ばんえいダービー馬のメジロゴーリキに期待
天馬賞は2008年に創設された、4歳世代(明け5歳)の三冠最終戦。定量戦で行われることもあり、昨年の優勝馬マルミゴウカイや一昨年の優勝馬センゴクエースのように、BG1・ばんえいダービー上位馬が活躍することがほとんど。また、明け5歳になると力関係がはっきりとしてくることもあり、1番人気馬が【8・1・2・0】と大活躍しています。
この傾向から、◎には、一昨年のばんえいダービーを優勝し、世代の頂点に立ったメジロゴーリキを推します。この馬はばんえいダービー以降、勝ち星ゼロですが、大崩れもなく、昨年ははまなす賞3着、銀河賞2着と善戦。先行力と障害力で勝負するタイプだけに、時計の速い決着になると切れ負けするところがあります。しかし、高重量戦で前半刻んで行けるレースでは、世代トップクラスの強さが見せられています。今年は例年よりもパサパサ馬場で時計も要しているだけに、軸馬にはこの馬が最適でしょう。
○は、3歳時のはまなす賞と昨年の銀河賞の優勝馬ミノルシャープ。この馬はドリームエイジカップでもオレノココロなど古馬一線級を相手に、障害を先頭で下り、あとちょっと、ほんのちょっとのところまで粘りました。おそらくこの馬が1番人気に支持されると見ていますが、それならば実力に相応しい1番人気でしょう。
▲は、ばんえいダービーの2着馬で、昨年ははまなす賞を制したマツカゼウンカイ。この馬は銀河賞はトップハンデもあって6着に敗れましたが、3走前の北海道記者クラブ特別では同重量でミノルシャープに先着の2着。近2走はやや物足りない内容ですが、立て直されての変わり身を期待します。
△にばんえいダービーの3着馬で、昨年は柏林賞を制したジェイワン。この馬は障害が苦手で、障害に重点を置くレースをしているため、なかなか勝ち切れませんが、崩れてもいないだけにここは警戒。
あとは牝馬で重量の優位性があるシンエイボブ。この馬は重賞勝ちの実績はありませんが、一昨年のばんえいオークス2着、昨年は柏林賞3着と善戦。近走は障害で手間取ってはいるものの、重賞で好走するタイプの馬だけに、穴馬の買い目枠はこの馬に託してみます。
◎1 メジロゴーリキ
○7 ミノルシャープ
▲8 マツカゼウンカイ
△2 ジェイワン
△10 シンエイボブ
馬複
1-7 3000円
1-8 1500円
1-2 1300円
1-10 200円 計6000円