今回は2週連続で重賞制覇を果たした山本聡哉騎手にスポットを当ててみたい。2レースとも"さすが!"と感服させる内容だった。
まずは5月9日、「第46回シアンモア記念」。1番人気に支持されたのはトライアル・赤松杯を完勝したチャイヤプーン。山本聡哉騎手=ヒガシウィルウィンは2番人気。
タイセイブラスト、スティンライクビーが逃げ争いを演じ、ヒガシウィルウィンは好位4番手をキープ。その後ろにエンパイアペガサスがつけ、若干出遅れたチャイヤプーンは後方3番手インを追走した。
向こう正面に入ってチャイヤプーンが最初に動き、ほぼ同時にヒガシウィルウィン、エンパイアペガサスも先行2頭に接近。3~4コーナーで内ヒガシウィルウィン、中エンパイアペガサス、外チャイヤプーンの争いに持ち込まれた。
直線を向いても3頭が譲らず叩き合いとなったが、チャイヤプーンの脚いろが一杯。エンパイアペガサスは一瞬先頭に立ったが、ヒガシウィルウィンが最後でもう一伸び。エンパイアペガサスの追撃をクビ差封じ、赤松杯5着の雪辱を果たした。
山本聡哉騎手「赤松杯は3~4コーナーでサンキューに交わされて我慢がきかなかった。それでもゴール前は伸びていましたからね。勝負どころで交わされなければ直線でも頑張ってくれると思っていました」
確かに勝負どころからエンパイアペガサス、チャイヤプーンに馬体を併せられても先頭は譲らなかった。これが優勝の最大要因となった。
続いて16日、3歳牝馬全国交流「第21回留守杯日高賞」は愛馬ゴールデンヒーラーがダイヤモンドカップへ挑戦。北海道・スマイルミュの騎乗依頼を受けた。
村上正和調教師の指示は「外のグロリオーソを見ながらレースをしてほしい」だったが、そのとおり逃げたセカイノホシの2番手をぴったり追走。3番手外につけたグロリオーソを終始意識しながらレースを進めた。
結果、セカイノホシを最後までかわいがり、行った切りの決着。スマイルミュがゴール前でキッチリ交わし、初重賞を手にした。村上正和調教師「乗り役がうまく乗ってくれました」
さすが昨年、リーディングジョッキーを奪回した山本聡哉騎手。コースを熟知している騎乗ぶりでスマイルミュを勝利に導いた。
24日メインは「青葉特別」(A級一組 水沢1600m)。抜けた馬が不在で波乱含みの一戦となった。
ペイシャリルは南関東B2から転入。初戦、2戦目を2着にまとめ、以降は3、5着。次第に着順が下がっている印象を受けるが、前走は流れに乗れなかったのも敗因。前で競馬ができれば反撃必至。あとは最後の爆発力が欲しいところ。
アドマイヤコメットはソロソロの可能性が高い。今季3戦とも逃げて一杯のレースだが、マークも相手もきつかった。しかし今回は同型はポエムロビンのみ。マイペースの逃げに持ち込め、アッサリまで。鞍上は山本聡哉騎手。
ハイパーチャージは前走、3番手の積極策。元々が追い込みタイプのため最後が甘くなったが、それでも3着確保した。今シーズンは5戦3着4回。安定感は評価材料となる。
センティグレードは久しく鳴りを潜めているが、徐々に良化。前回4着で復調のメドが立ったと解釈。元々、水沢巧者で定評があり、一発を秘める。
ワンラインは今季2勝2着1回。A級昇級戦もアッサリ突破し、シアンモア記念に駒を進めた。今回は自己条件に戻り、反撃に転じて不思議はない。
ミズサンタイムは昨年終盤から頭打ちのレースを繰り返しているが、気配そのものは悪くない。メンバー緩和され、軽視できなくなった。
◎⑥ペイシャリル
〇⑨アドマイヤコメット
▲⑦ハイパーチャージ
△①センティグレード
△③ワンライン
△⑤ミズサンタイム
<お奨めの1頭>
4R ミンナノヒーロー
デビュー2戦目を驚異的なタイムで圧勝。村上忍騎手に地方競馬通算3500勝をプレゼントした。もちろん追いかける一手
23日メインは2017年以来、重賞へ再格上げされた「第22回あすなろ賞」(水沢1900m)。水沢を舞台に行われるのは2008年以来、久々となった。このレースの1着馬から3着馬には岩手伝統の一戦「第49回一條記念みちのく大賞典」(6月20日)の優先出走権が与えられる。
本命は連闘で臨んできたチャイヤプーンで迷いはない。まずはシアンモア記念を振り返ってみたい。
逃げはタイセイブラスト、スティンライクビーの2頭だったが、1コーナー過ぎにスティンライクビーが先頭に立って大逃げを打った。ヒガシウィルウィンは4番手をキープし、その後ろをエンパイアペガサスが追走。チャイヤプーンはスタートで若干出遅れて7番手インからの競馬となった。
向こう正面でチャイヤプーンがじわじわと前へ接近し、ヒガシウィルウィン、エンパイアペガサスも徐々にスパート。直線を向いて内ヒガシウィルウィン、中エンパイアペガサス、外チャイヤプーンの叩き合いに持ち込まれた。
3頭が互いに譲らなかったが、ヒガシウィルウィンが最後でもう一伸び。エンパイアペガサスの追撃をクビ差封じて優勝。一方、チャイヤプーンは残り50mで脚いろが怪しくなり、村上忍騎手がムチを入れたところ、間をおいて内に切れ込んでいく。赤松杯でも早め先頭に立ったあと、内に切れ込んだが、今回も同じアクションを起こした。
レースリプレイを何度も見返し、過去のレースも改めてチェックした。すると1月2日、大師オープンの4コーナーで森泰斗騎手がムチを入れると、ワンテンポ置いて外によれてブレーキをかけた。
おそらくだが、チャイヤプーンはムチを入れられると激しく反発するらしい。ムチを怖がっているのではなく、気の強い馬ゆえに怒りを表しているように映る。
今回の注目点は最後の直線。メンバー比較から最有力に間違いなく、あとはどこで抜け出すか。そして内に切れ込むクセをまた出すのか。あすなろ賞はチャイヤプーンの反応が最大見どころになるだろう。
ヤマショウブラックは不来方賞、桐花賞を優勝した2019年度の年度代表馬。昨年は頂点を目指すのがテーマだったが、時計のかかるダートに手こずって入着止まり。マーキュリーカップ9着後、南関東へ移籍したが、5戦0勝に終わって帰郷。
北上川大賞典から始動予定だったが、球節が腫れたため出走取り消し。以降は休養に専念し、今年3月に復帰。初戦2着、赤松杯7着に敗れたが、メンバーが緩和された前回快勝。これでようやく復調の兆しをうかがわせた。
今回、ヤマショウブラックにラッキーなのは金曜日に降った雨。桐花賞を快勝したように軽い時計勝負で最大能力を発揮するタイプで馬場が渋るのは好都合。仮にチャイヤプーンを破れば今後の視界も明るくなる。
ジェイケイブラックは中央未勝利から転入後、11勝2着4回。着外わずか3度のみと抜群の安定感を誇る。ただ北上川大賞典8着に敗れたように重賞突破レベルかどうか。加えてコース広い盛岡の方が合い、コースもカギ。ひとまず今季3、2着の成績から▲評価が妥当だろう。
パンプキンズは昨年の覇者。舞台は盛岡1800mで8馬身差をつけて逃げ切った。こちらも盛岡コースが合うが、絶好枠プラス軽い馬場。気分良く逃げれば自慢の粘りを発揮するシーンまで。
ブラックカードは中央芝2000m1勝、ダート1700m1勝・2勝クラスから転入。初戦を2着にまとめ、上々の滑り出し。ひと叩きされた上昇度と距離延長を味方に上位をもくろむ。
グランメガスマイルは休み明け戦でヤマショウブラック、ジェイケイブラックに次ぐ3着。こちらも変わり身を見込める。
◎⑨チャイヤプーン
〇⑤ヤマショウブラック
▲⑦ジェイケイブラック
△②パンプキンズ
△④ブラックカード
△⑥グランメガスマイル
<お奨めの1頭>
3R ギャレット
いよいよ注目の2歳新馬戦がスタート。父はセレクトセールで1億9000万円(税抜き)の高額落札馬。決して850m向きの血統ではないは、絶対能力でカバーできる
5月16日に行われた3歳牝馬の地方競馬全国交流重賞『留守杯日高賞』。上位は人気通りの決着、中でも遠征勢が優勝を争う形になりましたが、勝ったのは2番人気のスマイルミュ。各地を転戦しながら水沢の地で重賞初制覇となりました。
逃げた3番人気セカイノホシを直後でマークするスマイルミュ、さらにその2頭を見ながら進む1番人気グロリオーソとレースは序盤から終盤までこの3頭三つ巴の戦いに。
しかし勝負所で一瞬置かれたのはその1番人気のグロリオーソ。その後は逃げ粘るセカイノホシと追うスマイルミュ二頭の戦いとなり、ゴール前で競り落としたスマイルミュに勝利の軍配。セカイノホシはクビ差の2着、グロリオーソは最後巻き返したものの1馬身差3着まで。そして岩手のベニスビーチが3頭に食い下がる4着となりました。
5月18日のメインレースは11RのB1級『ディセントラ賞』。重賞でも特別でも無い、"一般戦のダート2000m"という条件は近年ちょっと見た記憶が無い、非常に珍しい設定です。
それだけに、出走各馬にとってはほとんど経験が無い距離という事でもあり、予想もなかなかに悩みどころ・・・というレースになりました。
悩んで選んだ本命は(3)カナタです。昨秋の転入後は7戦5勝2着2回の完全連対確保中。C2級からシーズンを挟んでB1級まで駆け上がって来ましたが、そんなB1級昇級初戦の前走も2着以下に4馬身差をつける完封で勝利。勢いはこのクラスでも随一と言って良い存在です。
距離に関してはJRA時代にも1800mを一度走っただけですから未知なのは間違い無いですが、しかしここではそれは他の馬も同じようなもの。血統的には父ダイワメジャーですから中長距離歓迎、あとはやはりここまでの勢い重視で狙ってみて良いでしょう。
対抗は(1)ツーエムアリエス。1番人気10着の前走は確かに懸念材料なのですが、それまでの堅実さからすれば逆に走っていなさすぎてダメージがなさそうにも思えます。改めて振り返ってみればこれまでもけっこうムラっけな戦績。距離実績に関してはこの中で最右翼の存在でもありますし、前走など無かったかのようにあっさり巻き返してくる・・・という方に一票。
三番手は(6)マベルロンジュを。岩手での初勝利が1400m、JRA時代も終盤は1200mを使ったりして"スピード馬"のイメージもありましたが、実際は距離が短いと立ち回りが慌ただしくなるような印象もありました。前走の1800m戦はじっくり動いて2着確保。さらに距離延長ですがさらに良さが出てきて良いのでは。
(5)オデンセはマイルまでの距離経験で2ハロン延長という未知の領域に挑むわけですが、流れに乗れればしぶとさを発揮するタイプですから、このメンバーでなら対応できておかしくないとみます。(2)ナムラバンザイはA級通用の近走・距離経験からも無視はできない存在なのですが、前走が11日というローテーションを気にして控えめの印としました。
●11Rの買い目
馬単(3)=(1)、(3)=(6)、(3)=(5)、(3)→(2)
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先週の注目レースを振り返ってみたい。まずは9日、岩手古馬の根幹レース「第46回シアンモア記念」。
勝ったのはヒガシウィルウィン。トライアル・赤松杯は伸びひと息で5着に終わったが、ひと叩きされた効果が大きかったのだろう。直線で内ヒガシウィルウィン、中エンパイアペガサス、外チャイヤプーンの叩き合いとなったが、ヒガシウィルウィンが最後でエンパイアペガサスの追撃を封じた。
山本聡哉騎手「前回(赤松杯)は3コーナーでサンキューに早めに交わされたが、それでも直線では伸びていました。だから今回は4コーナーまで我慢できれば最後まで踏ん張れると思いました」。改めてヒガシウィルウィンの底力を見せた一戦だったと思うが、鞍上の好騎乗も光る一戦だった。
前後するが、第1Rでミンナノヒーローに騎乗した村上忍騎手が圧勝。同騎手は地方競馬通算3500勝を達成した。3500勝達成は菅原勲元騎手、小林俊彦元騎手に続いて岩手競馬史上3人目の快挙となった。
村上忍騎手「先週の時点で達成に迫っている事は聞いていましたし、今日は最初から良い馬が控えていましたからプレッシャーのようなものはなかったです。この馬(ミンナノヒーロー号)も自分の記録どうこうよりも勝たせてあげたかった馬ですからね。強い競馬ができて良かったと思います」
そのミンナノヒーローの母ミンナノアイドルはオグリキャップの最後産駒。(全)兄ストリートキャップは中央芝3勝。ミンナノヒーローはJRAデビューはならなかったが、岩手に新天地を求め、デビュー戦2着から今回、2着に3秒1差をつけて圧勝した。走破タイム1分23秒5は馬場を考えても驚異的。次走も楽しみになった。
10日、12R「皐月特別」にハッピーグリンが出走した。結果は3着だったが、今後につながるレースだったと思う。ハッピーグリンは2019年、旭岳賞以来のダート戦でその時は3秒差6着。対して1着リリーモントルー、2着ブラックカードは中央2勝クラスからの転入。それを考えれば上々。盛岡芝へ向けて態勢を整えていってほしい。
17日メインはB2級一組「夢・希望 未来へ前進」(水沢1800m)。距離対応が最大ネックとなる。
サージェントバッジは今季未勝利だが、前走、出遅れたメイカップ6着以外は4戦入着。2着1回3着2回と馬券対象を果たしている。今回の1800mは中央時代に3勝、ほかにダート1700m1勝。内枠有利の水沢1800m戦で待望の勝利を飾る。
シンボリタピットも今季未勝利だが、同じく2着1回3着2回。中央時代は芝3勝マークしたが、昨年以上にダートにも対応できるようになったのが収穫。流れが落ち着く1800m戦が合う。
ジャーネジャーネは前走タイム差なし2着。逃げたヤマニンボアソルチがマイペースに持ち込んで展開は合わなかったが、それでもジワジワと進出。上昇ムードをうかがわせた。ダート1800mも結果は出なかったが、3度経験済みも心強い。
ブライティアフジは距離未経験だが、ひと冬を越して大幅に体重増。これが春の好走につながった。近2走8着はB1戦で相手強化。B2降級で反撃必至。
ペイシャルフェは前々走3着を確保したが、前走8着。元々がムラなタイプだが、中央時代にダート1700m3着の実績を評価した。
モンキーキックは有力馬がもたついた際に3着があるかも。
◎①サージェントバッジ
〇⑩シンボリタピット
▲⑤ジャーネジャーネ
△⑥ブライティアフジ
△⑦ペイシャルフェ
△③モンキーキック
<お奨めの1頭>
3R ヘニービュット
前走は6ヵ月ぶりの実戦に加え、プラス39キロと大幅な体重増でも2着を確保。ひと叩きされて待望の初勝利を飾る
16日メインは"GRANDAME-JAPAN2021"3歳シーズン・セミファイナル「第21回留守杯日高賞」(水沢1600m)。
現在、3歳シーズンの暫定トップはサンシェリダン(高知)の18ポイント、2位がケラススヴィア(浦和)17ポイント、3位がパールプレミア(園田)の16ポイントと大接戦。最終戦・関東オークス(JpnII)までもつれ込むのは確実だ。
今回は遠征馬3頭、地元9頭の計12頭で覇を競うが、遠征馬優位は明らか。しかも南関東勢は過去10年で5勝。これも大きなファクターとなる。
本命はグロリオーソ。北海道9戦1勝から南関東へ移籍。あっさり2連勝を飾り、南関東牝馬クラシック路線へ殴り込み。ユングフラウ賞0秒1差3着、浦和・桜花賞2着と好勝負を演じた。
二冠目・東京プリンセス賞は7着に沈んだが、これは競馬ブック誌にも書いたが、"つきバテ"。逃げたケラススヴィアの2番手をキープして手応えも上々。楽に追走したように見えたが、直線を向いて突き放される一方。
競馬でよくあることだが、逃げた馬が強すぎた場合、2番手につけた馬はピッチを上げられた時、なし崩し的に脚を使って失速するケース。見た目には行った切りの道中なのだが、直線で一杯になってしまった。
それを裏付けるのがスマイルミュの浦和・桜花賞。2番手につけながら4コーナーで手応えが怪しくなり、結果1秒3差4着に沈んだ。この2戦を振り返れば一目瞭然。ケラススヴィアの作った流れは我々が思った以上に厳しいことを意味する。
グロリオーソは東京プリンセス賞7着に沈んでも評価ダウンにならないのは当然のこと。自分の競馬に徹すれば首位を奪回。待望の重賞タイトルに王手をかけた。
スマイルミュは昨年の芝交流・ジュニアグランプリ3着で岩手のファンにもお馴染み。続くJpnIII・エーデルワイス賞でも7着に入り、北海道実績はグロリオーソよりはるかに上回る。
南関東移籍後も2勝2着にまとめ、浦和桜花賞へ挑戦4着。これは先にも記したとおり"つきバテ"だったと想定するとグロリオーソとの勝負づけはまだ済んでいないと解釈するべき。
今回は北海道へ帰郷初戦となり、1ヵ月半ほどレース間隔が開いたのが若干気になるが、留守杯日高賞へターゲットを絞ったと思えば問題なし。小回り水沢では先行力が最大の武器。コースを熟知した山本聡哉騎手を鞍上に指名し、逆転をもくろむ。
セカイノホシのスピードも軽視できない。北海道3勝から東京2歳優駿牝馬トライアル・ローレル賞へ挑戦。果敢に逃げてケラススヴィアの2着に粘った。この時の距離が1600m。すでに克服済みは強調材料となる。
ローレル賞2着以降は3戦連続で二けた着順に沈んだが、先手を取れなかったのがすべて。北海道へ帰郷2戦目を0秒8差で逃げ切り、上昇ムード。加えて逃げたい馬が絶好の2番枠。グロリオーソ、スマイルミュがけん制し合えば漁夫の利を得る可能性も十分ある。
ベニスビーチは北海道1勝から笠松へ移籍。準重賞2勝、重賞・新春ペガサスカップ2着の好成績を収めた。南関東3戦では苦戦を強いられたが、岩手転入戦でトライアル・あやめ賞2着。ゴールデンヒーラーのペースで逃げ切られたが、ベニスビーチは馬群を割ってメンバー最速の上がりを駆使。負けて強しの一戦だった。
ファイントリックは小柄な牝馬だが、兄エンパイアペガサス譲りのレースセンスで芝交流・ジュニアグランプリ以外の重賞で着外なし。今春は牡馬相手のスプリングカップ2着で気を吐き、ほかに重賞で3着4回。有力馬がもたつけば馬券対象になる。
◎⑩グロリオーソ
〇⑤スマイルミュ
▲②セカイノホシ
△⑧ベニスビーチ
△⑫ファイントリック
<お奨めの1頭>
3R スズカロココ
キャリア組を相手にデビュー戦を完勝。能力の違いを見せつけた。メンバー強化感もなく、2連勝にまい進する