一番強いフジダイビクトリーに期待
みなさんもご存知のように、古馬戦線は混沌としていて、どこからでも狙えそうな状況です。当然、私も悩みましたが、最終結論として、トップハンデを背負わされているように今シーズン重賞2勝で一番強いフジダイビクトリーを◎としました。確かにフジダイビクトリーは昨年のこの重賞では今回と同じ880㎏を背負って6着に沈みました。しかし、フジダイビクトリーは昨年よりも順調だし、確実に強くなっています。更に今回は今シーズンのこれまでの重賞よりも人気がないとなれば、食指が動くというものでしょう。
○は今シーズンの重賞では全て4着以内のインフィニティー。この馬はどうしても最後の追い比べで着順を下げてしまっていますが、基礎重量が増すほど、追い比べの形にはなりづらいのが全体の傾向。今シーズンのこれまでは4着、3着でしたが、それゆえに今回はフジダイビクトリーと比べて30㎏も軽いとなれば、もうひとつは着順を上げられそうな気がします。
▲は前回の岩見沢記念で苦手な高重量を克服し、古馬重賞を初制覇したオイドン。オイドンの場合は、ひと腰で障害が上がらないと手こずるところがあり、更に基礎重量が増える今回では不安もあります。しかし、かつてと比べると折り合いがつくようになっているのが魅力で、落ち着いてふた腰目が入れられれば当然、ここでもヒケを取らないはず。他馬との比較で近走も充実していることも好感が持てます。
△は障害でもたついた重賞以外では、すべて連対確保のオレノココロ。5歳馬でありながら年上の馬にヒケを取るところがなく、今回はフジダイビクトリーやオイドンよりも重量が軽いとなると、軽視は出来ません。
他では4歳シーズンの3冠馬で、古馬相手の重賞では昨年の岩見沢記念勝ちの実績があるホクショウユウキ。この馬は昨年の岩見沢記念以降は勝ち星がなく、かなり長期のスランプが続きましたが、前走の狩勝賞ではオープン馬を相手に快勝。もともとは強い馬だけに前走で復調を見せたとなれば侮れないでしょう。
あとは抜群の障害力で重賞では常に安定した成績がウリのコウシュハウンカイ。最近の重賞では、ハンデ差が堪えて取りこぼしが目立つようになってはいますが、それでも大崩れはしていません。当初は消すことも考えましたが、基礎重量が増えること自体はプラスなので買い目に加えることにしました。
◎ (1)フジダイビクトリー
○ (2)インフィニティー
▲ (5)オイドン
△ (7)オレノココロ
△ (6)ホクショウユウキ
△ (9)コウシュハウンカイ
3連単1頭軸マルチ
1→2,5,7,6,9 100円 計6000円