NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
B級馬による1800メートルのS2重賞で、この開催のB級戦は、翌20日に1400メートルの師走賞もS2重賞として行われる。
ダイリンザンは、飛燕賞勝利のあと8カ月ぶりの復帰初戦となった前走サフラン賞では、3コーナー過ぎで先頭に立つとそのまま後続を寄せ付けずの楽勝。ところがその後に禁止薬物(カフェイン)が検出されて失格となっていた。ここはあらためての復帰戦。前走のレースぶりからもこのクラスでは実力的に抜けている。
マイネルヘルックは中央未勝利から転入し、4戦して2着が3回。初戦の耶馬溪賞の勝ち馬ミスタージャックはその後すでにA級戦を勝っており、前走の勝ち馬サンライズベーダーは中央3勝からの転入馬で、戦ってきた相手が悪かった。ここはダイリンザンと3歳馬同士の争いとなりそう。
ビービーアックスは門別からの転入初戦。中央在籍時の2013年10月以来2年以上勝ち星から遠ざかっているとはいえ、北海道ではA1特別で3着が2回あった。その実力ならここでも即通用しそう。
前走B-3組の一般戦で佐賀初勝利を挙げたミッキーバルーン、2走前のB-2組特別で2着があるリッカタキシードらは、上記3頭にどこまで食い下がれるか。
◎2ダイリンザン
◯4マイネルヘルック
▲5ビービーアックス
△10ミッキーバルーン
△6リッカタキシード
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