったと思います。
それでも負けて欲しくないメンバーでしたが、敗因がしっかりしているので悲観することはありません。
そして前走東京記念。3度目の大井挑戦でした。
最内枠ということで逃げる形になり、直線の決め手でサブノクロヒョウに負けたわけですが、本来逃げ馬ではないし、目標にされてしまいました。
それでも見せ場十分だったし、叩き2戦目で動きは良化。
レース後錦見調教師も大畑騎手も、「これを使ってさらに良くなる」と仰っていましたが、叩き3戦目で最高の状態で白山大賞典を迎えられました。
メンバーは強いですが、枠順にも恵まれて好位のインを取れるはず。
今の金沢は最内が軽い馬場ですから、一番いいところを通って競馬をしてくれるのではないでしょうか。
このメンバー相手にどんな競馬を見せてくれるか、わくわくドキドキします!
3番手評価はクリノスターオー。
安定感のある馬が、ここ最近はちょっと崩れ気味ですね。
それでもここまでの実績はピカイチだし、ダートグレードでは相変わらずの安定感を発揮しています。
先行して渋太く残るタイプで、金沢のコースもぴったりでしょう。
ここも大きく崩れることはないと思っています。
古馬初挑戦になるタガノディグオも侮れません。
前走のレパードステークスは遠征疲れがあったということですが、一息入れて立て直して来ました。
兵庫チャンピオンシップでは小回りのコーナーでしっかり加速し、ロングスパートで勝っているように小回りも上手にこなします。
古馬との比較が難しいところで、斤量の恩恵もないのですが、実力はある馬なので、いきなり勝負になっても不思議はありません。
前走でオープンを勝ち切ったコパノチャーリーは、枠もいいしメンバー的にも逃げられるのでは。
さっきも書きましたが、今の金沢の馬場は最内が断然有利。
楽に逃げられれば怖い存在です。
◎10、インカンテーション
〇3、カツゲキキトキト
▲8、クリノスターオー
△2、タガノディグオ
△4、コパノチャーリー
*27日(水)船橋 第11R『日本テレビ盃』 1800m 20:10発走*
ここはJRA勢4頭がすべてGI馬という超強力布陣。
この4頭の勝負と考えます。
本命にしたのはケイティブレイブ。
前走の帝王賞では逃げるかと思っていたのに、スタートで大きく躓き後方から。
「終わった...」と思ってしまったのですが、とんでもなかったですね。
直線では真っ黒な姿で外から追い込んで来て、一瞬どの馬が来たのかわからなかったです。
直線だけで一気にごぼう抜きを決め、初JpnI制覇。まだ4歳とは思えない強さを見せてくれました。
もともと好位・先行で結果を出してきた馬が、後方からでも勝負できるとなれば、こんなに心強いことはありません。
前からコースは問わない馬だし、初の船橋も問題なし。
展開に注文もつかないし、今後のダートグレード戦線を引っ張って欲しい存在です。
対抗はモーニン。
フェブラリーステークス快勝後勝ち星がまだありませんが、この春の2戦は一時期の不振を脱した印象です。
前走のさきたま杯は、ブリンカーを着用して集中力アップを促しましたが、なんとスタートで躓き出遅れ。
後方からの位置取りとなりました。
それでも徐々に前に進出し、2着を確保。早めスパートのホワイトフーガには離されましたが、出遅れた割にはいい形で盛り返せたと思います。
距離適性を考えると、JBCではなくここがベスト。
昨年もアウォーディー相手に渋太く食い下がり、見せ場十分の2着に残ったコースですから、今年も好走を期待しています。
3番手評価はアポロケンタッキー。
ドバイ帰りだった帝王賞は5着に敗れましたが、この馬らしい積極的な走りが見られなかったし、やはり海外帰りは難しいなと感じました。
今回改めて一息入れましたが、もともと休み明けでも走れるタイプです。
東京大賞典の時のように、好位から自分で動いて行くようなレースができれば、ここでも上位争いしてくれるでしょう。
サウンドトゥルーは末脚確実で、一昨年の覇者なので信頼したいところですが、
ここ最近ずっとあと一歩届かない競馬が続いていることが気になります。
もちろん、それでも上位には来ているのですが、もう一段上で勝負できる馬なのではないか、と思っているため物足りません。
さらに、使いつつ良くなってくるタイプなので、秋初戦は様子見の4番手にしました。
◎10、ケイティブレイブ
〇9、モーニン
▲11、アポロケンタッキー
△2、サウンドトゥルー
*24日(日)佐賀 第11R『ロータスクラウン賞』 1800m 17:40発走*
さて本日は佐賀三冠のラストを飾るロータスクラウン賞です。
一冠目の飛燕賞は牝馬コパノレイミーが制し、二冠目の九州ダービー栄城賞は再転入のスーパーマックスが人気に応えました。
ここもスーパーマックス中心と考えていいのではないでしょうか。
詳しく展望する前に、馬場改修のことに触れたいと思います。
佐賀は1カ月間馬場を閉鎖し、基礎である路盤から改修を行いました。
砂を全部出して基礎をならし、その上にもう一度砂を敷き詰めるという何年かに一度の大改修です。
改修後、昨日が初めての競馬開催だったのですが、これまでかなり開けていた内側をそれほど開けなくなったという印象です。
勝負所の3,4コーナーはやはり多少は開けていますが、1周目などは内をぴったり回っているジョッキーも多く、特にキングシャークこと鮫島克也騎手が内目を回っていたので、今は内がそれほど重くないのかもしれませんね。
これまでとは少し馬場傾向も違い、今はジョッキーたちも手探りでの騎乗ですから、前半のレースもしっかりとチェックして傾向を掴みたいと思います。
それでは展望いきましょう。
本命にしたのはダービー馬スーパーマックス。
九州ダービー栄城賞では、オヒナサマの奇襲に合って一度は抜かれましたが、結局は直線できっちり差し切って勝利しました。
黒潮ダービーでは他の馬の故障の影響で落馬してしまい、とても心配しましたが、7月の大分川賞では初の古馬相手にレコード&大差勝ち。
大きな影響がなくて一安心しました。
前走はJRAの芝挑戦で8着。
まだまだ若馬ですから、強い相手に揉まれてさらに成長してくれると思います。
今回のメンバーならば、どんな展開になっても勝ち切ってくれると信じます。
1頭力が抜けている分、対抗以下が迷うところ。
その中で注目したのは高知の牝馬タッチスプリントです。
名古屋の若草賞を勝ち、園田ののじぎく賞でも2着。
3歳牝馬の中で全国レベルで活躍しています。
先行できる脚質ではないのですが、小回りでもしっかりと追い込める末脚の持ち主。
ここ3戦はダートグレードに挑戦して強力なメンバーの中で戦って来ました。
特に前走は古馬牡馬一線級相手のサマーチャンピオンで、地方馬最先着の6着に健闘。
単純比較はできませんが、5着だったグレイスフルリープとはコンマ2秒差ですから評価できる内容です。
スーパーマックスとは初対戦ですが、1月の花吹雪賞でオヒナサマの2着だった時よりも、かなり成長していると思います。
3番手評価は3連勝と勢いに乗るトークーブケパロスにしました。
前走は3歳1組で、中団から一気のマクリを決めて勝利。
オープン1勝、1組2勝とこの世代のトップクラスまで上り詰めました。
ここは相手強化が課題になりますが、得意のマクリが決まるようならば上位争いに食い込んでくるのでは。
1組を勝っている牝馬ロイヤルピンクまで。
◎7、スーパーマックス
〇3、タッチスプリント
▲6、トークーブケパロス
△8、ロイヤルピンク