
12日に行われる予定だった旭岳賞は本日開催です。
*27日(木)門別 第11R『旭岳賞』 2000m 16:15発走*
本命にしたのはスーパーステションです。
3歳の休み明けから本当に強くなって、今では道営を代表する馬に成長。
ダービーグランプリでフリビオンの追撃を振り切って勝ったレースぶりは圧巻だったし、今シーズンも地元で3連勝中。
休み明けだったコスモバルク記念は最後にドラゴンエアルにクビ差まで迫られましたが、
2戦目の赤レンガ記念ではオヤコダカに馬体を併せられる厳しい展開ながら、最後は2着ドラゴンエアルに4馬身の差をつけて完勝しました。
前走の星雲賞では2着のモズオトコマエを7馬身ぶっちぎる強さで圧勝。
前に行って自分で競馬を作れる馬で、今回のメンバーでは頭一つ抜けた存在です。
対抗はドラゴンエアル。
スーパーステションには負けが続いていますが、それでも高いレベルで走れています。
前走のマーキュリーCでは、地方馬最先着の4着に健闘。
好位から最後までしっかりと脚を使える馬で、7歳牝馬ですが衰えは見えません。
ここも安定して力を発揮してくれると思います。
3番手評価にしたのはスティールキング。
2016年の北海優駿の勝ち馬で、それ以来重賞で勝ち星はありませんが、コンスタントに上位争いに絡んで来ます。
前走は長期休養明けだったハッピースプリントに対して果敢に攻めて行き、3コーナー内をすくって先頭へ。
4コーナー辺りで手ごたえが鈍くなってしまったけれど、それでも2着に踏ん張りました。
ここ4戦は重賞ではないとはいえ、強い馬と戦っているし、久しぶりの重賞でも力差はないと感じます。
2走前にスティールキングに勝ち切っているタイムビヨンド。
前走はダートグレードでさすがに大敗しましたが、展開によって前でも中団でも競馬ができる馬。
2016年の道営記念を差し切っているように力のある馬で、展開次第で上位争いも可能ではないでしょうか。
8頭という少頭数なので、印は4頭とします。
◎3、スーパーステション
〇1、ドラゴンエアル
▲8、スティールキング
△7、タイムビヨンド
*24日(月)浦和 第11R『オーバルスプリント』 1400m 16:25発走*
本命にしたのはウインムートです。
前走のプロキオンSでは、マテラスカイが圧倒的なスピードで逃げ切りましたが、それを追いかけての3着。
もっと沈んでしまってもおかしくない場面でしたが、最後まで本当によく踏ん張ってくれました。
地方コースは昨年のサマーチャンピオン以来。
この時は1番人気に支持されましたが、逃げてかなり厳しい展開になり3着に。
今は逃げなくても競馬ができるし、多様な展開に対応できるようになりました。
スピードのある馬で浦和コースも合うはず。
内にドライヴナイト、外にネロやオウケンビリーヴといった先行馬が揃い、速い展開になりそうですが、
自在な競馬ができる今なら十分対応可能と考えます。
ここは初タイトルを期待しています。
対抗はオウケンビリーヴ。
前走のクラスターCでは、2番手から逃げるネロと競り合って、見事重賞初制覇。
並んでからネロの踏ん張りが渋太かったものの、終始手ごたえは優勢だったし、クビ差という着差以上に強い内容でした。
3着以下を6馬身離しての勝利だったし、ここも当然上位争いでしょう。
ベストは1200mですが、マイルのスパーキングレディCでも2着に来ているように、小回りならば距離延長も対応可能。
大外枠で揉まれる心配もないし、スムーズな競馬ができるのではないでしょうか。
3番手評価はネロと迷いましたが、浦和のアンサンブルライフにしました。
5月のさきたま杯では、中団からよく伸びて3着を確保。
グレイスフルリープを差し切ったことは評価できると思います。
前走のプラチナCは末脚不発で9着に敗れましたが、休み明けを1度使って今回は上積みが見込めます。
得意のコースでJRA勢に一矢報いて欲しいです。
芝ダートを問わないスピード馬ネロ、オープンを逃げ切ってるドライヴナイトまで。
◎5、ウインムート
〇12、オウケンビリーヴ
▲6、アンサンブルライフ
△9、ネロ
△3、ドライヴナイト
*20日(木)園田 第10R『園田プリンセスC』 1400m 16:05発走*
過去5年で北海道勢が3勝しているこのレース。
今年も4頭が出走して来ますから、当然中心になると考えています。
9月6日に起こった北海道胆振東部地震の影響により、ライフラインが止まってしまい、特に水の復旧には時間が掛かったとのこと。
現在は開催が中止となり、25日(火)から再開の予定。
大変な苦労をしながらの調整だったとは思いますが、レベルの高い北海道の2歳勢は、今年も強い姿を見せてくれると思っています。
その中で本命にしたのはピュアドリーマー。
勝ち星的には1勝馬ですが、2戦目のアタックチャレンジを勝利し、続くウィナーズチャレンジで2着。
初重賞だったフルールCは6着でしたが3着とはコンマ2秒差でした。
前走のすずらん賞は初の札幌、初の芝という条件の中、中団から踏ん張って6着に健闘。
今回は初の長距離輸送になりますが、そこは田中淳司厩舎ですから心配していません。
初物ずくしで簡単な条件ではないですが、高いレベルで揉まれた経験は大きいと思います。
対抗はここまで3戦無敗の金沢ワンモアグローリー。
そのレースぶりは圧巻で、3戦すべて大差勝ちという独り舞台。
他地区の馬との比較が難しい上に、初めて揉まれる展開になってどうなのか、という疑問点はあるものの、
前走の準重賞でもぶっちぎった能力には脱帽です。
このメンバー相手にどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
3番手評価は地元兵庫のリリコ。
新馬戦を快勝し、2戦目の1組は2着だったものの、3着以下は大差がついていました。
前走の認定では、2戦目で負けたアヴニールレーヴをきっちり差し切って2勝目。
今回もペースは流れると思うので、末脚がしっかりしているこの馬に向く展開になりそうです。
すでに3勝を挙げているアヴニールレーヴ、キャリア1戦でも能力が高そうなブレイクフリーまで。
◎6、ピュアドリーマー
〇7、ワンモアグローリー
▲11、リリコ
△8、アヴニールレーヴ
△10、ブレイクフリー
昨日の盛岡ジュニアグランプリに出走した、オッズパーク地方競馬応援プロジェクト4世代目のマリーグレイス。
内枠で揉まれたら脆さを出すのでは...と思っていたのですが、好位集団の内で我慢して5着。最後まで粘り強い競馬を見せてくれましたね。
若鮎賞は逃げ切り勝ちでしたが、逃げなくても競馬ができることを証明してくれました。
これでまた一つレースの幅が広がったし、今後がさらに楽しみです♪
さて今日は高知で珊瑚冠賞が行われます!
高知といえば、今の一番ホットな話題は別府真衣騎手ご結婚のニュースでしょう。
現在高知リーディングをひた走る宮川実騎手とのご結婚ということで、わたしとしてもとても嬉しいです!!!
宮川騎手は、大きな落馬事故により左目失明というハンデを負いながらも見事復帰を果たし、しかも今年はリーディングを獲るか?という勢い。
本当にすごいジョッキーです。
オッズパーク・ジョッキーインタビュー 宮川実騎手
別府真司調教師、宮川浩一調教師が喜んでいる姿が目に浮かびます。
これからさらに高知が盛り上がっていきそうですね!
*17日(月)高知 第7R『珊瑚冠賞』 1900m 18:10発走*
本命にしたのはイッツガナハプン。
高知ではバツグンの安定感を誇ります。
前走の川崎スパーキングサマーCは全国交流戦でさすがに相手が強かったですが、今回と同じ舞台の二十四万国賞では、中団追走から勝負所で動いて行って、4コーナー先頭。そのまま押し切りました。
先行馬というわけではないので、たまーに末脚不発の時があるものの、このメンバーでは負けられないというくらいの存在でしょう。
対抗はキープインタッチ。
前走3着とはいえ、高知での初重賞挑戦でよく追い込んで来ました。
まだ力の比較が難しいところですが、エイシンファイヤーやワイルドコットンに先着しているというのは評価できます。
脚質的にも距離が延びてさらに良さそうだし、今後重賞でも上位に絡んで来る馬だと思っています。
安定感のあるワイルドコットン、距離克服がカギのエイシンファイヤー、タイトルはないものの重賞でも好走しているチャオまで。
◎5、イッツガナハプン
〇7、キープインタッチ
▲6、ワイルドコットン
△4、エイシンファイヤー
△8、チャオ
*11日(火)名古屋 第11R『秋桜賞』 1400m 16:15発走*
グランダム・ジャパン古馬シーズンのトップを走るディアマルコを本命にします。
前走の読売レディス杯でも本命にしたのですが、ここはまさかの4着。
スタートもいまいちだったし、何よりダッシュがつかず。
勝負所でもモタモタしてなかなか進んで行かない印象で、そこからよく4着に盛り返したなと思います。
敗因は状態面というよりも、展開、流れに乗れなかったことが一番大きいのではないでしょうか。
前走で脆さも見せたわけですが、それでもこの馬がスピードに乗った時の強さは計り知れません。
グランダム・ジャパン古馬シーズンの女王の行方も、ビューチフルドリーマーカップでジュエルクイーンが勝って、追い上げて来ました。
ここを勝って優勝に王手を懸けられるでしょうか。
対抗はその読売レディス杯でいきなり重賞制覇をして見せたエースウィズ。
中団からの位置取りでしたが、赤岡騎手がさすがの騎乗でロスなく運び、直線良く伸びてスターレーンを差し切りました。
初遠征、初重賞挑戦でしたが、終わってみれば強いレースでしたね。
2着だったスターレーンはハナ争いがかなり厳しかったし、ディアマルコは流れに乗れなかったり、と、この馬にとって有利な展開になったことは確かですが、
重賞でも遠征でも十分戦えることを証明しました。
スターレーンはタイトルこそ1つしかないものの、重賞で2着5回と存在感を示しています。
読売レディス杯は前半本当に厳しい流れだったと思いますが、最後までよく粘り込みましたね。
力のある馬なので、ここも大崩れなく頑張ってくれると思っています。
地元名古屋のポルタディソーニは絶好の1枠を引き当てました。
もちろん逃げなくても競馬はできますが、この馬にとってはプラスの枠。
宮下瞳騎手鞍上で、積極的な競馬を期待しています。
浦和の桜花賞2着だったアンジュキッスは、休み明け、長距離輸送、古馬初対戦と難しい条件ですが、
前に行って渋太く粘る馬で、小回りの名古屋は合っていそう。
古馬相手にどんな競馬ができるか楽しみです。
◎2、ディアマルコ
〇4、エースウィズ
▲11、スターレーン
△1、ポルタディソーニ
△12、アンジュキッス