1月18日(月)のメインには、オープン-2組による睦月特別が組まれています。出走予定馬のうちインフィニティー、ホクショウユウキを除く8頭中6頭は、格付賞金順位11番目以下で、6歳以下の若駒たち。オープン-2組は、特別戦としてはあまり実施されない条件だけに、ここで賞金を加算し、1組、そして重賞出走とランクアップしていきたいところでしょう。
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【第21回開催4日目】
1月16日(土)のメイン第10レースは、プロキオン特別(B1級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。B1級-1組(1月11日)、B1級-2組混合(10日)の両予選上位馬による一戦です。
B1級-2組混合予選で2着のテルシゲに注目します。今季も使い出しは冬場の12月で、初戦、2戦目は8、8着でしたが、3戦目のA2級-2組戦(1月2日)で一変の動きを見せて2着。前走の予選も障害はひと腰でまとめる好レースでした。昨季はA2級-1組特別勝ちや、A1級の特別で2着など実績上位。復調なった今なら、勝利で決めてくれそうです。
メンコイワタシは、B1級-1組予選こそ5着に敗れましたが、それまではB1級-1組特別を含め、3戦連続で2着に好走。前走の結果だけでは見限れません。
スピードフジは、前々走のB1級-2組戦、前走B1級-1組予選と連勝中。自慢の末脚が冴え渡っています。特別戦での実績はありませんが、勢いは侮れません。
B1級-2組混合予選3着チヨノタカラ、B1級-1組予選4着コサカコブラは、特別戦に替わることで前進が見込めそうです。
【第21回開催5日目】
1月17日(日)のメイン第10レースは、山羊座特別(A2級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。A2級-1組(1月11日)、A2級-2組混合(9日)の両予選上位馬による争いです。
アオノレクサスはA2級-2組混合予選が2着。第2障害をひと腰でまとめ、イッキフジに競り負け失速したものの、後続の追撃を振り切ったところは、やはり地力があります。同予選の1、3着馬は特別戦では障害次第という面もあるので、今度こそ逃げ切りを狙います。
ヤマノウンカイはA2級-2組混合予選が4着。障害離れた3番手クリアから徐々に差を詰めましたが、末脚切れるホクショウサスケ(3着)に差されてしまいました。とはいえ、持ち味の障害力は特別戦でこそ生きるはず。巻き返しが期待できます。
A2級-1組予選からの参戦は2頭のみ。勝ち馬で障害巧者のホクショウメジャーの前残りに警戒が必要でしょう。
【第21回開催6日目】
1月18日(月)のメイン第10レースは、睦月特別(オープン-2組・18:05発走予定)。
ハクタイホウは、オープン昇級後が2着続きでしたが、前々走の冬月特別(オープン・A1級決勝混合)で逃げ切って、古馬オープン初勝利が今季初勝利ともなりました。今回はオープン馬の限定戦で相手が強化していますが、障害巧者ぶりが戻っている今なら主役で通りそうです。
相手は、前開催のばんえい十勝金杯(オープン)の2着馬ニシキエーカンでしょう。ショウチシマシタ(今回は回避)が逃げ切りを狙うところ、第2障害2番手から差を詰め最後にきっちりと捕えました。近走馬券圏内を外しておらず、好調をキープしています。
ばんえい十勝金杯では離れた3着だったセイコークインは、決め手上位。今回は紅一点で最軽量ハンデを生かしたいところでしょう。
サクラリュウは、元日のニューイヤーカップ(A1級混合)で逃げ切り圧勝を収め、今回がオープン昇級初戦。この相手関係でどこまでやれるか楽しみです。