ステーブルメイトの無念を晴らす!
今年は昨年のセンゴクエースのような絶対王者不在。しかも、目下3連勝の青雲賞の勝ち馬ムサシブラザーが回避し、更に混戦ムードとなりました。しかし、今回の出走馬の大半は近2走でムサシブラザーに敗れていることから、現時点ではムサシブラザーがこの世代のリーダー格であることは間違いないでしょう。
よって、◎には前々走の青雲賞でムサシブラザーと2.7秒差(2着)、前走ではムサシブラザーと3.6秒差(3着)のエアーシップを推します。この馬はデビューしてからしばらくは、中堅クラスで勝ったり負けたりで、けっしてエリートと言える成績ではありませんでした。しかし、2歳戦では勢力図が二転三転するのはよくある話。前走で先着を許したヒカルナナヒメは、エアーシップよりもハンデが20kg軽かったことを考えても、エアーシップは今回のメンバーでは最上位と言えそうです。
○はサクラダイチ。前走はA2クラスでしたが、青雲賞の3着馬フナノクンを相手に堂々の勝利でした。▲は牝馬からでいちい賞の2着馬ヒカルナナヒメ。白菊賞といちい賞と牝馬特別を連勝したグレースゴールドが基礎重量に10㎏加算されての出走となれば、白菊賞といちい賞で小差の2着に善戦したヒカルナナヒメに一発の魅力を感じます。
△は積極的に行っても楽に障害を上げられるアラワシキング。この馬は近走が振るいませんが、テンに置かれながらも障害はしっかりと上がっていることから、軽馬場の速い流れは苦手と推測。高重量戦ならばペースが遅くなることはあっても、速くなることはないので、巻き返しに賭けます。
あとは青雲賞の5着馬フウジンライデン。この馬は切れ味を生かすタイプだけに軽馬場であまり時計の速い決着になると不安な一面もありますが、高重量戦ともなると行ったっきりのレースになることもそう多くもないので押さえておくのが無難でしょう。
他では3走前にムサシブラザーを2着に降し、4走前や前々走ではフウジンライデンの2着のリュウセイイチバン。前走は重量増が堪えたのか、他馬を見ながらレースを進めていくタイプだけに端枠が堪えたのか、敗因が定かではありませんが、重量ではないとするならば巻き返して不思議ないでしょう。
◎ (2)エアーシップ
○ (4)サクラダイチ
▲ (8)ヒカルナナヒメ
△ (6)アラワシキング
△ (3)フウジンライデン
△ (9)リュウセイイチバン
3連単1頭軸マルチ
2→4,8,6,3,9 100円 計6000円