6月8日(月)のメインには、3歳オープンによる、とかちダービーが組まれています。今年の3歳世代は、2歳シーズン三冠馬のセンゴクエースがA1格付で図抜けており、その次がB2級のシリウスという状況。このとかちダービーにはそのセンゴクエースが不在だけに、各馬なんとか勝利をモノしたいところでしょう。7月26日に行われる3歳三冠の第1弾・ばんえい大賞典へ向けても注目の一戦といえます。
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【第5回開催1日目】
6月6日(土)のメイン第10レースは、ジュノー特別(B1級-1組混合・20:10発走予定)。A2級3頭とB1級7頭が争います。
A2級のキンノカミに期待します。A2昇級初戦だった前走の旭岳特別(A1・A2級混合)では10着と大敗しましたが、大外10コースで障害で苦戦したのに加え相手も強すぎました。前々走のスーパートレーナー賞(B級選抜)では、第2障害2番手クリアから差し切り勝ちを収めているだけに、ここに入れば巻き返し必至といえます。
カツオーカンも旭岳特別がA2昇級初戦で7着でしたが、ほとんどがB級馬という今回は、障害力を生かし上位進出が見込めそうです。
B1級のフクミツは4月25日の水晶特別(B1級-1組)で4着。そのレースは3着がカツオーカンで、5着がキンノカミでした。今回は両馬と10キロ差つくことで、互角以上の戦いが可能でしょう。
今季、B2級特別を2戦2勝で昇級してきたユウトウセイや、障害次第ではホクショウサスケも差のない戦いが可能でしょう。
【第5回開催2日目】
6月7日(日)のメイン第10レースは、シルバーカップ(オープン・A1級混合・20:10発走予定)。
次週6月14日に重賞・旭川記念が組まれているため、オープン馬は3頭のみと手薄。A1級勢に注目が集まりそうです。なかでも期待は今季負けなし6連勝中のトレジャーハンター。賞金別定5キロを課されるようになった近2戦も、ともに第2障害2番手クリアからの完勝で、勢いは衰え知らず。今回はA1昇級初戦ですが、少なくとも連軸は堅そうです。
アサヒリュウセイは2走前にトレジャーハンターと対戦して2秒8差の2着。障害3番手から差を詰め切れませんでした。当時はトレジャーハンター(当時A2級)のほうが5キロ軽かったものの、逆に今回はこちらが5キロ軽い立場。決め手上位なだけに、早めに障害を越えられれば逆転も一考でしょう。
両馬の一騎打ちムードですが、トレジャーハンターと同じ近3走が4、4、5着というショウチシマシタも終いの踏ん張り次第では上位争いに加わってきそうです。
【第5回開催3日目】
6月8日(月)のメイン第10レースは、とかちダービー(3歳オープン・20:10発走予定)。
7頭立てだった、とかち皐月賞(5月11日・3歳オープン)の出走全馬が参戦し再戦模様ですが、注目は同レースには登録がなかったキンメダル。明け3歳ナンバーワン決定戦・イレネー記念(3月8日)で、圧勝したセンゴクエースに唯一食い下がっていたのがこの馬。結果2着でしたが、3着コウシュハスパークには11秒7以もの差をつけており、センゴクエース不在のここに入れば実力上位は明らかです。
イレネー記念5着のテンカトウイツは、とかち皐月賞をあっさり逃げ切って快勝。B4へ昇級し古馬との対戦となった近2走は3、5着も障害では崩れていません。再び同世代限定戦であれば、巻き返しがありそうです。
コウシュハスパークはとかち皐月賞が2着で、続くB4級戦が4、4着。障害を降りた順番より着順は下げておらず、この馬なりの走りはしています。デビュー以来、重賞・特別では6戦すべて掲示板を確保しており、ここも大崩れは考えにくいところ。
とかち皐月賞へは不出走だったホクセイボスは、障害が立て直され目下3連勝中。いずれも後続をまったく寄せつけない圧巻の勝ちっぷりだけに、引き続き注目する手でしょう。