前週の10日(日)第9レースでホクショウマサルが勝利し、19連勝を達成。1999年にサカノタイソンが作ったばんえい競馬連勝記録に並びました。同馬は今週の16日(土)第11レースに出走予定。約20年ぶりの連勝記録更新に大きな期待がかかります。
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【第24回開催1日目】
2月16日(土)のメイン第10レースは、雪月花特別(B2級-1組・18:00発走予定)。
前走B2級-3組を勝利した◎フレイムゴールドに注目です。近走大きく崩れたのは3走前の白雪賞(4歳オープン)8着のみで、自己条件に限れば昨年11月から12戦連続3着以内と安定感抜群。特別戦のため30キロが加増されますが、障害は苦にしないタイプだけにここでも勝ち負けに期待です。
○ミノルシンザンは、前走B2級-2組では障害で膝を折り、勝ち馬から25秒以上離されての8着でしたが、ひと息入った影響があったかもしれません。古馬どうしの特別戦には初挑戦ですが、今季のばんえい菊花賞5着など力をつけており、ひと叩きした分の上積みが見込める今回は変わり身十分です。
▲ハマノダイマオーは、同じ前走B2級-2組で2着と、半年ぶりに連対を果たしました。復調がうかがえるだけに、障害さえスムーズに越えられればチャンスはありそうです。
△マツリダキングは、B2昇級後も前走B2級-3組での3着を含め、4戦すべて掲示板内と安定。同じB2級-1組だった3走前の六花特別でも3着と健闘していることから、展開ひとつで上位争いに加わってくるでしょう。
【第24回開催2日目】
2月17日(日)のメイン第10レースは、準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上選抜・18:00発走予定)。今季特別戦を勝っている、通算収得賞金順上位馬による選抜戦です。
◎センゴクエースは、前走然別賞(オープン-1組)ではトップハンデでしたが、障害ひと腰から勝ち馬ジェイワンとはコンマ4秒差の2着なら勝ちに等しい内容。トップハンデの800キロですが、相手関係的にも地力を発揮できれば勝ち負け必至でしょう。
○シンザンボーイは、同じ前走で6着でしたが、当時センゴクエースと15キロあった重量差が、20キロに広がるのは有利。同馬以外のメンバーは楽になっているだけに好勝負が期待できます。
▲コウリキは、前走東京スポーツ賞(オープン-2組)では、障害で膝を折ってしまったものの、立て直して三腰でまとめており、3秒6差の4着まで詰めています。決め手はこの中でも上位だけに障害次第では連争いを演じるでしょう。
△キサラキクは、前走の牝馬限定重賞・ヒロインズカップでは2着と能力を示しています。今回が引退レースとなりますが、チャンスは十分にあります。
【第24回開催3日目】
2月18日(月)のメイン第11レースは、ウインターカップ(オープン・A1級-1組混合・18:10発走予定)。トップハンデが770キロのキンメダルで、サカノテツワンら6頭が760キロ、キタノユウジロウが755キロ、牝馬ナカゼンガキタが最軽量の730キロで行われる一戦です。
◎ナカゼンガキタは、770キロと一気の重量増となった前走牝馬限定重賞・ヒロインズカップでは、障害を三腰でまとめると勝ち馬とは3秒差の3着と健闘しています。牡馬のオープン馬相手と強くなりますが、トップハンデとは40キロ差のある730キロでの出走なら好勝負が期待できます。
○キンメダルは、前走東京スポーツ賞(オープン-2組)では昇級初戦にもかかわらず3着と健闘しており、これで3戦連続3着以内と安定感があります。また、毎回障害はひと腰でまとめているだけに、ここでも上位争いを演じるでしょう。
▲キタノユウジロウは、A1昇級初戦となった前走A1級-1組混合では、障害で手間取り6着。しかし、決め手は良いものを持っているだけに、初の750キロに対応ができれば上位争いに加わってきそうです。
△アサヒリュウセイは、前走東京スポーツ賞(オープン-2組)で8着も、ここでは実績上位。相手緩和となるだけに、スムーズに運べれば巻き返しはあるでしょう。