10月16日に行われた2歳馬による地方競馬全国交流重賞『南部駒賞』。遠征勢3頭・地元勢3頭が対決する構図になったレースはホッカイドウ・エイシンケプラーが逃げ切り勝ち。鞍上・山本咲希到騎手は昨年に続いてこのレース連覇となりました。
逃げに出たエイシンケプラーを巡ってナイトオブバンドが2番手で、フジラプンツェルは外に出して早めに上昇、それを見ながら進む他の各馬と序盤の位置は各馬のこれまでのレース通り。
人気を集めた地元フジラプンツェルが動き出したのは3角手前、前の二頭に外から馬体を並べていってそのまま先頭に立つかと思われました。しかし交わしきれぬままに逆に後退、そこからは逃げ粘るエイシンケプラーと食い下がるナイトオブバンドの戦いに。最後はエイシンケプラーが振り切って1馬身3/4の差でゴール。山本咲希到騎手は昨年に続く連覇達成、またホッカイドウ勢は2017年から5回連続優勝(2018年はレース実施せず)となりました。
10月18日のメインレースは8Rに行われる3歳芝の重賞『サファイア賞』です。例年ならば同じ時期に行われるOROターフスプリントが"今季最後の芝重賞"というキャッチフレーズにもなるのですが今年は11月3日のJBC当日まで芝重賞があるのでまだ"最後"ではありません。ただ"3歳限定の重賞"は今季はサファイア賞が最後。それが芝2400mというちょっと独特な条件かつ転入間もない馬が多い顔ぶれ。予想は難解、レースも混戦・激戦になりそうな気配です。
幸いにして前週以降の雨はほとんど無く芝は比較的良い馬場状態でレースが行えそう。さすがに夏頃までの状態の良さではないものの、ひとまず安心といったところでしょうか。
なおサファイア賞は第8レース、発走は16時10分となっています。レース番号・発走時刻をお間違えなく。
本命は(11)トーセンキャロルです。夏の転入後はひまわり賞・OROオータムティアラの牝馬二冠を制した実力馬。芝は久しぶりになりますがJRA時代に中山芝1200mに勝ち星あり。岩手に来たのもそもそもが芝を求めてでしたから、"いよいよ芝に登場"という見方をするのが妥当でしょう。距離は未知数ですが2000mを折り合いの不安無くこなしていますし、力量的にも前走で「やまびこ賞で牡馬を破ったアップテンペスト」を退けているのですから牝馬といえど世代上位の評価になるでしょう。待ち望んだ芝でどんな走りを見せるのか注目。
対抗は(12)トーセンシュシュを狙ってみます。"2400mは未知数"という枕詞は今回の全馬に付くわけですが、この馬はJRA時代に芝1800mの新馬を勝ち芝2000m・1勝クラスの特別戦でもそれなりに対応しており長めの芝の経験が豊富。前走のはまぎく賞でも最後伸び負けしたとはいえ4角を回るまで先頭集団の中でスムーズに立ち回っており盛岡の芝も問題なさそうです。距離延長が味方になる可能性は十分にあるでしょう。
三番手は(8)ギャレットを。2歳時の若鮎賞優勝をはじめ盛岡の芝は得意にしており、夏場にちょっと流れが崩れましたがそれもはまぎく賞で復調気配を感じさせました。コース相性の高さは軽視できないものです。
ヒモとなるとどこでも選べそうな印象になってきます。そもそも上位の印もどこからでも入れる感じなのですが、敢えて選んでいくとまず(10)ヴラディア。はまぎく賞は人気薄の勝利でしたが内容にはフロック感の無いもの。芝適性という点でも上位に位置づけて良いはずですが、過去実績からは中距離以上はもうひとつの印象がありその点でここまでの印に
もう一頭は(6)ベアーザベルを。前走は結果2着も道中最後方から上がり最速で突っ込んできました。スタート難を距離でカバーできれば前走以上の結果もあって良いはず。
●8Rの買い目
馬単(11)=(12)、(11)=(8)、(11)=(10)、(11)=(6)
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先週10日、JpnI「第35回マイルチャンピオンシップ南部杯」(盛岡ダ1600m)が行われ、1番人気に支持されたカフェファラオが優勝。逃げ切りを図ったヘリオスをゴール寸前で捕らえた。
福永祐一騎手「スタートは良かったが、スピードに乗るまでが時間がかかるタイプ。コーナーにすぐ入るコースだといい位置が取れないが、盛岡は直線が長い。今回はポジションが勝負だった。できれば揉まれないレースをしたかったのが本音だったが、3番手は取れたので、悪くなかったと思う。3コーナーでアルクトスにプレッシャーをかけられて道中のリズムは楽ではなかった。それで最後の伸びが甘くなったが、差はわずかでも勝ち切るのがGIホースの底力だと思う」
このコメントを確認しながらレースリプレイを見てほしい。カフェファラオは好スタートを切ったが、外から先行を主張したヘリオス、アルクトス、シャマルに被せられて一旦下がるシーンがあった。しかし福永騎手は隊列が落ち着きそうになるところ、3番手まで押し上げた。
今回のレープロのプレイバック2021でも書いたが、南部杯は位置取りが勝敗を分けるカギ。カフェファラオはスタートして直線800mで好ポジションを取ったのが最大の勝因。さすが福永騎手は何度も盛岡コースで騎乗して、特性を誰よりも把握していた。
ヘリオスは思った以上に粘りを発揮したが、まさに"差はわずかでも勝ち切るのがGIホース"。ダート・マイル王の座に君臨したカフェファラオの動向に注目したい。
17日メインはJRA1勝クラスvs岩手B1下の条件交流「フレンドリーカップ カシオペア賞」(盛岡芝1700m)。これまでどおりJRA勢の優位は動かない。
ウインメイユールは昨年7月、盛岡芝1700mで行われた3歳未勝利の条件交流「フレンドリートロフィー アンバー賞」で2番手追走から抜け出して完勝。1分45秒2の好タイムをマークした。
1勝クラスでは5着が最高だったが、前走、中山芝1800mで好位を追走。直線でスパートをかけようとしたところ、進路が狭くなる不利。勝ち負けは別にして、もっと着順をあげることができた。今回の条件はウインメイユールにベスト。交流戦で自己ポジションを楽にも取れるだろうから、絶好の勝機と見ていいだろう。
スウィートブルームはデビュー戦の福島芝1800m3着だったが、2戦目の新潟芝1800mを快勝した。1勝クラス昇級後も2着2回3着2回。2勝クラスも見えてきたが、ここ2戦9、8着に凡走。常識に掛からない面をのぞかせている。
これがゴールドシップ産駒の特徴か。左回りに課題があるとのことだが、むしろレースに集中できるかどうかがポイント。地力上位は明らか。あっさり首位まで十分。
マイネルパリオートは2着2回3着1回から、デビュー10戦目で未勝利を脱出した。いわゆるじり脚タイプで瞬発力勝負では劣勢ムード。それならば小回りでパワーを要求される盛岡芝は歓迎。前走はウインメイユールとは0秒3差だった。
ジャスパージェットは川崎交流で1勝、一戦置いて名古屋交流で2着。一見すると芝は合わない印象を持つが、デビュー戦は東京芝1800m3着。前走8着は芝2200mが長かったとすれば1700m短縮は望むところ。
ツクバマサカドは盛岡芝で素質開花。強烈な末脚を駆使して2勝をマークした。ここ2戦はダートが舞台で度外視。ペース速くなれば台頭のシーン。
ブライティアセルバはB2・芝1600mを快勝。昇級戦だが、盛岡芝なら目が離せない。
◎⑨ウインメイユール
〇⑩スウィートブルーム
▲⑦マイネルパリオート
△⑧ジャスパージェット
△⑫ツクバマサカド
△①ブライティアセルバ
<お奨めの1頭>
5R デュードメール
転入前の札幌ダート1700mで3着。スタートに課題があるが、C2編入は恵まれた格付け。好発進を決める
16日メインは2歳馬による地方競馬全国交流「第49回南部駒賞」(盛岡ダート1600m)。今年は遠征馬3頭、地元3頭の計6頭立て。少頭数の戦いになったが、いくつかの理由がある。
南部駒賞は一昨年まで11月中旬に行われ、門別競馬のシーズン終了後に実施。そのため北海道から南関東へ移籍する途中で南部駒賞を使う馬が参戦してきた。JBC2歳優駿(旧・北海道2歳優駿)後にも出走が可能だった。また昨年は10月31日に実施。全日本2歳優駿へ向かってもちょうどいいローテーションが組めた。
しかし今年の南部駒賞は10月16日。ほぼビッグレースと被る日程となってしまった。全日本2歳優駿トライアル・鎌倉記念は12日、川崎で行われ、北海道からスペシャルエックス、デステージョ(南部駒賞へも登録)の2頭が遠征。
また10月20日にはJpnIII・エーデルワイス賞、11月3日にはJBC2歳優駿が控えており、ローテーションがちょっと微妙。実際のところ岩手フユノソラは20日のエーデルワイス賞へ登録し、南部駒賞をスキップした。JBC2歳優駿組にしてもハードスケジュールを避けたいところ。以上が少頭数になった理由だが、もう一つある。
フジラプンツェルが出走するからだ。デビュー戦の水沢850mは明らかに距離不足に加え、5頭立てながら周囲が壁になる不利。絶望的ともいえたが、直線鋭く伸びて1着。周囲を驚かせた。
2戦目は出遅れたが、早め先頭から押し切って完勝。そして盛岡に替わってさらに本領を発揮。盛岡1200m戦で逃げ切りを決め、芝からダート変更の若鮎賞は出遅れながらも豪快なまくりを決めて圧勝。前走・ビギナーズカップも出遅れたが、2着に1秒9の大差で圧勝した。
ビギナーズC圧勝後、エーデルワイス賞挑戦の構想もあったが、出遅れグセのあるフジラプンツェルに1200mの忙しい競馬は合わず、当面は地元戦に集中する方針が決まった。今度は他地区の強豪が相手だが、今の実力を試す格好の舞台となった。
エイシンケプラーは門別1100m・新馬戦を1分6秒2の破格タイムで完勝。栄冠賞は0秒3差7着に終わり、以降2戦も6、7着に沈んだが、前々回1着で軌道修正。前走も初の1600mをクリアーしてクビ差2着に惜敗した。どうやら気を抜くクセがあり、気合いをつけて逃げの手に出るのは確実。あとは道中でいかにセーフティリードを取れるかがカギを握る。
余談だが、昨年の覇者エイシンシュトルムと同じエイシンヒカリ産駒。現役時代もそうだったが、産駒も気ムラなタイプが多い印象。ただしポテンシャルは相当高いと思う。
ナイトオブバンドは船橋1500mでデビュー戦0秒8差、2戦目0秒9差、3戦目0秒3差で3連勝。砂を被っても問題なく、どんな競馬にも対応できるのが強み。前走・若武者賞は後に鎌倉記念を制したヒーローコールが相手では5着も仕方なし。連勝はストップしたが、いい経験になったのは確実。
ネオシエルは宮崎県生まれながら、門別・2歳新馬2着から2戦目を快勝。3戦目9着から佐賀へ移籍してJRA・ひまわり賞(九州産馬限定)へ挑戦8着。地元に戻って前走0秒7差で圧勝し、地力を見せつけた。佐賀→盛岡の長距離輸送がネックだが、クリアーすれば上位へ進出。
アシモトヨシは自己の能力をキッチリ出すタイプ。1勝3着2回、ビギナーズカップでも3着と堅実さを発揮した。
◎①フジラプンツェル
〇⑤エイシンケプラー
▲③ナイトオブバンド
△④ネオシエル
△⑥アシモトヨシ
<お奨めの1頭>
10R ルチルクォーツ
前走2着に取りこぼしたが、置かれすぎたのが痛かった。クラスターCで6着の善戦した実力で首位を奪回する
10月10日に行われたダーグレードレースjpnI『マイルチャンピオンシップ』。レース前々での雨と霧が晴れた中で行われた一戦は1番人気カフェファラオが優勝しました。
ヘリオス、ソリストサンダー、アルクトスと飛び出していった先行争いを4~5番手あたりで追走していたカフェファラオ。中盤から徐々にペースを上げていくと4角を回って先頭に並ぶ勢い。しかしここからヘリオスも粘りを見せ、さらには内からイグナイター、外からシャマルも迫ってきてゴール前は4頭一団。そのままなだれ込んだゴールはヘリオスとカフェファラオが並んだ形。結果、カフェファラオがハナ差で先着して今年の南部杯を制しました。
フェブラリーS連覇の実績を挙げながら地方のコースでは結果を出せずにいたカフェファラオでしたが地方挑戦3戦目でジンクスを打破。鞍上福永祐一騎手は2015年ベストウォーリア以来の南部杯2勝目となりました。
10月11日のメインレースは12Rの『初雁特別』。A級三組・ダート1600m。火曜の盛岡は雨では無いものの一日パッとしない空模様という予報。馬場状態には月曜日の雨の影響が残ると思われます。その月曜日は全体的に先行馬優勢となっていましたが、一方で馬場の乾き具合によって先行馬が苦戦し始めるタイミングもあると思われます。馬場状態の変化には引き続き注意を。
本命は(7)プロヴィデンスとしました。昨秋にJRA3勝クラスから岩手に移籍して3戦、その時は勝ち星こそ無かったものの重賞トウケイニセイ記念での5着を含め2着2回5着1回の成績でした。その後南関に移籍して1勝を挙げ今年の夏に岩手に再移籍。二戦目で勝ち星を挙げているという近況。
一連の戦績を見て、白星先行というわけではなくしばしば大敗も喫している形ですが、ただ大きな着順で敗れた時も勝ち馬からそれほど大きく離された訳ではありません。近走にしても二走前に敗れた相手は今年のみちのく大賞典馬、前走では現級の好調馬を破ってもいます。盛岡コースとの相性も問題ないですし、ここでは実績上位・コース距離適性上位といえる存在になるでしょう。
対抗は(6)クレイジーエックスでどうでしょうか。A級に上がっての二戦はちょっと苦戦の形も前走はタイム・勝ち馬との差ともに大きく詰めて来ています。本来の持ち味は相手や展開を問わず堅実に戦えるところ。現級でそれが発揮できるようになってきたのであればここでも上位争いの一角に。
(5)ディーエスプルーフでどうでしょうか。今季はC2スタートからA級まで昇級してきた同馬。盛岡も初戦は崩れましたが以降は手堅く3着を確保してきています。昇級しての力関係がどうか?ですが、水沢でしのぎを削り合っていたハナレイやトーセンルチアーノといった馬たちがA級でも通用している事からすればこの馬も・・・の見方もできるはず。
(2)グランメガスマイルは地力比較ならここでも最上位の評価が可能ですが、追い込み脚質ゆえなかなか馬場傾向が味方してくれないのが惜しいところ。今回も先行馬優勢が想定されるだけにどこまでやれるか?
(3)モンサンルリアンもA級再昇級でちょっと苦戦していますが、この馬の場合はあくまで流れひとつ、気持ちよく進めるかどうかがカギ。馬場傾向はこの馬の味方。
●12Rの買い目
馬単(7)=(6)、(7)=(5)、(7)→(2)、(7)→(3)
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10月10日(月) 「第35回マイルチャンピオンシップ南部杯」(JpnI 盛岡ダート1600m)
◎④カフェファラオ
〇⑨アルクトス
▲①ソリストサンダー
△⑮シャマル
△⑦サンライズノヴァ
△⑥イグナイター
今年の最大焦点はアルクトスがブルーコンコルド以来、史上2頭目の3連覇達成なるか―。1年目は2番人気に支持されてサンライズノヴァの2着だったが、G/JpnI初挑戦。この結果から今後のメドが立ったという。しかし以降はフェブラリーS9着、かしわ記念4着、エルムS6着。
一昨年はG/JpnIホースが6頭も参戦したのに加え、成績ひと息だったため6番人気に甘んじた。しかし4角先頭モズアスコットとの叩き合いを制し、1分32秒7の日本レコードで優勝。周囲を驚かせた。
昨年はJpnII・さきたま杯を快勝して臨み、堂々1番人気に応えて完勝。一昨年とは一転してタフさを要求される馬場で行われたが、大外16番枠から横綱相撲を見せてくれた。
そして今年はフェブラリーS7着から直行。8ヵ月ぶりの実戦が最大ネックとなったが、昨年、栗田徹調教師は「大型馬だが、気のいいタイプ。久々を苦にしない」とコメント。コース相性は文句なしに一番。ただ、今年はカフェファラオが名乗りをあげ、対抗評価とした。
カフェファラオはデビューから圧巻の3連勝でGIII・ユニコーンステークスも圧勝。ダート界に大物誕生と言われ、JpnI・ジャパンダートダービーで単勝1・1倍、1番人気に支持されたが、同じアメリカンファラオ産駒ダノンファラオの7着に敗れた。
前途に暗雲が立ち込めたが、シリウスS1着で軌道修正。チャンピオンズC6着からフェブラリーSへ駒を進めて1番人気で快勝。その後は凡走を続けたが、2度目のフェブラリーSも完勝。コパノリッキー以来、2頭目の連覇を果たした。
成績が安定せずムラな印象はぬぐえないが、シリウスS(中京ダート1900m)を勝っていてもワンターンのコースで全能力を発揮と解釈していいのではないか。そう考えると、かしわ記念5着も納得がいく。今回はワンターンで決着する盛岡ダート1600mが舞台。レースに集中できさえすれば優勝の可能性は高い。
ソリストサンダーは2歳10月、プラタナス賞2着後、14ヶ月の長期休養。そのため出世が遅れたが、ダート1200m~1400mメインからダート1600m~1700mに距離変更後、グングンと頭角。昨年はかしわ記念2着、南部杯3着からGIII・武蔵野Sを快勝。初重賞を獲得した。続く根岸Sが1400mが合わず9着だったが、フェブラリーS4着、ゴドルフィンマイル4着、帰国初戦のかしわ記念で2年連続2着にまとめ、安定した走りを披露している。
昨年の南部杯3着は先行決着に泣いたのも敗因。結果的に前残りの競馬となり、2着に粘ったヒロシゲゴールドをアタマ差で後塵を拝した。その結果なら評価ダウンにならず。最内1番枠がどう影響するかはあるが、▲以下には落とせない。
シャマルはダート1200mをメインに使われて重賞初挑戦・東京スプリントを快勝。さきたま杯はサルサディオーネの強じんな粘りに根負けして3着だったが、サマーチャンピオン、オーバルスプリントを連勝。1600m未経験だが、血統的にはまったく問題なし。勢いに乗っているのは確か。
サンライズノヴァは2019年の覇者。あの時も出遅れを喫したが、吉原騎手が3コーナーで5番手まで押し上げたのが勝因。7番枠はちょっと微妙だが、終いの脚は確か。勝負どころでどの位置を取れるかが好、凡走のカギ。
イグナイターは目下3連勝中。黒船賞、かきつばた記念とJpnIII2連勝をマークして本格化を迎えた。園田勢初の南部杯制覇を目指す。
<お奨めの1頭>
7R クールフォール
B1からC2へ降格してあっさり連勝。地力の違いを見せつけた。C1昇級も問題にせず、自身の連勝を伸ばす