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2021年1月 8日 アーカイブ

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今週の見どころ(1/10~1/12)

2021年1月 8日(金)

 今週は土曜の開催がなく、1月10日(日)~12日(火)の3日間で、12日は12レース編成となります。
 さて明け5歳馬は、年明け最初の前開催から平場戦での10キロ減がなくなっています。年末と年明けの各5日間で、明け4歳・5歳混合のC級(明け5歳の出走があったレース)に限れば、年末は明け5歳4勝、明け4歳5勝に対し、年明け後は5勝ずつ。明け5歳のほうが出走数が少ないことを考えれば、優位に戦えているといえそうです。明け5歳は特別戦での10キロ減は継続となるため、平場→特別の条件替わりで成績を上げてくる馬がいるかもしれません。

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【第21回開催1日目】
 1月10日(日)のメイン第10レースは、ガーネット特別(B1級-1組・18:30発走予定)
 5歳牝馬◎ジェイセリナは、3走前の射手座特別(12月12日)を勝利。5番手で障害を越えると一気に伸びて、先行馬たちをごぼう抜き。展開利はあったかもしれませんが、同条件勝ちの実績上位といえます。続く2走前は障害で転倒し競走中止も、年明けの前走B1級-1組平場戦(1月4日・6着)を叩かれて、減量がある特別戦なら巻き返しが見込めます。
 ○サクラユウシュンは、3走前から障害に安定感が出て、前走4日のB1級-1組平場戦では障害を降り、早め先頭から押し切って楽勝。B1級の特別戦(混合戦含む)では今季2着が最高ですが、現状からそれ以上も狙えそうです。
 サクラユウシュン、射手座特別2着▲サカノダイヤ、同5着△マオノダイマオーも5歳馬。特別戦では押さえておきたいところ。

【第21回開催2日目】
 1月11日(祝・月)のメイン第10レースは、準重賞・ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン・18:25発走予定)。10頭中9頭が12月6日の重賞・ばんえいオークス(定量670キロ)に出走。当時より10キロ増から10キロ減での争いです。
 ◎エンゼルフクヒメは、ばんえいオークスの3着馬。続くB1級-1組の特別戦ではさらに5キロ重い675キロでも障害をひと腰で越え3着に粘っています。ばんえいダービーで710キロを経験したのも糧になるはず。ばんえいオークスと同じ670キロなら上位2頭に借りを返せそうです。
 ○ヒメトラマジックは、ばんえいオークスでは障害をひと腰先頭で越えながら詰めを欠き6着でした。同レースを挟んで自己条件では6戦連続連対。スタミナに課題があるなら、ばんえいオークスより10キロ軽い660キロで粘り込みがあるかもしれません。
 ▲アバシリルビーは、ばんえいオークスを制した世代ナンバーワン牝馬。当時より今回は10キロ増で、唯一680キロとなります。その後、自己条件の675キロで大敗しており、今回の重量には不安が残ります。ただ賞金ハンデが課されないのはプラスです。
 ばんえいオークス2着△ニセコヒカル、同4着△フォルテシモは、670キロ据え置き。世代上位の実力は疑いなく争覇圏内といえます。

【第21回開催3日目】
 1月12日(火)のメイン第11レースには、山羊座特別(B2級-1組・18:20発走予定)が行われます。
 前走が1月6日のB2級-1組平場戦という馬が10頭中8頭を占めています。◎ナカゼンダッテは、同レースを逃げ切って勝利。6頭出走していた5歳ではもちろん最先着です。昨年末の2走前・'20ファイナルカップ(B2級-1組の特別戦)でも障害をひと腰で越え3着と、4歳(明け5歳)のなかでは最先着。ここは10キロ減がある特別戦で、まず勝ち負けといえます。
 ○マオノクイーンは、2走前の昇級初戦では格上B1混合ながら、ゴール前10メートルまで優勝争いを演じ3着。6日のB2級-1組平場戦は、5歳で2番目に着順がいい4着と、B2級でも通用する力を示しています。特別戦でも狙ってみたい1頭です。
 ▲キタノボブサップは、前走がナカゼンダッテからコンマ9秒差の2着惜敗。ばんえい菊花賞3着、ばんえいダービー5着と実績ある明け4歳馬だけに、古馬混合で初の特別戦でも持ち味を生かせば見劣りしません。
 △タカラウンカイは、B2級-3組、2組と連勝中。初の特別戦でも勢いが魅力です。

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