今週から2歳戦がスタート。5月2日(土)から4日(祝・月)の3日間で、計13レースが組まれており、4月11日に実施された第1回能力検査を突破した若駒たちが続々とデビューします。今年の能検でトップタイムのホクショウディープ(牡・坂本東一厩舎)は4日第4レースに出走予定。昨年の能検一番時計だったセンゴクエースはデビューから破竹の9連勝で2歳シーズン三冠を制覇しており、ホクショウディープも注目を集めそうです。
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【第2回開催4日目】
5月2日(土)のメイン第10レースは、春駒特別(B2級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B2級-1組(4月26日)、B2級-2組(4月25日)の両予選上位馬による一戦です。
マルモスペシャルは、1年10カ月ぶりだった前々走のB3級-1組(4月19日)を第2障害2番手クリアから抜け出し快勝。B2昇級初戦の前走1組予選でも障害2番手から2着に粘っています。長期休養前はA1級特別の上位常連だった実力を見せつける場面もありそうです。
ヤマトジャイナーは、今季初戦のB2級-2組、前走の1組予選とも逃げ切り連勝を収めています。このところ特別戦に良績がないのは気になりますが、勢いは侮れません。
2組予選勢では2着ホンベツイチバンに注目。A2からの降級で4カ月ぶりだった今季初戦はヤマトジャイナーの5着も、前走の予選では動きもよく、叩かれての変わり身を見せました。
2組予選で早めの障害クリアから楽勝したユウトウセイ、1組予選では6着も特別戦の流れが向きそうなレインボーライデンも楽しみです。
【第2回開催5日目】
5月3日(祝・日)のメイン第10レースは、さつき特別(A1・A2級決勝混合・20:10発走予定)。A1級混合(4月25日)、A2級(4月26日)の両予選上位馬による争いで、オープン(1頭)、A1級(2頭)、A2級(6頭)の3クラス混合戦です。
A2級予選を含む今季3戦とも逃げ切って完勝というトレジャーハンターに期待します。昨季はオープンやA1級(混合戦含む)で何度も馬券に絡んでいる実績があり、その馬がA2格付で出走できるのですから、一気の相手強化でも楽しみです。
A1級予選勢は勝ち馬アサヒリュウセイが回避で5着スギノハリアーに注目が集まります。今季初戦の青葉特別(A2級)では、圧巻の逃げ切り勝ちを収めています。A1級混合予選3、4着のショウチシマシタ、アオノレクサスも今季2戦とも先着を許していたアサヒリュウセイが不在なら上位争い必至。障害のキレも文句なしの近況です。
【第2回開催6日目】
5月4日(祝・月)のメイン第10レースは、スーパージョッキー賞(20:10発走予定)。昨季の騎手リーディング上位10名によるB級選抜戦です。
マゴコロ(藤本匠騎手)は昨季後半にはA2級-1組特別で上位争いしていた実力馬。B2へ降級した今季も2、3着と好走を続けています。障害力を生かし、逃げ切りを狙います。
ドオーダッシュ(鈴木恵介騎手)は年が明けてから、B1級特別を4走して2着1回、3着3回の実績があります。テンに置かれる面は否めませんが、前走のB2級-3組(4月27日)では第2障害先頭クリアから僅差3着に粘ったのには驚かされました。特別戦のペースなら、さらに前進があるかもしれません。
4歳馬シンザンボーイ(阿部武臣騎手)は4着だった前走B2級-3組(4月27日)ではドオーダッシュに出し抜かれた感もありますが、相変わらず障害はキレています。ここも積極策からどこまで踏ん張れるでしょうか。
フクミツ(大口泰史騎手)は前走の水晶特別(B1級-1組)が1番人気で4着でしたが、相手が下がるここで巻き返しがあるかもしれません。