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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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今週から舞台は水沢へ。ジューンカップの主役はシラバス

 今週10日(土)から戦いの舞台が水沢競馬場へと移り、初日のメインはB1級馬による1800m戦「第32回ジューンカップ」。
 まずは水沢コースのおさらいをしてみたい。水沢競馬場は1周1200mのフラット(平坦)右回り。ホームストレッチ直線は約200mで追い込み一手が決まるケースは非常に稀。よって勝負どころは3コーナーの3ハロン標識。そこが攻防の分かれ目となり、ペースが一気に上がる。当日の馬場状態によって替わるケースもあるが、小回り平坦なので基本的に先行馬が有利。道中の位置取りがカギを握る。
 今回の条件は水沢1800m。スタート地点は3コーナーカーブ近くで、スタートしてすぐコーナーに入るため、枠順が微妙に影響。先に行きたい馬が大外に入った場合、前半で脚を使ってしまい、終いでバテるケースも多い。逆に先行馬が内枠に入れば多少人気が低くても買ったほうが得策だ。
 以上を念頭に置いてジューンカップの展望を考えてみよう。1800mはフルゲートが10頭(コーナー発走だから12頭立てではない)だが、上がり馬、適性上位馬、格上馬、一発屋などが入り混じって非常に難解な一戦で、馬券的には非常に面白くなった。
 これらファクターからどれを重視するか―が勝敗の分かれ目だが、目下2連勝中のシラバスを中心に採ってみたい。
 シラバスは中央6戦0勝後、昨年12月に岩手へ転入。当初、C3へ格付けされてメンバーも有利だったこともあってC3、C2クラスで5連勝を記録。今季の飛躍も期待されたが、いきなりB1級格付け。さすがに3ランクもアップすればペースに戸惑わない訳がなく、もうひと息のレースを繰り返していた。しかし、上昇続ける4歳馬はレースを使われながら徐々にペースにも慣れ始め、B1級平場、そして前走・芝特別「石桜杯」と快勝し、再び連勝態勢に入った。父がエルコンドルパサーという良血馬で、ここも突破ならオープン入り後も活躍が約束された。
 対抗にマルカンジョオーを指名する。久々の3月、B2戦は8着に敗れたが、それを叩かれて変わり身抜群。ここ4戦は1、3、1、2着と安定した成績を残し、奥手のマーベラスサンデー産駒が本格化と解釈したい。しかも今回は絶好の1枠を引き当てた。
 以下も首位十分の馬が粒ぞろい。マクロプランナーは調子ひと息のレースを繰り返していたが、前走「フレンドリーカップ・アンタレス賞」3着で復調の兆しを見せ、今回は2戦2勝の水沢1800m戦だ。
 格上馬ナリタルートワン、ゲンパチコジーン、大崩なしエイシンアザレア。印は回らないが、アドマイヤウイング、ミナミノサニーオーも一発を秘めている。

3連単は7、1、6の三つ巴に7を1着固定で1、6を2着流し、3着に10、8、3と手広く
馬複は1−7、6−7、1−6、3−7、7−8

<お奨めの1頭>
3レース ゲイリーブリリアン

前走は1年4か月ぶりと長期休養明けの一戦だったが、アッサリ好タイムで逃げ切り。C3では力が違いそうだ

2006/06/09
レース展望
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砂嵐

 レース中、馬群の中を走る馬の写真を撮ると、馬が目をつぶった状態で写ることがよくあります。前の馬が蹴り上げる嵐のような砂の中を走っているのですから当然と言えば当然で、むしろ目を開けていられることのほうが不思議ですね。

 ジョッキーの方はゴーグルや透明なプラスチック板のような対策を装備することができますが、それでもレース後の騎手を見ると口の中まで砂だらけ。つくづく大変だなぁと思いますが、馬はほぼダイレクトに砂をかぶっており、ましてあの大きくてつぶらな瞳ですからね。よく「この馬は砂かぶるのを嫌うから、先頭で逃げなければならない」などと言いますが、嫌わない馬ってよっぽど我慢強いのでしょう。
 もしかしたら集団の中を走る馬はずっと目を閉じ、鞍上の手綱さばきに全てを任せて走っているのでは?(これぞ人馬の信頼関係!)とも考えて騎手や調教師の方に聞いてみたのですが、「いやーそんなことはねぇな。目ぇつぶってたらどこにぶっ飛んでくかわかんねぇよ」とのことでした。なんでもメンコがずれて視界を遮ってもパニックになるとか。
 なるほど。するとかなり早いまばたきを繰り返しているのでしょうか。私のカメラはかなり高速での連写が可能な機種なのですが、続けて何コマも目つぶりになっていることも多くあります。これを見ると、目を見開いて前を確認しながらも、ときどき秒単位で長く目をつぶって飛んでくる砂に耐えているように思えます。
 いずれにしても馬群の中はかなり激しいことになっていることは間違いありません。現在それを体験しているのはジョッキーだけですが、オッズパークがテスト中の「馬上カメラ中継」が実現すれば、わたしたちもその世界を味わうことができることでしょう。

 ところで、最近はパシュファイヤーと呼ばれるネット状に目を覆う馬具を使う馬も増えていますね。これはブリンカーと同様レースに集中させる目的で装着するようですが、その形状のとおり砂を防ぐフィルターとしての効果も期待できます。次回は馬具のお話と写真をアップしようかと思います。

2006/06/08
その他
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次走へのメモ・かきつばた賞、一條記念 みちのく大賞典

<次走へのメモ>
6月3日 かきつばた賞
1着 ヤマヨダイナミック

 7月30日、同条件で行われる重賞・せきれい賞(芝2400m)トライアル戦で、今回はA2特別・FM岩手杯を勝って出走権を獲得し、格下からの挑戦。スタートで出遅れたが、「最初から後ろからの競馬を考えていた」(阿部英俊騎手)そうで道中はあわてず最後方を進む。スパートをかけたのは3コーナー過ぎだったが、鞍上の指示にすばやく反応。直線、内で粘るジェーピーバトルをアッサリ交わし、芝適性ぶりを存分に発揮した。今回のテーマは芝の王者サイレントグリーン相手に新興勢力がどう戦うかだったが、レースを見る限り世代交代した可能性が高い。
2着 ジェーピーバトル
 逃げたグローリサンディをマークする絶好の2番手をキープ。直線で先頭に立ち、そのまま押し切るかと思ったが、ヤマヨダイナミックは脚色が違いすぎた。この馬もA2からの挑戦だったが、過去、芝は3戦3勝の実績はダテではなかった。
3着 サイレントグリーン
 昨年の年度代表馬最優秀ターフホースが満を持しての登場。道中は後方4番手を進み直線勝負に賭けたが、ジェーピーバトルも捕らえ切れなかった。これまで芝2400mは4戦4勝だったが、ついに連勝がストップ。せきれい賞で真価が問われることになったが、おそらく積極策に転じるのではないか。

6月4日 一條記念 みちのく大賞典

(みちのく大賞典ゴール コアレスハンター)
1着 コアレスハンター
 前半のペースはそれほど速くなかったが、8番手インの待機策を取る。3コーナーから仕掛けて徐々に先陣を射程圏に入れる。直線入り口では前が壁になったが、開くのを待ってスパートをかけ、内で粘るタイキシェンロンをラスト100mで交わして2004年2月、金盃以来、2年4ヶ月ぶりの白星をあげ、通算5度目の重賞タイトルを獲得した。レース後、御神本騎手が「今回はメンバーに恵まれた」と語ったとおり、南関東と岩手のレベル差を見せつけた格好。それにしても9歳馬とは思えない反応の良さを披露し、今後も相手次第では勝つチャンスがありそう。次走は帝王賞を目指すという。
2着 タイキシェンロン
 強力な逃げ馬が不在でスローの流れと判断した菅原勲騎手が2番手の積極策に出る。それが結果功を奏し、適性もう一つの盛岡でも2着に食い込む。520キロ台で臨みたいと陣営はコメントしていたが、535キロと前走比プラス2キロ。距離2000mもこの馬自身には長かったが、巧みなレース運びが光った。次走はベストの条件で行われる重賞・栗駒賞(水沢ダート1400m)へ向かう予定。
3着 ベルモントシーザー
 好スタートから3番手外をキープ。14秒台のスローに落ちた2コーナー過ぎで掛かったが、何とかなだめる。終始、タイキシェンロンの外を追走し、コアレスハンターに交わされバタバタになるかと思ったが、最後まで2着争いに参加し、2000mの距離もこなす。アジュディケーティング産駒の勝気な性格から常に折り合いに課題を残しているが、こと岩手3戦に限れば道中で掛かっても大丈夫のようだ。しかし折り合いを気にしなくていいマイル前後がベストの条件だろう。
5着 ビーファイター
 コアレスハンターをマークして10番手を追走。追い出しもほぼ同時だったが、瞬発力の差が出た。もう少し前の競馬が良かったか。
6着 エアウィード
  シアンモア記念では前走比(まんさく賞)マイナス15キロで出走。これがギリギリの状態だったようで過去最高のレースを披露したが、今回はさらにマイナス5キロの460キロ。そのせいかパドックでは腹回りも細く、トモの肉も落ちていた。馬体が回復しないと今後も厳しいだろう。
7着 マンジュデンツルギ
 道中7番手だが、先団の大外を追走。手ごたえも悪くなかったが、勝負どころから反応が鈍くなる。転入初戦で2着に1・1秒差の圧勝劇を演じ、3番人気に支持されたが、終始外を回されたのも痛かった。

2006/06/06
レース回顧
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今週は岩手勢の健闘に期待

 この月曜日も条件交流が2レース組まれたダブルメイン。という事でどんどんと本題に行かないといけないのですが、その前にちょっとだけダービーの話を。メイショウサムソン、強かったですね。どうしても前年の勝ち馬と比較されてしまうせいか、勝っても勝ってもコース状態や展開のせいのように言われてしまいますが、実際は相当強いレースをしていると感じます。無事に秋を迎えて、できれば有馬記念あたりで“三冠馬対決”を演じてほしいものです。
 で、今週の安田記念は◎カンパニーで!・・・って、言わなきゃよかったかな。

 岩手競馬に行きます。まずは8レース、岩手3歳1勝級対JRA3歳未勝利による条件交流戦・フレンドリートロフィーアンバー賞です。
 前回のアメジスト賞の際、ここで『JRA勢圧倒的に有利の条件』と書いたのですが、終わってみれば岩手所属馬のワンツーという結果。岩手サイドの人間としては“めでたしめでたし”の結果ではありましたが、しかしこれで今回の予想が微妙になりました。ここ3年のデータをもう一度持ち出せば、岩手勢が1年に2勝した年はない。データに従えば岩手勢は見送り、なのですが・・・。どうもJRA勢にもピリッとした馬がいない・・・。

 悩んだ結果、今回はデータに乗る事にしました。本命はJRA勢から選びます。7枠12番クレヨン。いかがでしょうか?
 惜しいレースをしながら勝てないでいるクレヨンですが、短距離でもそこそこ対応できるスピードがあるけれど、やはり距離が伸びて、ある程度ペースが落ち着く事が好走の条件のようです。左回りはむしろ得意な様ですし、ここは初勝利のチャンスと見ます。

 対抗もJRAからサファリバンブー。人気の逆を行く結果が多いのが気がかりですが、能力自体はここでは上位と見ていいでしょう。盛岡ダート1600mという条件がバッチリ合いそうな脚質なのも魅力。
 岩手勢からはダートで変わり身バルク、休み明けでも素質魅力のミヤノスカイハイ。

 買い目は7枠12番に4、7、14を加えてボックスで。実力接近だと思いますので妙味は人気の裏目にあるでしょう。



 10レースのフレンドリーカップ・カシオペア賞は、こちらは悩むまでもなくこの馬を本命に推します。6枠9番セイビンググレースです。前走もA2の芝の特別を走って3着だったのですが、やはり1700mは少し距離が長かったという印象を受けました。芝適性は確認できましたし、100mでも距離短縮はプラスになりこそすれマイナスにはならないはず。

 対抗はJRAスプラッシュ。左回りは得意、そして自在に動ける脚質もある。全国13場で走った事のあるベテランがどんなレースを見せてくれるのか楽しみ。

 メジロスパイダーはちょっと一本調子でツメが甘い走りですが、先行できればそれなりにしぶといタイプ。ミススズランはマクリ不発だった前走を度外視してもう一度。穴ならプリンセスワールドを。芝で一変の可能性有り。

 このレースの買い目は9番を軸に2、6、7、13。
 今週の2レースは岩手勢の連勝に期待しております。

2006/06/04
レース展望
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激戦必至!岩手伝統のみちのく大賞典にフルゲート14頭が出走

 これまで33回の歴史を数える岩手古馬最高峰の一戦「みちのく大賞典」。第24回(1996年水沢 1着ヘイセイシルバー)の他は、一貫して旧盛岡競馬場(緑ヶ丘)、新盛岡競馬場(オーロパーク)ダート2000mを舞台に覇を競い合ってきた。
 このレースの勝ち馬(地元馬に限るが)の馬名は天皇賞と同様、水沢と盛岡を往復する馬運車に記され、ずっとファンの目にも記憶にとどまる。それもあって岩手のホースマンは、みちのく大賞典優勝が最大の栄誉と考えている。

 2000年まで東北交流レースで実施されていたみちのく大賞典は、翌年から東日本へも門戸を開放。さらには九州地区へも枠を拡大し、2003年には帝王賞馬マキバスナイパーがみちのくの頂点に立った。
 そして昨年、岩手の重賞は冬季の重賞を除いて全国の地方競馬に門戸を開放。その中で地元トニージェントが見事に優勝して同レース2連覇を果たし、今年はメイセイオペラ以来、史上2頭目の3連覇を狙って調整を重ねてきた。しかし残念なことにトニージェントは直前で出走を回避した。
 トニージェントは時に凡走もあるが、ずっと岩手オープンの看板を背負ってきた1頭。過去、桐花賞、トウケイニセイ記念3連覇を果たし、それに続くみちのく大賞典3連覇の夢が託されたが、年齢的(9歳)なことを考えれば賢明な選択だったと言えるだろう。
 昨年12月31日、桐花賞2着後、脚部不安が発生し、その後のレースを自重。ひとまずみちのく大賞典出走に間に合うよう、調教を積んでいたが、最終的に陣営は回避を決断した。今、願うのは無理せずじっくり乗り込み、元気な姿をファンの前で見せてくれること。それ以外にない。

 今回、他地区から大挙6頭が参戦。迎え撃つ岩手勢も8頭がエントリーし、激戦必至。フルゲート14頭でみちのく王の座を争うことになった。
 主役にエアウィードを指名したい。まんさく賞は5着に凡走したが、前走・シアンモア記念ではマイナス15キロに絞って出走。これはまんさく賞が馬体重以上に重いと判断した結果だが、エアウィードは陣営の読みがズバリ。終始4、5番手外を追走し、直線鮮やかに抜け出しを決めて快勝。いつもは単騎先頭に立つととぼけるクセがある馬だが、最後まで気を抜くことなく2着タイキシェンロンに0・2秒差。過去のレースの中での1、2番といってもいい強いレースを披露した。
 今回、マイル(シアンモア記念)から2000mへ距離延長されたが、エアウィードにはむしろ大歓迎。左回りはとりわけ安心してみていられる。

(写真はシアンモア記念ゴール 1着エアウィード)
 相手はホッカイドウ競馬・ビーファイターが演じる。11月、道営記念でバンブーボカの2着を確保し、船橋遠征・ふさの国オープンを快勝。また4ヵ月半ぶりの前走・オープン特別も2着にまとめた。輸送経験も豊富だし、鞍上はあの山口竜一騎手。オーロパークの舞台でどんな手綱さばきで魅せてくれるのかも興味深い。
 南関東の古豪・コアレスハンターも不気味な存在だ。盛岡来訪は今回で4度目。3年前のG?・南部杯でアドマイヤドンの2着に入り、翌年はユートピアの7着。また昨年は北上川大賞典で来県し、イン強襲からエアウィードのタイム差なしの2着に突っ込み、健在ぶりをアピールした。現在、9歳の高齢馬だが、盛岡との相性は抜群だ。
 タイキシェンロンも好調をキープしている。前走・シアンモア記念はコース適性の差が出てエアウィードの前に屈したが、2着確保が底力。反応ひと息の盛岡だが、そこは名手・菅原勲騎手が巧みなレース運びを見せてくれるはず。
 そして最大の惑星馬となるのがマンジュデンツルギかもしれない。父がマンジュデンカブト、母がマンジュデンレディというコアなファンなら涙を流す血統。
 岩手初戦は5月22日、A1級戦。相手がいかに楽だったとはいえ中団キープから4角先頭。2着に1・1秒差をつけ、ダート1800m1分54秒4の好タイムで圧勝。衝撃の岩手デビューを飾った。
 中央時代、ダートで5勝をマークしているが、すべて1700〜1800m戦。中距離のスペシャリストで鳴らし、早くからみちのく大賞典出走を表明していた。おそらく盛岡なら2000mも守備範囲。移籍2戦目でみちのく王の座を射止めるか、注目を集める。
 有力馬はある程度絞れるが、各馬の力量比較が掴みづらく非常に難解な一戦。その意味で馬券的にもおもしろいレースとなりそうだ。

3連単は14を1着固定で心中。2、3着は手広く8、1、7、9へ流したい
馬複は 8−14、1−14、7−14、9−14、1−8

<お奨めの1頭>
11レース ゲイリーエクシード

オープン特別・あすなろ賞で見せ場十分の3着。A2なら役者が違いすぎる

2006/06/03
レース展望
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