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2015年4月24日 アーカイブ

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今週の見どころ(4/25~4/27)

2015年4月24日(金)

 4月26日(日)のメインには、シーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨季の収得賞金額上位馬による選抜戦。キタノタイショウの3連覇なるかが焦点となりそうですが、4頭いる若い5歳馬たちの戦いぶりにも注目です。

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【第2回開催1日目】
 4月25日(土)のメイン第10レースは、水晶特別(B1級-1組・20:10発走予定)。出走9頭中に、4月18日のB1級-1組混合戦を使われていた馬が8頭おり、ほぼ再戦です。
 注目は、そのB1級-1組混合戦で4着だったライデンロック。続く2走使いの前走B1級-1組混合(4月21日)も7着で、ともに見せ場がありませんでした。しかし、今回は特別戦で負担重量が20キロ増えることで流れにも乗れるはず。今季から転厩し、乗替わった藤野俊一騎手も3戦続けての騎乗なら、そろそろ手の内に入れたでしょう。昨季最終出走では、同条件のB1級-1組特別を制している実力を見せつけそうです。
 フクミツはライデンロックと同じ近2走を使われて2、1着の好成績。前々走の勝ち馬はオープンからの降級馬トレジャーハンターで、同馬を2秒5差まで追い詰めたのは自信になったはず。5歳馬には3月まで特別戦では10キロ減の恩恵がありましたが、それがなくなった今回も好走できれば今後が楽しみになりそうです。
 キンノカミも前述2頭と同じ2走に出走。ライデンロックと同じようなレースをして5、8着ですが、昨季はA2級-1組特別で3勝を挙げていた実力馬。巻き返しがあるでしょう。
 サカノテツワンは、今季B1級-2組戦を2戦し、早めの仕掛けから1、2着と絶好調。軽めの負担重量なら道中置かれることもなく、ここでも上位争い必至といえます。

【第2回開催2日目】
 4月26日(日)のメイン第10レースは、第9回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:10発走予定)
 オープンの牡馬・セン馬8頭が720キロ、オープンの牝馬セイコークインとA2級の牡馬イッキフジが700キロ。これくらいの負担重量なら、各馬障害に苦労することはなさそうなので、決め手のある馬が有利と見ます。
 注目は、今季初戦の前走・スプリングカップ(オープン)の勝ち馬ニュータカラコマ。昨季最終出走のばんえい記念(2着)からマイナス4キロで、やや余裕残しかと思われましたが、第2障害を4番手で越えると軽快に末脚を伸ばして差し切りました。今回は状態面のアップも見込めることで、中心視できそうです。
 オイドンは昨季最終出走の特別戦では、795キロで障害ひと腰クリアから快勝していますが、スプリングカップは680キロながら9着。1番人気にこたえることができませんでしたが、もともと障害にはムラがある馬なので、さほど心配はいらないでしょう。オープン屈指の決め手で、巻き返しを狙います。
 キタノタイショウは、1トンのばんえい記念でも決め手を発揮し、見事勝利。スプリングカップでは末脚不発で7着でしたが、目標は3連覇を目指す、このばんえい十勝オッズパーク杯のはず。一変の動きを見せるかもしれません。
 障害力を生かす先行勢では、昨年のこのレース2着馬でスプリングカップが3着のインフィニティー、スプリングカップ4着のフジダイビクトリーに注目します。

 【第2回開催3日目】
 4月27日(月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)。A1級の牡馬660キロのホクショウマサル、ハクタイホウから、B2級の牝馬610キロのセンゴクイチまで最大50キロのハンデ差がつきました。
 注目はトップハンデ660キロでもハクタイホウ。昨季は、3歳二冠目のばんえい菊花賞を制すなど同世代限定戦で好勝負を続け、最終出走となったクリスタル特別(4歳オープン)ではトップハンデ。キサラキクの決め手に屈したものの逃げ粘って2着と力を示しました。当時30キロあったキサラキクとのハンデ差が10キロに縮まることで逆転も十分でしょう。
 B1級の牡馬2頭が続きます。カンシャノココロは近8戦ではクリスタル特別4着以外はすべて馬券に絡んでいる堅実派。カイシンゲキはクリスタル特別が6着でしたが、3歳一冠目のばんえい大賞典を逃げ切っている実績があります。スピード自慢、障害巧者とタイプは違いますが、ハクタイホウと20キロ差の640キロなら、苦しめるシーンがあるかもしれません。
 オープンの牝馬キサラキクは、クリスタル特別を第2障害7番手から差し切っています。今回の650キロという重量自体は歓迎ですが、ほかの有力馬とのハンデ差が微妙な感もあります。とはいえ、末脚は強烈だけにノーマークにはできません。

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