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2022年5月 3日 アーカイブ

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5/1ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

2022年5月 3日(火)

6歳馬アオノブラックが連覇達成

 5月1日(日)は今シーズン初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のアオノブラックが優勝。昨年に続く連覇を達成し、重賞8勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.アアモンドグンシン(720) 5.2
 2.メムロボブサップ(720) 1.3
 3.アオノブラック(720) 14.0
 4.マツカゼウンカイ(720) 50.0
 5.カイセドクター(720) 28.4
 6.キョウエイリュウ(720) 23.1
 7.メジロゴーリキ(720) 9.4
 8.ゴールドハンター(720) 67.3
 9.ヤマトタイコー(720) 82.8

 5~8歳の9頭全馬が開幕週のスプリングカップで対戦しており、そこで快勝したメムロボブサップが状態面の良さ、そしてハンデ差もつかないことで単勝1.3倍と圧倒的な支持を集めました。スプリングカップ2着のアアモンドグンシンが2番人気。同3着で昨季ばんえい記念を制したメジロゴーリキ、このレース連覇を狙うアオノブラックが人気で続きました。

 アオノブラックとメムロボブサップの6歳馬2頭が勢いよく第1障害を越えて先行。内から位置取りを上げたアアモンドグンシンが中間点をを過ぎたあたりで先頭に替わります。小雨が降るなか前3頭が後続を離して軽快に歩を進め、わずかにアアモンドグンシンが先頭で第2障害下に到達。ここまで41秒と速いペースで流れました。
 第2障害で最初に仕掛けたのはアアモンドグンシンでしたが登坂途中でひと息。差なくメムロボブサップとアオノブラックが仕掛け、わずかにメムロボブサップが先頭で、差なくアオノブラックが続き、アアモンドグンシンは少し離れた3番手で通過。その後はカイセドクター、マツカゼウンカイの順で障害を通過します。
 6歳馬2頭の争いとなり、残り30メートルで前に出たアオノブラックが、しぶとく食い下がるメムロボブサップに1秒8差をつけて勝利。アアモンドグンシンがやや離れて3着に入りました。

 アオノブラックはスプリングカップ6着からの参戦で今回は人気を落としていましたが、見事ばんえい十勝オッズパーク杯連覇を達成。2着メムロボブサップとのワンツーは昨年と同じで、今年もこの6歳馬2頭が古馬重賞戦線を牽引していくことになりそうです。

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藤野俊一騎手「馬の状態は良かったのですが、年度末のばんえい記念で重い荷物を曳いたせいか前走は悩んでいました。(軽い馬場について)悪い印象はなかったですが、メムロボブサップも(軽い馬場では)速いのでどうかなという気持ちはありました。道中は向こう(メムロボブサップ)のほうが手応えが良いように感じていたのですが、こちらは追って追ってという感じでした。障害を並んで降りた時点で勝ったと思って乗っていました。夏場は少し弱いですが、今時期と秋口は調子が良くなるタイプで、また高重量戦にも強い印象だけに今年も活躍してくれると思います」

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