6月2日のライラック賞(4歳オープン)に続き、8日(日)のメインには、3歳オープンによるとかちダービーが組まれています。7月20日に実施される3歳三冠の第1弾・ばんえい大賞典を見据える各馬による一戦。7年連続でこのレースで5着以内だった馬が一冠目を制しており、勝ち馬に限らず、上位馬は本番で注目しておきたいところです。
先週から2歳戦がスタートし、1日第2レースのカブトダイヤ(牝・坂本東一厩舎・父マルニセンプー)が今季の新馬勝ち第1号となりました。6日には今季3回目の能力検査が実施されます。
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7重勝単勝式…40万4,110円
5重勝単勝式…なし
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【第5回開催1日目】
6月7日(土)のメイン第11レースには、ジュノー特別(A2級混合・20:00発走予定)が行われます。
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A2とB1級の混合で、10頭中8頭が前走でも特別戦に出走していました。
◎トワイチロは、今季3戦3勝。前走B1・B2級混合の水無月特別では、今回も出走している同じB1級のキョウエイリュウを突き放しています。今回は格上A2級馬が多数ですが、流れに乗れれば好勝負できるはず。
相手はA2級勢から○アアモンドキーマン。オープンからの降級馬で、A1級との混合だった前走の地上最強ばん馬刃牙記念ッッでも大きくは負けていません(6着)。トワイチロはスピードが身上で、時計がかかる馬場なら、こちらを上と見ていいでしょう。
▲キョウエイリュウもオープンからの降級馬で、今季1、2、3着と好調。逃げがベストだけに相手強化で展開が厳しくなりそうですが、ここも大きくは崩れないはず。
△ダイリンファイターは、A1からA2と降級幅は小さかったものの、特別戦で3走続けて4着にまとめています。地上最強ばん馬刃牙記念ッッは障害ふた腰で、すんなり切れれば前進があっても。
【第5回開催2日目】
6月8日(日)のメイン第11レースには、とかちダービー(3歳オープン・20:00発走予定)が行われます。
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近年は最大30~40キロのハンデ差でしたが、今年はA1級・670キロのキョウエイエースからC1級の牝馬・610キロのホクセイヒラリまで60キロもの重量差があります。
ただそのぶん力差は大きく、注目はトップハンデの◎キョウエイエースです。A2級スタートとなった今季2、4、2着。前走はオープンからの降級馬カイセドクターらと接戦を演じ、世代チャンピオンに相応しい戦いぶり。ハンデ差はあっても、今回の670キロは、完勝だった定量戦のイレネー記念より20キロ軽く不安はありません。
○スターイチバンは、2月の牡馬限定重賞・翔雲賞ではキョウエイエースと20キロ差あったとはいえ、しぶとく歩いて勝利。2歳牡馬限定競走での賞金半額加算規定によりB3格付の640キロは有利な印象です。
▲ココロノニダイメには、引き続き鈴木恵介騎手が騎乗。翔雲賞の2着馬で、2番人気に推されたイレネー記念では障害はスムーズだったものの前が止まらず5着でした。キョウエイエースと30キロ差つけば差は縮まるはず。
△アルイテイコウは、翔雲賞4着、イレネー記念7着。キョウエイエースを除けば大きな力差はなさそうですが、5勝中4勝で手綱を取っていた鈴木騎手からの乗替わりは懸念材料といえます。
【第5回開催3日目】
6月9日(月)のメイン第11レースには、シルバーカップ(オープン・A1級混合・20:15発走予定)が行われます。
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オープンとA1級の混合戦。前走はさまざまですが、昨季最終週にオープン・蛍の光賞を使われていた馬たちに注目します。
◎オーシャンウイナーは、蛍の光賞2着で、今季自己条件では2、3着。前走の大雪賞は、先に障害を降りた2頭のしぶとさが勝ったものの持ち味は出しました。今回はその2頭に加え4~6着馬も次週の重賞・北斗賞へ出走予定のため、同条件でも大幅に相手が楽になります。
○カイセドクターは、蛍の光賞ではさほど人気はなかったものの9着。A2へ降級した今季は2、1、1着と好調です。今回はA1昇級初戦ですが、強敵といえる馬は少なく、引き続いての藤本匠騎手なら好勝負が可能。
▲ヤマカツエースは、昨季最終開催ではオープン・A1級混合の特別戦を逃げ切っています。前走の選抜戦・スタリオンカップは1番人気で4着でしたが、1着キングフェスタ、2着タカラキングダムとも北斗賞へ出走予定の強豪たち。巻き返しが期待できます。
△ダイヤカツヒメは、蛍の光賞では8着。しかし、その前の特別戦では、障害を7番手で越えると、逃げ切ったオーシャンウイナーに3秒8差まで迫っていました。ハマると食い込みがあるかもしれません。