ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2020年3月 | メイン | 2020年5月 »

2020年4月 アーカイブ

1

今週の見どころ(5/2~5/4)

2020年4月30日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 5月3日(祝・日)のメインには、今季第1弾の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が行われます。前年度の収得賞金順での上位馬に出走資格がある重賞で、例年、条件級馬の出走がありますが、今年はすべてオープン馬。減量がある牝馬や4歳もいないため全馬720キロ同重量での争いとなります。となれば、重賞にしては軽い負担重量への適性と、開幕して間もないこの時期の仕上がりが勝負を分けるポイントといえるでしょう。
 オッズパークでは、『ばんえい十勝オッズパーク杯キャンペーン』(5/2~5/4)を実施しています。

※開催日程/時刻についてはこちら

【第2回開催1日目】
 5月2日(土)のメイン第10レースは、春駒特別(オープン・A1級混合・20:05発走予定)。オープン(2頭)、A1級(4頭)、A2級(4頭)の3クラス混合戦です。
 A2級馬にとっては敷居が高い感があり、有力なのはオープンとA1級馬。10頭中5頭が使われていた青葉特別(オープンとA1級の混合)組から2着◎ウンカイタイショウに注目します。ゴールデンフウジンの決め手に屈した格好も、逃げてタイム差なしは胸を張れる結果。そのゴールデンフウジンがオープンへ昇級したため10キロ差つく今回は勝機到来といえます。
 ○メジロゴーリキが対抗です。持久力勝負になりづらい軽めの負担重量は不向きな印象ですが、昨季重賞で2着2回、3着3回などがあるバリバリのオープン馬。この相手関係なら軽視できません。
 青葉特別で追い込みを決めた▲ゴールデンフウジンは、前述のとおりハンデが不利になるため3番手評価。
 △オレワチャンピオンは、5着だった青葉特別から鈴木恵介騎手とコンビ継続。A2級馬も加わる今回のメンバー構成なら巻き返しが期待できます。

【第2回開催2日目】
 5月3日(祝・日)のメイン第10レースは、BG2・第14回ばんえい十勝オッズパーク杯(20:10発走予定)。昨季の収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦で、すべてオープン馬で負担重量は720キロです。
 ◎コウシュハウンカイがこのレース3勝目を目指します。初挑戦となった15年から5年連続で出走し、2勝、2着3回とすべて連対。今季初戦のスプリングカップ(オープン)では、障害を2番手で越えると、逃げるミノルシャープをゴール前で交わして勝利しており、態勢は整ったといえるでしょう。
 ○オレノココロは、このレースを3勝(15、16、19年)し、17年は2着。5着と唯一、複勝圏内を外した18年は、シーズン初戦を競走除外と順調に使えていませんでした。今年はスプリングカップを4着と敗れましたが、一度使ってからの参戦となるだけに連覇も可能でしょう。
 ▲ミノルシャープは、スプリングカップでは7番人気で2着に好走。着差も1秒6と見せ場十分の内容でした。前走から40キロ増でも、まだまだスピードを生かせる重量だけに引き続き警戒が必要です。
 スプリングカップ5着△センゴクエース、同8着△ホクショウマサルも、障害さえまともなら上位が狙えます。

【第2回開催3日目】
 5月4日(祝・月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)。オープン670キロから1重量区分ごとに10キロ加減する別定戦。メムロボブサップとアオノブラックが670キロでトップハンデ、B2級のダイリンファイターら4頭の630キロまで最大40キロ差がつきます。
 出走馬10頭中9頭が3月のクリスタル特別(4歳オープン)に出走。早めに障害を越えたアオノブラック、メムロボブサップがトップハンデでも力をみせ1、2着。10キロ軽いジェイエースが障害5番手から3着に伸びました。
 ◎メムロボブサップは、今季初戦のスプリングカップ(オープン)が障害3番手クリアから、コウシュハウンカイに6秒差まで迫っての3着と上々の内容。昨季3歳三冠を制覇しており、同世代が相手なら当然勝ち負けになるでしょう。
 ○アオノブラックは、ばんえいダービー2着馬で、ポプラ賞を勝っています。今季初戦の青葉特別(A1級混合)では3着に敗れましたが、今回と同じ670キロをひと腰で越えており、上位争い十分です。
 ▲ジェイエースは、クリスタル特別より上記2頭とのハンデ差が10キロ広がるのは恵まれました。
 △ダイリンファイターは、クリスタル特別を5着など今年2月から8戦連続で掲示板内を確保。地力強化がうかがえるだけにハンデ差を生かせば浮上の余地はあるでしょう。

今週の見どころ(4/24~4/27)

2020年4月23日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 今週から2020年度のばんえい十勝が開幕。来年3月21日(火)までの26開催150日間に渡り熱戦が繰り広げられます。
 開幕週は24日(金)~27日(月)でナイター競馬による変則4日間開催。開幕日である4月24日(金)のメインには、オープンのスプリングカップが組まれています。5月3日(祝・日)に行われる今季重賞第1弾・ばんえい十勝オッズパーク杯へ向けても見逃せない一戦です。

 ※開催日程/時刻についてはこちら

【第1回開催1日目】
 4月24日(金)のメイン第10レースはスプリングカップ(オープン・20:10発走予定)。9頭による一戦ですが、BG1・ばんえい記念からの参戦組が優勢でしょう。
 特に◎ホクショウマサルは、初挑戦ながら3着を確保。連勝記録は31で止まりましたが、障害4番手から脚を伸ばし、ゴール前では一杯になったものの見せ場十分の内容でした。680キロで臨める今回は持ち味のスピードが生かせるだけに、この相手でも勝機十分。
 ○コウシュハウンカイは、4着に敗れましたが、持ち前の先行力をいかし障害は先頭でクリアと見せ場を作っていました。重量が軽い前半戦は好成績を残しているだけに、勝ち負けになるでしょう。
 ▲アアモンドグンシンは、明け5歳での初挑戦ながら障害を2番手で越え、レースを盛り上げました。ゴール手前約10メートルで転倒し競走中止という結果は残念でしたが、この経験は生きてくるはず。重賞で2勝を挙げるなどオープンでの実績は十分。若馬の減量がなくなる5歳シーズン初戦で好結果を残すことができるか。
 △オレノココロは、ばんえい記念3度目の制覇。680キロの今回は流れに乗れるかどうかとなりますが、地力は断然だけに軽視はできません。

【第1回開催2日目】
 4月25日(土)のメイン第10レースは、卯月特別(A2級-2組・20:10発走予定)
 ◎アフロディーテは、2月の重賞・ヒロインズカップで逃げ切り勝ちを収めている古馬女王。A2級初戦となった1月の1組特別戦では、障害ひと腰3番手クリアから5着とクラスで通用のメドを立てています。減量がなくなる5歳シーズンとはいえ、賞金順の編成で抜けた馬がいない2組なら逃げ切りに期待です。
 若馬の10キロ減がある4歳馬3頭も当然有力。○インビクタは、2月にA2級-1組の特別戦で2着に逃げ粘っています。▲ジェイエースは、2月にA2級決勝の平場戦で逃げ切りと、ともにすでにこのクラスで好成績を残しています。
 もう1頭△ギンノダイマオーは、昨季終盤は精彩を欠きましたが、春先の軽い負担重量なら障害の立て直しに期待です。
 △カネゾウは、昨季最終開催のオープン混合の特別戦を快勝し、いいかたちでシーズンを終えました。A1からの降級はさほど有利ではありませんが、好調さを生かすか。

【第1回開催3日目】
 4月26日(日)のメイン第10レースは、青葉特別(A1級混合・20:10発走予定)
 全馬が昨季はオープン格付だったことを考えれば、A1へ降級し負担重量が有利な馬を狙いたいところ。なかでも◎ゴールデンフウジンは、10月のオープン-1組特別戦でミノルシャープを差し切って勝利。ばんえい十勝オッズパーク杯4着をはじめ、重賞でも4回掲示板内を確保しており、今回のメンバーなら実績上位といえます。昨季のこのレースの勝ち馬で今季も好発進を決めるか。
 ○ウンカイタイショウも降級馬。昨季は軽馬場のときに好成績を残しており、雨が予想される今回は条件が向きそう。ちなみにこちらは昨年のこのレースで2着でした。
 ポプラ賞馬▲アオノブラックは、オープンでは2月の如月特別(オープン-2組)での2着が最高ですが、メンバー中唯一の4歳。若馬の10キロ減を生かしたところ。
 如月特別の勝ち馬△ソウクンボーイは、基礎重量が軽いシーズン序盤はひと息の印象も、このメンバーなら軽視できません。
 △カンシャノココロも降級してのこの相手関係なら、力は足ります。

【第1回開催4日目】
 4月27日(月)のメイン第10レースは、ミズバショウ特別(A2級-1組・20:05発走予定)。ナカゼンガキタ、フェアリースズ、フナノクンがオープンからの降級で、他6頭はA1からの降級ですが、うち5頭は5歳で、3月14日の花月特別(A1級-1組)で対戦しています。
 ◎ナカゼンガキタは、昨季終盤ではオープン格付。前走の陽炎特別(A1級-2組混合)は格下A1級が相手で、障害3番手からしぶとく脚を伸ばして2着。敗れはしたものの、勝ち馬とは1秒4差と僅差のレースでした。A2級からのスタートなら今季初戦を白星で飾りたいところ。
 相手は花月特別の1~3着馬が有力。○オールラウンダーは、花月特別では1番人気で3着。障害をひと腰2番手でクリアすると、逃げるノエルブランをゴール手前20メートルでとらえたものの、4、5番手から伸びてきたマツノタイガー、ミノルシンザンに差されました。同レースを含め5戦連続2着か3着と勝ち切れておらず、踏ん張りが課題となりそうです。
 ▲ミノルシンザンは、花月特別では終いにいい脚を使って2着。先行馬が苦しくなる展開ならここも浮上に警戒。
 △マツノタイガーは、花月特別が8番人気での勝利。A1級初戦でも6着とはいえ末脚に見どころはあり、クラス3走目で持ち味を存分に発揮しました。障害の位置取り次第で好勝負が可能です。

1
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.