9月23日(祝・日)のメインには、4歳シーズン三冠の第2弾・銀河賞が組まれています。一昨年はセンゴクエース、昨年はマルミゴウカイと、4歳世代には圧倒的な強さを誇る馬がいましたが、現世代で重賞を複数勝っているのはホクショウムゲン(2歳シーズンのヤングチャンピオンシップ、イレネー記念)のみと依然混模様。この世代限定の重賞も残り少なくなってきましたが、新たなタイトルホルダーが誕生するのか注目です。
【第12回開催4日目】
9月22日(土)のメイン第10レースは、野分特別(A1級混合・20:10発走予定)。
◎カイシンゲキは、オープン・A1級混合の特別戦3連勝を狙った前走オッズパーク杯では15キロの増量が堪えたか、直線失速して9着も、障害はスムーズでした。重量慣れが見込める今回は末の粘りも変わってくるはず。巻き返してきそうです。
○キンメダルは、カイシンゲキと同じ近2走がともに3着。ひと押しきけば前進があるでしょう。
▲シンザンボーイ、△セイコークインは、オープン馬で相手関係が有利。前者は障害巧者ですが終いの踏ん張り次第。後者は障害に課題があるものの終いは確実とタイプは逆ですが、馬券には欠かせません。
△カンシャノココロは、A1級同士か、格下A2との混合戦で3走連続連対と絶好調。メンバー強化となるここでも侮れません。
【第12回開催5日目】
9月23日(祝・日)のメイン第10レースは、第26回銀河賞(4歳・20:10発走予定)。
8月に行われた3歳との混合重賞・はまなす賞出走馬による争いとみます。同レースは、勝ったマツカゼウンカイ、2着の3歳馬ミスタカシマ、3着メジロゴーリキ、4着ミノルシャープが1秒8差以内という大接戦。うち4歳の3頭は当時700キロでしたが、今回は◎メジロゴーリキ、○ミノルシャープが30キロ増の730キロなのに対し、△マツカゼウンカイが50キロ増のトップハンデ750キロとなることで、着順の変動はありそうです。
▲カネサスペシャルは、はまなす賞が5着とはいえ勝ち馬と3秒7の僅差。早めに障害を越えられれば末脚を生かし、逆転も考えられます。
同6着△ジェイワンは、障害のデキが鍵を握りますが、一冠目・柏林賞を勝った時の鈴木恵介騎手に戻るのは歓迎材料でしょう。
【第12回開催6日目】
9月24日(振・月)のメイン第10レースは、デイリースポーツ杯(B1級-1組・20:10発走予定)。
◎プレザントウェーは、昨季はA2級の特別戦で勝ち負け。降級した今季は、6月の初戦から叩かれつつ障害のデキも上向き、前走はひと腰クリアから初連対の2着に食い込みました。B1級同士なら実力上位で通り、今季初勝利のチャンスといえます。
○チヨノタカラは、置かれずに行けたときには、しぶとさを発揮するタイプ。2走前のB1級-2組の特別戦で今季2勝目を挙げているように、特別戦は向く印象です。
▲テンノイノリ、△アアモンドヒューマは、今季B1級の特別戦で3着以内が2度あり、馬券には欠かせません。
△サクラダイチは、昨季B1級の特別戦で上位常連だった障害巧者。今季開幕週(3着)以来となる同条件出走で、勝ち切れない近況から変わり身があるかもしれません。