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2021年2月25日 アーカイブ

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今週の見どころ(2/27~3/1)

2021年2月25日(木)

 2月28日(日)のメインは、重賞・チャンピオンカップです。4歳以上重賞競走優勝馬による選抜戦。11年は9歳が1、2着、12年は6歳が2、3着、13年は5歳が2、3着、15年は5歳が1、2着、16年は6歳が1、2着、17年は9歳が1、2着、19年は5歳が1、3着など同世代の馬が複数馬券に絡む傾向があり、世代レベルが現れる一戦ともいえそう。明け5歳の15年に初制覇し、3勝、2着2回(4着1回)のオレノココロが4度目の制覇なるか。また19、20年と勝利している明け5歳が今年も"チャンピオン"のタイトルを守れるかなど、今年も見どころ多い戦いです。

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【第24回開催4日目】
 2月27日(土)のメイン第10レースには、深雪特別(A2級-1・2組決勝混合・18:25発走予定)が行われます。
 ◎タカラシップは、2走前にA2昇級後の初勝利をマーク。A2級-2組混合予選は馬場水分2.3%の軽馬場で、10番人気フナノダイヤモンド、9番人気フレイムゴールドがともに障害をすんなり越えて1、2着。3着は3番人気のホクトウォーカーで、3連単は84万3100円の大荒れになりました。1番人気タカラシップは残り20メートルまで2番手争いしていたものの、決め手の差が出たか5着でした。今回は馬場が乾きそうで、実力を発揮し人気にこたえてくれるでしょう。
 ○フレイムゴールドは、同じ前走が人気薄ながら2着。しかし近走障害で苦戦してもしぶとい脚をみせており、変わる兆候はありました。引き続き、唯一の格上A1級馬で、前走がきっかけになれば特別戦でも楽しみです。
 A2級-1組予選も1番人気ヤマトタイコーが敗れて2着。勝ったのは▲ホクトシンバで、ほぼ同時に先頭で障害を越えたヤマトタイコーを徐々に引き離しました。2走前(2月8日)のアメジスト特別(A2級-1組)で僅差4着があり、特別戦でも評価は下がりません。
 △ヤマトジャパンは、A2級-1組予選で離れた4着でしたが、アメジスト特別5着なら巻き返せそうです。
 ヤマトタイコーは、逃げ切り勝ちを収めたアメジスト特別と、予選より賞金ハンデが5キロ重くなることで微妙な印象です。

【第24回開催5日目】
 2月28日(日)のメイン第10レースは、BG2・第42回チャンピオンカップ(4歳以上選抜・18:25発走予定)。最重量850キロの馬が2頭いますが、4歳シーズン三冠を達成した明け5歳のメムロボブサップが賞金別定60キロ増の実質トップハンデで、帯広記念を勝ったオレノココロは50キロ増。クインカップを勝っている明け5歳ジェイカトレアの760キロまで、最大90キロ差がつきます。ほかの有力馬は、今季重賞3勝のコウシュハウンカイ、ミノルシャープが30キロ増の830キロ、北見記念を勝っているメジロゴーリキが20キロ増の820キロとなっています。
 直近の古馬重賞は1月2日の帯広記念で、今回のメンバーでは4頭が出走。基礎重量は今回より90キロも重い890キロで、910キロのオレノココロが勝ち、900キロのメジロゴーリキが2着。トップハンデ920キロの2頭は、コウシュハウンカイ4着、ミノルシャープ6着でした。とはいえ大逃げを打ったコウシュハウンカイがゴール線上で一杯になり、その間に後続が先にゴールしたもので、1~4着は4秒3差以内の接戦。コウシュハウンカイはハンデが響いた印象でした。
 ◎コウシュハウンカイは帯広記念が惜敗。トップハンデでも障害をひと腰で越えており、持ち味は出したでしょう。今回はトップハンデから解放され、オレノココロから20キロ軽い830キロは有利。押し切りが期待できます。
 ○メジロゴーリキは、障害を2番手で越え惜しくも差されたものの、その相手がオレノココロで、しかも10キロ差なら大健闘。同馬と今回は30キロ差つきます。コウシュハウンカイとはハンデ差が縮まりますが、明け5歳だった19年にこのレースを勝っている実力発揮に期待がかかります。
 ▲オレノココロは、15、16、18年とこのレースを3勝。今回はトップハンデ850キロと厳しい条件も、同重量では19年に最大100キロ差で2着があります。
 △メムロボブサップは、帯広記念の翌日に行われた天馬賞(5歳オープン)を制し、3歳に続いて4歳シーズンでも三冠を達成しています。世代限定重賞では最大50キロ差で勝っていますが、未経験の850キロでメンバーも一気に強化。3、4歳の六冠馬にとって試練といえそうです。

【第24回開催6日目】
 3月1日(月)のメイン第11レースには、うお座特別(B1級-1組・18:30発走予定)が行われます。
 2月15日のB1級-1組平場戦から8頭が出走していますが、前開催は出走不可(能力再検査)だった◎ジェイセリナに注目。直近のガーネット特別(1月10日)2着など、B1級-1組特別戦では1、2、3着各1回と安定しています。近5走で2度の競走中止はありますが、前回の再検明けでも障害はひと腰。さほど心配はないはずです。
 ○サカノダイヤは、前走のB1級-1組では9着。2走前が格上A2級相手に見せ場を作っていただけに案外でした。ただ12月12日の射手座特別では、ジェイセリナの2着に追い込んでいる実績があります。
 ▲マオノクィーンは、B1級-1組で逃げ切って、B1初戦で勝利を収めています。2走前の牝馬重賞・ヒロインズカップでは750キロをひと腰で越えている巧者だけに、710キロなら特別戦でも期待できるでしょう。
 △タカラウンカイは、前走2番人気で10着でしたが、障害さえまともなら差はありません。

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