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2019年2月 7日 アーカイブ

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今週の見どころ(2/9~2/11)

2019年2月 7日(木)

 2月10日(日)のメインには、2歳シーズンで唯一の牝馬重賞である黒ユリ賞が組まれています。昨年の優勝馬ミスタカシマは3歳シーズンではここまでばんえい菊花賞、ばんえいオークスと変則二冠と達成し、名牝への道を歩んでいます。3月3日(日)に行われる2歳シーズン三冠の最終戦・イレネー記念へ向けても見逃せない一戦となっています。

【第23回開催4日目】
 2月9日(土)のメイン第10レースは、然別賞(オープン-1組・18:05発走予定)。オレノココロ、コウシュハウンカイ、アアモンドグンシンが回避し、7頭で行われる一戦。5歳馬が4頭と多く、いずれも3走前は5歳重賞・天馬賞、前走は5歳オープン・ダイヤモンダスト賞に出走しています。
 ◎センゴクエースは、2走前の睦月特別(オープン-1組)でトップハンデを克服して勝利すると、前走柏林馬事公苑特別(オープン-1組)では、障害を難なく2番手で通過から押し切って連勝。ジェイワンを除いたメンバーとは近2走で先着しており、据え置きの790キロなら障害への不安材料も少ないだけに3連勝が濃厚でしょう。
 その○ジェイワンが相手筆頭です。天馬賞では5着に敗れましたが、次走で勝利を挙げると、前走のダイヤモンドダスト賞では、障害ひと腰3番手から差し切っています。古馬オープン馬だけのレースは初めてですが、5歳馬とは重量面で有利となるだけに好勝負を期待です。
 ▲メジロゴーリキは、天馬賞を勝利すると、2走前の睦月特別(オープン-1組)を3着、前走のダイヤモンドダスト賞を2着と好走を続けています。近2走の勝ち馬との着差はともに3秒以内と僅差だけに、展開次第ではチャンスとなるでしょう。
 △マルミゴウカイは、休み明けの前走柏林馬事公苑特別(オープン-1組)では7着に敗れましたが、ひと叩きした分の上積みがあるだけに巻き返しを期待です。

【第23回開催5日目】
 2月10日(日)のメイン第10レースは、BG2・第44回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:00発走予定)。定量640キロで2歳シーズン女王の座を争います。ここまで2歳シーズンの牝馬限定戦では白菊賞、いちい賞ともにサクラユウシュン、ヒメトラクイーンが1、2着を分け合っています。
 ◎サクラユウシュンは、近2走とも着外ですが、4走前には2歳A級-1組で2着と地力上位の存在。昨秋以降1組から下がっておらず、今回は牝馬限定で格下が多いメンバー構成と相手関係が大幅に緩和するだけに、初重賞制覇に大きな期待がかかります。
 ○ヒメトラクイーンは、サクラユウシュンが相手では6戦連続で先着を許していますが、昨年10月のナナカマド賞では4着と同馬に先着しています。今回サクラユウシュンが大外枠に入っただけに、重賞の舞台で逆転のシーンもありそうです。
 ▲ハイトップフーガは、降級戦となった前走B級1組で順当勝ち。実績では前述両馬に劣りますが、障害巧者で一気の重量増にも対応できそうなだけに、上位争いも十分ありそうです。
 △キタノヒバリは、3歳A級-3組で3戦続けて3着以内と安定。1000キロ近い雄大な馬体で重量増も苦にしなさそうなだけに流れ込みには警戒が必要です。

【第23回開催6日目】
 2月11日(祝・月)のメイン第11レースは、準重賞・スピードスター賞(4歳以上選抜・18:15発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、5歳10キロ減)で争われるスピード決戦。稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の各トライアル上位馬による一戦です。
 ◎アアモンドロシアは、12月の地吹雪賞では初の500キロ定量戦でしたが、障害ひと腰先頭通過から逃げ切って勝利。持ち前の先行力が生きる軽量戦は合っているだけに勝機十分です。
 同じく先行力が魅力の○ミノルシャープが相手筆頭です。初の500キロ定量戦となった地吹雪賞では2着と適性を見出す大きな収穫。2度目の500キロ定量戦と慣れも見込めるだけに好勝負が期待できます。
 ▲シンエイボブは、10月の疾風賞で2着。今回は決勝戦と相手が揃っていますが、スピード対決なら十分通用するだけにチャンスはあるでしょう。
 △セイコークインは、近走不振が続いていますが、500キロ定量戦は9戦6勝、2着1回と好相性だけに反撃には警戒が必要です。

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