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2017年8月11日 アーカイブ

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今週の見どころ(8/12~8/14)

2017年8月11日(金)

 8月13日(日)のメインには、夏のBG1・ばんえいグランプリが組まれています。十勝地方は前日から雨予報。800キロ前後の高重量とはいえ、馬場状態次第では、思わぬ伏兵の台頭もあるかもしれません。なお、12日(土)、13日(日)には、帯広競馬場で「ばんえい夏まつり」(入場無料)も実施。13日は、オッズパーク協賛によるイベントも行われます。(詳しくはこちら

【第9回開催4日目】
 8月12日(土)のメイン第10レースは、十勝川モール温泉杯(A1級-2組混合・20:10発走予定)
 ◎バウンティハンターは、前開催のビッグウエイトカップ(3歳以上重体重馬選抜)こそ9着と敗れましたが、センゴクエース、オレノココロなど相手が強かったのが敗因。それまで特別戦では文月特別(7月10日・A1級-2組)3着など、3走続けて障害ひと腰クリアから馬券圏内を確保していました。自己条件に戻れば巻き返し必至でしょう。
 ○アアモンドセブンは、今季は一度も馬券に絡めていませんが、4走前の文月特別(5着)で障害が立て直されて以降は、すべてひと腰でクリアしており状態は悪くありません。今回は精彩を欠く近況の馬が多い組み合わせなので、前進がありそうです。
 ▲キンメダルは、近2走では障害のキレが良好。前開催のしし座特別(A2級-2組混合)は、軽馬場が味方したとはいえ3着に追い込んで、今季初めて馬券に貢献しています。
 特別戦のペースは向く印象の△ダイコクパワーも上位争いに加わってきそうです。

【第9回開催5日目】
 8月13日(日)のメイン第10レースは、重賞・第29回ばんえいグランプリ(3歳以上選抜・20:10発走予定)。A1級の牡馬シンザンボーイ(800キロ)以外はオープン馬で、いずれも牡馬810キロ、牝馬790キロでの争いとなります。
 ◎フジダイビクトリーは、2016年3月にばんえい記念を制している実力馬。14、15年とこのレースを連覇しているように、例年、重賞での基礎重量が800キロを超えるこの時期から成績を上げてくるタイプです。最近は、年齢的なものもあってかテンの流れに乗れないレースも目立つようになり、今季は未勝利ですが、雨馬場で速い時計での決着となった北斗賞でも3着と崩れなかったのは評価可能。今回、同じような馬場状態でも主役を演じてくれそうです。
 ○オレノココロは、昨年のこのレースが圧勝。今年の北斗賞では障害で崩れ5着でしたが、敢えて連闘で前走を使い立て直しを図ってきたところに意欲を感じます。巻き返しが期待できそうです。
 ▲コウシュハウンカイは、今季最初の古馬重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯の勝ち馬。その後、トップハンデでの出走となった旭川記念、北斗賞でも僅差2着に入っており実力上位。オープン馬の間で重量差がつかない今回は当然勝ち負けでしょう。
 △ニュータカラコマも、今季3戦の古馬重賞では3、3、1着と安定しています。相手や負担重量、馬場を問わずに実力を発揮できるのが強み。大勢はこの4頭のまんじ巴といえます。

【第9回開催6日目】
 8月14日(月)のメイン第10レースは、稲妻賞(3歳以上B4級以上選抜・20:10発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ、4歳10キロ減)でのスピード勝負。年明けに行われる準重賞・スピードスター賞の予選第1弾です。
 ◎キタノサムライは、今年2月のスピードスター賞2着を含め、2勝、2着3回、4着1回とこの条件が得意。雨馬場だった前々走のしし座特別(A2級-2組混合)では、障害離れた4番手クリアから豪快な追い込みを決めて今季初勝利。持ち前の決め手に衰えはありません。キャリアの違いを見せつけそうです。
 今回は、この条件に初出走で、しかも詰めに課題があるタイプが多く、相手選びに頭を悩ませそう。○ビュウティハートはそこそこ歩ける脚があり、4歳牝馬の最軽量470キロが魅力。
 △プレザントウェー△テンノイノリは障害次第ですが、490キロなら立て直せるはず。スピード負けしなければ侮れません。

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