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2016年5月13日 アーカイブ

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今週の見どころ(5/14~5/16)

2016年5月13日(金)

 5月15日(日)のメインには、カーネーションカップが組まれています。ばんえいの3歳(4歳)以上牝馬の限定戦では、重賞・ヒロインズカップ(今季は2017年1月22日実施)が最高峰となりますが、このレースはさしずめ春の女王決定戦といったところ。昨季はこのレースを勝ったアアモンドマツカゼが、ヒロインズカップでも2着と好走しています。

【第3回開催1日目】
 5月14日(土)のメイン第10レースは、つつじ特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 ◎キタノオーロラに期待。B3へ降級した今季も追走にはやや苦労していますが、障害はしっかりまとめ、3、2、1、1着とすべて馬券に貢献しています。昨季、B1級の特別戦(混合戦含む)で2勝という成績を考えても、ペースが緩くなる特別戦へ替わるのは歓迎といえそう。B2昇級初戦でも、決め手を見せつけるでしょう。
 ○フクミツはA2からの降級馬。前走のB2級-3組戦は、先行力と障害力を生かすこの馬らしいレースで、2着を14秒3もちぎる圧巻の逃げ切り勝ちでした。相手はやや骨っぽくなりますが、力を出し切れば、引き続き好勝負必至でしょう。
 ▲スピードフジはB2級で2連勝中。前々走では第2障害離れた6番手クリアから追い込みを決めているように、鋭い末脚が武器。障害は巧者ではありませんが、今年1月のB1級混合の特別戦では725キロで、テルシゲ(当時A2級)をあっさりと差し切っていることを考えれば、今回の640キロなら心配無用です。
 前走B級の特別戦で3着と好走した△メトーイチバンや、前走B2級-2組戦でスピードフジから僅差の2着△ユウトウセイにもチャンスがありそうです。

【第3回開催2日目】
 5月15日(日)のメイン第10レースは、カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン・20:10発走予定)
 1月の重賞・ヒロインズカップを勝っている古馬女王◎ナナノチカラに注目。今回は、当時のメンバーが7頭も出走しておりほぼ再戦です。2月にはスピードスター賞(この馬は480キロ)で、2着オイドンに軽量戦では決定的ともいえる3秒5差をつけ逃げ切っていることを考えれば、トップハンデとはいえ670キロという軽量もプラス。多少、ペースが速くなっても、抜群の決め手で決着をつけてしまいそうです。
 ○セイコークインは、ヒロインズカップが6着。当時はナナノチカラと同じくトップハンデでしたが、今回は降級により10キロ軽い660キロなのは有利。障害にムラがあり、勝ち切れないレース続きとはいえ、牝馬限定戦なら実力上位の存在です。
 4歳馬▲タキニシサンデーは、昨年のばんえいオークスの2着馬。古馬牝馬オープンへは初挑戦でも、最軽量630キロを生かし先行できれば、ナナノチカラの追い上げを振り切ってしまう場面もありそうです。
 5歳馬が5頭出走していますが、3月まで特別戦ではあった10キロ減がなくなっているのは微妙。B1級で2連勝と好調な△アサヒメイゲツ、ヒロインズカップ5着△キサラキクらは押さえまで。

【第3回開催3日目】
 5月16日(月)のメイン第10レースは、とかち皐月賞(3歳オープン・20:10発走予定)。2歳シーズン三冠の勝ち馬が不在で、ハンデ差は最大20キロ。混戦模様です。
 ◎ムサシブラザーは、2歳時には青雲賞、北見産駒特別と特別戦を2勝し、二冠目・ヤングチャンピオンシップでは4着。今季はB4級で3走し、4、3、2着と尻上がりの成績で、近2走は第2障害を先頭で越えています。そのまま押し切れなかったのが、古馬の壁といえそうですが、同世代限定戦の流れなら、逃げ切りが期待できそうです。
 ○プレザントウェーは上り馬の勢いを感じる1頭。3月20日の若草特別(3歳牡馬オープン)で、今回のメンバー中、最先着の3着に好走すると、今季初戦ではムサシブラザー(4着)に競り負けたもののコンマ3秒差5着。その後、2、3着と好調を持続しています。
 ▲ツルイテンリュウは、ヤングチャンピオンシップの2着馬。B3格付での今季2戦はともに6着とはいえ、障害のキレは良好でした。同世代限定で、障害力を生かせる特別戦の今回は巻き返しのチャンスでしょう。
 △キタノリュウキは、ヤングチャンピオンシップ、三冠目・イレネー記念とも3着と善戦。障害巧者で、決め手もそこそこありますが、展開に左右される面は否めません。ここも流れ次第で上位争いに加わってきそうです。
 △アラワシキングは、十勝産駒特別の勝ち馬で、イレネー記念でも僅差2着に好走しています。B3級での今季2戦が7、6着とはいえ、着順ほど内容は悪くありませんでした。

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