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2019年9月27日 アーカイブ

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今週の見どころ(9/28~9/30)

2019年9月27日(金)

 9月29日(日)のメインには、銀河賞が組まれています。ばんえい競馬が帯広単独開催となった2007年度に成立した4歳シーズン三冠の二冠目にあたるレース。今年の一冠目・柏林賞はミスタカシマが牝馬として史上初制覇。この銀河賞も07年以降では牝馬の勝利はなく、再び快挙達成となるのか注目です。※ミスタカシマは出走回避になりました。

 ※今週のイベントはこちら

【第12回開催4日目】
 9月28日(土)のメイン第10レースは、野分特別(オープン・A1級-1組混合・20:10発走予定)。ホクショウマサル、ホクショウムゲンが回避。オープン馬4頭、A1級馬4頭の計8頭で争われます。
 ◎ハクタイホウは、前走白露特別(A1級-2組)では、断然人気で逃げ切ったホクショウマサルからわずかに遅れ、2番手で障害をクリア。結局9秒8もの差をつけられましたが、負担重量15キロ増でもひと腰でまとめ、人気通りの着順でした。今回は格上のオープン馬が相手になりますが、一線級は不在。マイペースに持ち込んで逃げ切りに期待です。
 ○カンシャノココロは、2走前の白露特別(A1級-2組)ではハクタイホウに先着されての4着。前週の岩見沢記念4着から、今回は2走使いでの出走です。3走前の特別戦でも勝ったハクタイホウから4秒1差の2着があり、ここも僅差の戦いが可能。
 オープン馬の筆頭格は▲コウリキ。前走マロニエ賞(オープン)では7着も、コウシュハウンカイ、オレノココロなど実力馬が揃っていたことを考慮すれば仕方なし。トップハンデ730キロでもこの相手関係なら善戦以上が期待できます。
 △ソウクンボーイは、前走岩見沢記念では7着。しかし今回は格下A1級との対戦で、障害さえスムーズなら上位進出のシーンまでありそうです。

【第12回開催5日目】
 9月29日(日)のメイン第10レースには、BG2・第27回銀河賞(4歳・20:10発走予定)が行われます。4歳シーズンの二冠目は、一冠目・柏林賞を制したミスタカシマが出走を回避し、オールラウンダーが繰り上がっての10頭立て。オープン740キロから1重量格ごとに10キロ加減される別定重量戦で、9月1日に実施された重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)を制したオープン馬キタノユウジロウのみ賞金ハンデ10キロを課され、トップハンデ750キロ。B1級で710キロのミノルシンザン、オールラウンダーまで最大40キロ差つきます。
 はまなす賞で3着だったオープン馬◎アアモンドグンシンに期待します。障害の天板まで上がったところで膝を折りましたが、立て直され4番手で降りてからは、この馬らしい切れ味を発揮。先頭で並ぶように障害をクリアし、叩き合いをモノにしたキタノユウジロウから2秒3差、競り負け2着だった3歳馬アオノブラックとはコンマ5秒の僅差で、障害でのロスさえなければ、と悔やまれる内容でした。当時はキタノユウジロウより10キロ重かった重量が、今回は逆にこちらが10キロ軽くなるのは有利。3歳12月のばんえいダービー以来となる、久々の重賞制覇が期待できます。
 ○コウシュハレガシーも、はまなす賞では障害を越えかけたところで痛恨の膝折。障害を降りたのはアアモンドグンシンの直後でしたが、徐々に遅れて7頭立ての7着と残念な結果でした。A1級・730キロで、はまなす賞でのアアモンドグンシンとの10キロ差は変りませんが、近5走では、2走前のはまなす賞を除けば障害はひと腰という巧者。持ち味を発揮できれば、3歳三冠すべて3着、柏林賞2着という実績どおりの走りをみせてくれるでしょう。
 ▲ジェイコマンダーは、ともに700キロだった柏林賞5着、はまなす賞6着。はまなす賞はふた腰かかり、さらに残り20メートルを切って一杯になっています。今回と同じ730キロだったばんえいダービーでは最下位だったように、高重量戦では苦戦傾向がありますが、障害次第で勝ち負けが可能。
 △ミノルシンザンは、3歳三冠レース皆勤で、ばんえい菊花賞での5着が最高でした。4歳になってから重賞出走はありませんが、近4走のB1級-1組の特別戦を1勝、2着3回と力をつけており、最軽量710キロを生かし食い込みを狙います。

【第12回開催6日目】
 9月30日(月)のメイン第10レースは、デイリースポーツ杯(A2級-2組・20:05発走予定)
 ◎ギンノダイマオーは、A2昇級初戦となった2走前のとかちえぞまつ特別(A2級-1組)では7着、続く3歳牡馬混合平場戦も8着。ともに障害で苦戦したもので、負担重量が685キロに増えるのはやや不安もあります。しかし、今開催は3歳以上の1走目は通算収得賞金順での編成で、近走不振馬が多い馬が多い組み合わせ。この相手関係なら実績的には通用するだけに前半で流れに乗れれば巻き返しが十分です。
 ○カクセンキングは、前走A2級-1組平場戦8着を含め、近4走では着外が続いていますが、ここ3戦は障害をひと腰でまとめています。3走前のとかちえぞまつ特別(A2級-1組)では6着とギンノダイマオーに先着。相手に恵まれた今回は前半で置かれなければ上位争いに加わってきそうです。
 ▲センショウニシキは、前走のA2級-2組混合では7着に敗れましたが、2走前のオッズパーク杯(A2級-2組)では、出走メンバー中最先着の4着を確保。先行できれば持ち前の障害力を生かして粘り込みが十分です。
 △ホクショウユウキは、長期休養明けになった7月の今季初戦から7戦して5着が最高。しかし、オープンからの降級馬で力量上位の存在といえます。現在リーディング首位の鈴木恵介騎手とのコンビも魅力で、前進があるでしょうか。
 

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