B級馬による1400mのS2重賞。
ダノンハラショーは高知から転入後5戦連続連対。2走前のカンナ賞を7馬身差で勝たれたエーシンユリシーズは格が違いすぎ、前走7番人気ながら圧勝のミスタージャックも不在となれば、ここで中心はゆるぎない。
カンスタントリーはC1級からの希望投票。C2級から10戦連続連対中で、ここでも通用しそうな勢い。ここ2戦は1750メートル戦を使われているが、3月28日以降の6戦はいずれも1400メートル戦で1分30秒を切っていることから、タイム面でも勝ち負けできる力はある。
ダンツトゥルースは、中央1勝から転入初戦の前走がダノンハラショー(2着)から6馬身離されたものの3着。2戦目の上積みがあれば上位争いも。
昨年3歳時には九州ダービー栄城賞、ロータスクラウン賞でともに2着という実績のテッド、中央1000万から転入2戦目となるリフトザウイングスらも馬券圏内にからんでくる可能性。
◎9ダノンハラショー
○10カンスタントリー
▲6ダンツトゥルース
△8テッド
△3リフトザウイングス
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ヒラボクビクトリーは岩手転入後、芝では3戦1勝2着2回。かきつばた賞では逃げたモズに一旦は並びかけたものの半馬身差で2着。せきれい賞では3歳のレジェンドロックに3馬身差の2着。中央時代は芝の1800メートル以上を使われていたが、マイルの流れが不向きとは思えず、今回はチャンスありと見る。
ライズラインは、今シーズン初の芝挑戦。シアンモア記念勝利など4歳になっての充実は明らかで、昨年3歳馬同士の芝のオパールカップを制していることから、ここでも好勝負必至。
かきつばた賞を逃げ切ったモズが、せきれい賞では早めに後続に来られてしんがり負け。逃げ馬の宿命とはいえ目標にされると弱いのかもしれない。すんなりマイペースで逃げられればチャンスはある。
中央時代は芝中心に使われていたように芝のほうが向く印象のイグゼキュティヴ、前走芝のOROスプリントを勝ち、距離延長をこなせばというエーシンシャラク、昨年のかきつばた賞勝ち馬で、長期休養明け後徐々に復調を見せているオールマイウェイらが連下候補。
◎12ヒラボクビクトリー
○9ライズライン
▲5モズ
△8イグゼキュティヴ
△11エーシンシャラク
△10オールマイウェイ
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昨年新設された3歳牝馬の重賞。昨年の勝ち馬エトワールドロゼは先日の読売レディス杯では強力な遠征勢をしりぞけ地元に栄冠をもたらした。今年もこのレースが出世のきっかけとなるかどうか。
アイナは転入初戦の前走、最後方を追走し向正面から大外をまくってくると、4コーナー手前で早くも先頭。逃げていたベルノトライに食い下がられたものの、ゴール前で振り切ってという印象的な勝ち方。笠松のクイーンカップ3着という実績からも、牝馬同士なら能力上位。
北日本新聞杯を制したエムティサラは、続く古馬A-2特別で4着と好走。3歳のこの時期に古馬上級クラスとの経験は大きい。MRO金賞からのここ2戦は結果が出ていないが、距離短縮で巻き返す。
中央未勝利から転入したウニヴェルソは、まだ3歳B級だが大差、5馬身という一方的なレースぶりで2連勝。その勝ちタイムから、ここもあっさり突破という可能性もある。
3歳でのデビューから4連勝が圧倒的な内容だったライブザドリームだが、ここ2戦はいまひとつ。巻き返しのかかる一戦。
転入後3戦連続2着のあと前走が7着と、なかなか勝ち切れないネガティヴだが、2歳時北海道での実績からはもっと走ってもいいはず。距離短縮にも期待。
ハッピールミエールは、MRO金賞こそ惨敗だったが、2歳時には兼六園ジュニアカップ、金沢ヤングチャンピオンでともに2着。復活を期待したいところ。
◎5アイナ
○1エムティサラ
▲4ウニヴェルソ
△6ライブザドリーム
△10ネガティヴ
△8ハッピールミエール
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今シーズンのばんえい古馬重賞は、ばんえい十勝オッズパーク杯はオレノココロ、旭川記念はコウシュハウンカイ、北斗賞はフジダイビクトリーがそれぞれ勝って、2着もこの3頭で分け合った。なかでもフジダイビクトリーはここ5戦連続連対という安定ぶり。昨シーズン(今年)のばんえい記念では障害先頭であわやの場面があっての4着だっただけに、今後負担重量が重くなるにつれて、さらに好勝負が期待できそう。当日は雨予報が出ていて、昨年のこのレースを制したときも雨で3.3%の軽馬場だったということもプラス材料。
雨ということでは、昨年2着だったキタノタイショウにも期待したいところ。ばんえい記念を制したあとの今シーズンはまだ勝ち星がなく2着が最高という成績だが、人気を落としていても重賞で不意に好走するのがこの馬のパターン。ゆえにまったくダメという可能性もあるのだが。
5歳の期待馬オレノココロは、北斗賞でフジダイビクトリーより10キロ重い800キロで2着だったのは評価できる。
インフィニティーは、重賞で人気以上に走る印象。今シーズンも、ばんえい十勝オッズパーク杯こそ4番人気で4着だったが、旭川記念は7番人気で4着、北斗賞でも6番人気で3着。雨で止まらない馬場なら、早めの障害クリアから粘り込むシーンも考えられる。
5歳の期待馬のもう一方、コウシュハウンカイは、北斗賞こそ惨敗だったが、その後の2戦は勝ち切れないながらも差のないレース。引き続き好調だ。
穴ならトレジャーハンター。2014年のチャンピオンカップで2着があり、今シーズンは下級条件から連勝でクラスを上げてきた。クラス別定でオープン馬より10キロ軽い800キロというのも魅力。
◎2フジダイビクトリー
◯10キタノタイショウ
▲5オレノココロ
△1インフィニティー
△8コウシュハウンカイ
△7トレジャーハンター
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ロチュスのデビュー戦は、先行争いからハナをとると、3コーナーからは早くも2番手以下との差を広げ、直線では独走となっての6馬身差。ほかに芝1000メートル戦を勝っているメーターやサプライズハッピーより勝ちタイムこそ遅いものの、余裕のある内容。2走目の上積みと、まだ若い2歳馬だけに中1週での勢いに期待したい。
メーターのファーストステップ芝1000メートル59秒1は、今季ここまでの2歳戦では最速の時計。2番手追走から前のグレーストスカーナを直線坂上でとらえると、そこからあっという間に差を広げて4馬身差。この馬も将来性を感じさせる。
メジャーリーガーは水沢と盛岡のダートで2連勝。芝は未知数だが2勝を挙げているのはこの馬だけで怖い存在。
サプライズハッピーのデビュー戦は、1頭が取消となっての4頭立て。スタートダッシュはあまりよくなく、3番手から3コーナー過ぎで逃げ馬をとらえると、直線で振り切った。まだまだ本来の力を発揮していないと思える内容だった。
ソラトブヒャクは門別で4着、6着のあと転入。地区レベルを考えれば上位に食い込む可能性は十分考えられる。
グレーストスカーナのデビュー戦は、逃げて直線でも先頭だったが、メーターにとらえられると抵抗できずに突き放さた。それでも3着馬には5馬身差をつけている。メーターの力が抜けているとすれば、今回も上位に食い込む可能性はある。
◎10ロチュス
◯3メーター
▲7メジャーリーガー
△1サプライズハッピー
△5ソラトブヒャク
△2グレーストスカーナ
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