山崎さん、プラス計上でぶっちぎりのトップ
山崎:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
【ここまでの集計】
投資額 6,000円×25R=150,000円
山崎 +52,400円
斎藤 -49,870円
矢野 -65,180円
須田 -83,070円
※引き続き新年度もお楽しみに。
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山崎:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
【ここまでの集計】
投資額 6,000円×25R=150,000円
山崎 +52,400円
斎藤 -49,870円
矢野 -65,180円
須田 -83,070円
※引き続き新年度もお楽しみに。
インフィニティー王座を射止める!
23日(日)はばんえい競馬の最高峰レース・ばんえい記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝6番人気のインフィニティーが優勝。4分以上に渡って繰り広げられた究極のパワー勝負を制し、ばんえい界の頂点に君臨しました。
馬場水分は2.7%と多少力の要る馬場でスタート。好ダッシュを決めたのは1番人気のキタノタイショウで、ニュータカラコマもこれに続き、人気2頭が先行態勢。シベチャタイガーを最後に、全馬順調に第1障害を突破。その後は、例によって脚を止めながら、じっくりと進んで行きます。中間点もほぼ横一線。各馬互いに相手の出方をうかがいながら進んで行きました。それでも、終始ペースを握ったのはキタノタイショウ。正攻法で進み、第2障害を先頭で迎えました。
静寂の時間が続いたのち、シャンシャンという音とともに動いたのはホリセンショウ。インフィニティーもそれを追いかける形で仕掛けます。他馬はそれでもためていましたが、ここで満を持してニュータカラコマとキタノタイショウが動きます。ホッカイヒカルも上々の登坂を見せ、各馬も徐々に仕掛け始めました。
しかし、ここからの攻防が長いのがばんえい記念。キタノタイショウ、ホリセンショウがヒザを折り、立て直しては腰を入れ、を繰り返して懸命に荷物を曳き上げます。そうして、ようやく天板に脚をかけたのはホリセンショウとインフィニティー。そしてこの2頭が馬体を併せたまま登り切り、並んで障害を下りていきました。やや遅れてフクドリも突破。キタノタイショウも争覇圏内でクリアしました。
障害を下りて先頭に立ったのはインフィニティーですが、その脚どりは重く、3番手クリアのフクドリが先頭へ。しかし、そのフクドリも脚を止め、今度はインフィニティーが前へ。西謙一騎手と浅田達矢騎手、ともにデビューから10年に満たない2人による、懸命な扶助が続きます。3番手のホリセンショウ、そしてキタノタイショウも食い下がろうと歩を進めますが、差はいっこうに詰まりません。
そして残り20メートルを切ったあたりから、なにかきっかけをつかんだようにインフィニティーがリズムよく歩きはじめ、フクドリを突き放します。しかし、フクドリもあきらめません。インフィニティーに食らいつくように、再度半馬身差まで差を詰めます。そして残り10メートルを切ったところからは総力戦。3歩進んでは止まり、また歩き出してはすぐ止まり...。しかし、残り5メートル付近。浅田騎手が全身使って繰り出す渾身の手綱にこたえ、またインフィニティーがリズムをつかみます。そして、最後は確かな脚どりでゴール板を通過し、4分超の死闘にピリオドを打ちました。フクドリはすばらしい追撃を見せたものの、7秒6差及ばず2着。ホリセンショウも酷量に苦しみながら最後まで粘りを見せ、3着入線を果たしました。2番人気のニュータカラコマは障害での遅れが響いた格好で4着、1番人気のキタノタイショウもしまいの伸びを欠き5着と、ともに精彩を欠きました。
勝ったインフィニティーは昨年の北斗賞に続く重賞2勝目。浅田騎手とともに、これがばんえい記念初出走、初制覇となりました。多少力の要る馬場だけに早めの競馬をしながら粘り切った内容は高く評価でき、この馬の能力の高さを示したといえるでしょう。人馬ともにニューヒーローの誕生。今後もこのコンビの活躍から目が離せそうにありません。
2着のフクドリは昨年のこのレースで7着でしたが、飛躍的なジャンプアップを見せました。500キロ台のスピードレースも、1トンのパワー勝負もこなせる究極のオールラウンダー。来季もさまざまな舞台で、アッと言わせてくれるに違いありません。
ホリセンショウが3着で、帯広記念制覇に次ぐ好走を見せました。当時は9番人気での勝利でしたが、今回の結果から見ても底力はばんえいトップクラス。ジワジワ歩き続けた内容も良く、今後も消耗戦では台頭してきそうです。
なお、この3頭による決着で、3連単は53万4500円の高配当となりました。
浅田達矢騎手「感無量です。騎手になった時からあこがれていた夢のようなレースだったので、優勝してもまだ実感はありません。1トンというソリなので、早目に何回か止めようと思いましたが、辛抱強く歩いてくれました。さすがにゴール際では切なくなって動かなくなりましたが、この馬の底力を見せてくれましたね。初めてばんえい記念に乗らせてもらいましたが、他の騎手が乗りたい、勝ちたい、という気持ちが良くわかりました。とてもワクワクして、最高のレースだと思います。来年もまたインフィニティーと出たいと思っています」