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2015年10月 2日 アーカイブ

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今週の見どころ(10/3~10/5)

2015年10月 2日(金)

 今週は第13回開催の後半3日間のレースが実施されますが、今年度(全26開催)のほぼ折り返しとなります。先週終了時の騎手リーディングは、1位が藤野俊一騎手(83勝)で、以下、藤本匠騎手(77勝)、阿部武臣騎手(66勝)と続きます。7年連続リーディングの鈴木恵介騎手は、4位(64勝)で、今後の巻き返しなるかに注目です。

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【第13回開催4日目】
 10月3日(土)のメイン第10レースは、桔梗特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 前開催の野分特別(B2級-1・2組決勝)で1番人気・3着のフェアリードールに注目。第2障害3番手で越えたものの、軽めの馬場で先行馬が止まらず、ポジションを上げることができませんでした。しかし、先着を許した2頭ともが今開催からB1へ昇級しており、相手有利は明らか。障害力を生かしての逃げ切りに期待します。
 ライデンマックスは前々走のB1・B2級決勝混合戦(9月5日)で逃げ切って快勝。同レースで2着にしりぞけたヤマノウンカイは、8月のA2級特別で2着があった実力馬で、価値ある勝利でした。前走の平場戦は6着でしたが、特別戦に替わっての戦いぶりに注目です。
 チェイスアドリームは野分特別で5着。特別戦では、どうしても障害での腰の入りが甘くなってしまいますが、相手緩和のここでなら上位進出が狙えるかもしれません。
 近4走が2、3、3、1着と安定しているオオゾラシンスケは特別戦でどこまでやれるか楽しみです。

【第13回開催5日目】
 10月4日(日)のメイン第10レースは、神無月特別(A2級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。A2級-1組混合(9月28日)、A2級-2組(26日)の両予選上位馬による一戦です。
 A2級-1組混合予選勢が有力。なかでも5着だったヤマノウンカイの巻き返しに期待します。障害には絶対の自信を持っており、前走もすんなり抜けたものの、決め手の差が出た格好。8月23日のオーガスト特別(A2級)では逃げて2着だけに、特別戦に替われば、末の粘り強化が期待できそうです。
 A2級-1組混合予選4着の牝馬アアモンドマツカゼは、オーガスト特別ではヤマノウンカイを差し切って勝利。続くオープンとの混合特別2戦でも3、4着と善戦続きです。特別戦の流れが合うタイプでここでは当然有力ですが、オーガスト特別時よりヤマノウンカイとの重量差が15キロも縮まっているのが気になります。
 カンシャノココロはA2級-1組混合予選2着で、連続連対を6に伸ばしており、地力強化がうかがえます。今回から特別戦では賞金別定10キロ増となるのが微妙ですが、720キロではすでに連対実績があるだけに、苦にしないかもしれません。
 アオノレクサスは同予選では軽めの馬場を味方に3着に好走。勝ち味に遅いタイプですが、A1級でも実績上位だけに押さえは必要でしょう。

【第13回開催6日目】
 10月5日(月)のメイン第10レースは、秋桜賞(3歳オープン・20:10発走予定)。11月1日に行われる3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞の前哨戦です。出てくればトップハテンデだったセンゴクエースが回避して混戦模様です。
 3歳一冠目・ばんえい大賞典(7月26日)で1番人気・4着のキンメダルに注目します。8月の重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)でも3着に善戦。3歳馬4頭のなかではもっとも重い負担重量を課されながらもよく粘りました。デビュー以来、世代限定の重賞・特別戦では7戦すべて4着以内と堅実だけに、ここも大崩れはなさそうです。
 コウリキは、ばんえい大賞典3着で、はまなす賞が1着。長く使えるいい脚を武器に7戦連続で馬券に絡んでいます。障害のタイミングが合えば、再度の差し切りがあるかもしれません。
 バウンティハンターは、ばんえい大賞典が5着。一気の負担重量増もあってか第2障害では苦戦しましたが、それでも3番手でクリアしており、重賞・特別戦初挑戦としては悪くない結果でした。経験を積んだ今回、障害さえ無難なら、さらに上位が期待できます。
 牝馬のシリウスは、ばんえい大賞典を快勝。当時はB2級で、今回はA2級と、2クラス昇級しハンデは厳しくなりますが、ここでも好走できれば二冠制覇に弾みがつきそうです。

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