【新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について】
5月31日(日)のメインには、オープン馬による大雪賞が組まれています。次開催の6月21日(日)に行われるBG3・北斗賞にも繋がるだけに、ここでのレース内容は重要。出走各馬の状態面を見るうえでも注目の一戦となりそうです。
また、5月30日(土)から6月8日(月)まで"在宅でもばんえい競馬を見て楽しもうキャンペーン"が実施されます。詳細はこちらからご確認ください。
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【第4回開催1日目】
5月30日(土)のメイン第10レースは、黒岳特別(B1級-1組・20:10発走予定)。
3歳馬◎コマサンダイヤは、昨季、イレネー記念を制して世代の王者に君臨。古馬B1格付となった今季初戦の2組では、障害をひと腰2番手でクリアし楽に抜け出して勝利しています。続く、前走のとかち皐月賞(3歳オープン)では、最大60キロ差の630キロと重量を課されるも、障害5番手からじわじわと脚を伸ばして3着なら上々の内容。今回は1組の特別戦ですが、好内容のレースを続けている若馬の走りに注目です。
相手は前週23日(土)に行われたつつじ特別(B1級-1・2組決勝)組でしょう。なかでも勝利した○シンエイパワーは、障害ひと腰先頭から一旦は突き放しており、完勝といえるレースぶり。基礎重量の増加にも対応可能で、前走の再現も十分ありそうです。
▲フクトクは、障害5番手から追い上げて3着を確保。2着スーパータイトルには決め脚で劣りましたが、昇級して不在なら決め手は上位。ゴール前強襲のシーンまで。
△プレザントウェーは、障害2番手から4秒8差の5着に粘り込みました。昇級後の近2走も障害は安定しており、持ち味の先行力を生かしてどこまで。
【第4回開催2日目】
5月31日(日)のメイン第10レースには、大雪賞(オープン・20:10発走予定)が行われます。オレノココロとセンゴクエースが6月7日のスタリオンカップへまわり、またここはコウシュハウンカイが回避と混戦模様です。
◎アアモンドグンシンは、明け5歳で初挑戦したばんえい記念で直線転倒した(競走中止)ダメージが心配された今季ですが、3戦して9、5、4着。障害のカカリに比例し着順を上げています。前開催のオープン・さつき特別はふた腰で越え、オレノココロの2秒6差まで迫っており、今回は勝利が期待できます。
○ミノルシャープもさつき特別では末脚を伸ばして5着。アアモンドグンシンと同タイプですが、こちらのほうが障害には安定感があります。軸としては上かもしれません。
▲ミスタカシマは、4歳時の昨年10月、すでにオープン-1組特別戦で2着があるなど、今回のメンバーなら実力は劣りません。昨季同様、重賞のあとは無理使いしないローテーションも好印象です。
さつき特別7着△ゴールデンフウジンの巻き返しや、昨季は5月のシーズン初戦を勝っている△マツカゼウンカイも侮れません。
【第4回開催3日目】
6月1日(月)のメイン第10レースは、旭岳特別(A1級混合・20:05発走予定)。ソウクンボーイがオープン格付、ウンカイタイショウら3頭がA1格付で、カネサスペシャルら5頭がA2格付と、3クラスの混合戦となっています。
◎ウンカイタイショウは、今季2走目の春駒特別(オープン・A1級混合)を逃げ切って2着に7秒1差をつける快勝。続く、前走の五月雨特別(A1級混合)では、1~2障害中間で先頭に立ってからは、後続に並びかけることさえ許さない逃げ切りで連勝を決めています。相手強化は感じられないことから連勝継続に期待です。
○カネサスペシャルは、オープンからA2に降級した今季4、1、3着と好調。前走エメラルド特別(A2級-1組)こそ障害でふた腰かかったため、ブチオに9秒1差もつけられましたが、追い上げる脚は見せました。今回は格上との混合戦ですが、ウンカイタイショウと15キロ差あればチャンスはあるでしょう。
▲ブチオは、同じ前走を障害3番手から残り30メートル付近で一気に先頭を交わし抜け出す快勝。前走からの重量増で障害がカギになりそうですが、スムーズに通過できれば再現もありそうです。
五月雨特別で4着△カンシャノココロは、流れに乗れるかどうかですが、スムーズにレースを運んだ2走前と同じ阿部武臣騎手とのコンビで上位を狙います。