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2014年12月26日 アーカイブ

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今週の見どころ(12/27~12/29)

2014年12月26日(金)

 年末年始のばんえい十勝は、12月27日(土)~29日(月)、1月1日(祝・木)~5日(月)で、いずれもデイ開催となります(発走予定時刻はこちら)。
 28日(日)のメインには、2歳シーズン三冠の第2弾・ヤングチャンピオンシップが組まれています。現在の三冠体系になった08年以降で、一冠目・ナナカマド賞、二冠目とも勝ったのは08年ホクショウバンク、10年オイドン、11年ブラックボスと3頭いますが、無敗の二冠馬は出ていません。今年は、デビューから7戦負けなしというセンゴクエースが偉業達成に挑みます。

各直営場外発売所(12/27)でのイベントはこちら
大井競馬場(12/29)でのイベントはこちら

コース使用方法についてのお知らせはこちら

【第19回開催4日目】
 12月27日(土)のメイン第10レースは、地吹雪賞(B級以上選抜・17:20発走予定)。定量500キロ(4歳10キロ減、牝馬20キロ減)で争われる特別戦で、上位3頭がスピードスター賞(15年2月9日)への出走権を獲得します。
 4歳が牡馬2頭、牝馬4頭の計6頭も出走。特に牝馬は30キロ減の470キロが魅力で、なかでもナナノチカラが筆頭格でしょう。追い込みの印象が強いですが、障害に重点をおいた追走のためで、テンにもそこそこ動けています。今回の負担重量であれば、障害のデキは気にしなくてよいので、好位で第2障害を越え抜群の決め手で決着をつけるでしょう。
 同じく4歳牝馬のクインフェスタセイコークインは、前々で競馬ができそうなのが魅力。とにかく早めに障害を越え、ナナノチカラの末脚を封じたいところです。
 もう1頭の4歳牝馬フジノルビーは実績的には前述3頭に劣りますが、この舞台設定であれば、狙って妙味がありそう。490キロの4歳牡馬キタノサムライは、ナナノチカラにも負けない決め手を誇ります。
 5歳以上ではトレジャーハンターに注目。同条件では昨年10月の疾風賞で勝利実績があり、前走オリオン特別(A1級-1組混合)では、セイコークイン(4着)クインフェスタ(6着)よりも先に障害を越え2着に踏ん張っています。

【第19回開催5日目】
 12月28日(日)のメイン第10レースは、2歳シーズンの二冠目・第16回ヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・17:20発走予定)。北見、釧路、南北海道、北央、十勝の各産駒特別の予選上位馬による一戦で、センゴクエースが別定20キロ増の610キロでトップハンデ、ワタシハサクランボ(580キロ)を除く牝馬3頭が最軽量570キロで、最大40キロ差がつきました。
 注目はデビューから7戦7勝のセンゴクエース。一冠目・ナナカマド賞は第2障害で体勢を崩したものの、終わってみれば7秒6差の快勝で、最大35キロ差のトップハンデだった北見産駒特別では障害ひと腰先頭クリアから、2着シリウスを寄せつけず10秒2差で圧勝しています。今回は産駒特別選抜で、普段の2歳A級-1組戦よりも軽めのメンバー構成なので、「死角は見当たらない」とまでいえそうです。
 続くのが南北海道産駒特別組。同予選は、ホクショウキズナが逃げ切り濃厚かと思われたところ、やや離れた障害2番手から猛追してきたキンメダルがゴール線上で捕えて、コンマ2秒の僅差決着でした。ともに障害巧者で重賞の舞台は向く印象です。
 ナナカマド賞では9番人気で2着に好走したテンカトウイツは、釧路産駒特別でも、障害2番手クリアから、一旦は先頭に立つ場面を作って2着。持ち前のしぶとい脚は高重量戦で生きるのかもしれません。
 毎年のようにこのレースで勝ち負けを演じてきた十勝産駒特別組ですが、今回は厳しい印象です。

  12月29日(月)のメイン第11レースは、オッズパーク賞`14ファイナルカップ(B1級-1・2組決勝・17:55発走予定)。B1級-1組(12月21日)B1級-2組(20日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-1組予選で3着だったライデンロックの巻き返しに期待します。B1昇級初戦で、第2障害をクリアした順番のままでのゴールでしたが、軽馬場だったのに加え、軽量の4歳馬が引っ張る速い流れが終いの伸び脚を欠く結果になったのかもしれません。今回は9頭中、6歳以上が7頭おり、特別戦へ替わることで流れも向きそうです。オープン経験馬の底力を発揮してくれるでしょう。
 1組予選で圧巻の逃げ切り勝ちを収めたイッキフジは、やや障害に甘さがあるタイプ。予選よりハンデは課されますが、現在のカカリであればさほど心配はいらないでしょう。
 B1級-2組予選を逃げ切ったカチナノリーは、特別戦ではゴール前での踏ん張りが利くかどうかがポイント。同2着レインボーライデンは障害さえ無難なら、ここでも上位争いに食い込んできて不思議ありません。

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