三冠馬不在なら4歳馬で攻める
現5歳世代の重賞を総なめにしたホクショウユウキが登録していたのに、突然、回避してしまいました。ホクショウユウキは天馬賞以来で、調子が整わなかったのかもしれないし、ハンデが重くなるのを嫌って回避したのかもしれません。しかし、知る限りのサイトを探してもその理由について一切語られていないことが、少しファンに対して失礼に感じました。極端な話、モツ煮込みが食べたくてモツ煮込み屋へ行き、直前でモツがなくなりましたと言われた挙句、ほっとかれた気分です(笑)。
さて、ポプラ賞。このレースは5歳馬優勢ですが、ホクショウユウキが不在となると4歳馬にもチャンスありと見て、4歳馬を狙います。そもそもホクショウユウキの3冠達成はホクショウユウキ自身が強いというのもありますが、ライバルになりうるほどの実力馬がいなかったというのも理由のひとつです。また、柏林賞と天馬賞でともに2着のニシキエーカンはトップハンデに加えて10番枠。銀河賞2着、天馬賞3着のテンカムソウは、末脚がなく障害の仕掛けが一歩遅れただけで危ういので、結局、4歳馬狙いが妥当という結論になりました。
◎はばんえい大賞典2着、ばんえい菊花賞2着、そしてばんえいダービーを勝利して一躍現4歳世代の代表となったオレノココロ。近2走はレース序盤で置かれてアウトの敗戦でしたが、高重量戦なら序盤からゆったりとしたペースで流れるので、好位につけられそうです。もともと高重量戦が得意なタイプなのでここは期待します。
○はニシキエーカンやテンカムソウには前記した死角があるので、次点で浮上の5歳馬アサヒリュウセイ。銀河賞や天馬賞ではニシキエーカンやテンカムソウに敗れていますが、一昨年のダービー馬です。前走のウィナーズカップでもニシキエーカンに先着されてしまいましたが、障害はスムーズにこなせていたので調子は良化と判断しました。
▲は他馬よりも前で立ち回る馬だけに、ノーマークには出来ないテンカムソウ。目下3連勝の実績が示すように、勢いがあり力もつけています。他が障害で手間取ることがあれば、「村上騎手が重賞初勝利」なんてこともあるかもしれません。しかし、重賞のメンバーが相手に、マイペースの競馬ができるとも思えないので3番手評価です。
△にトップハンデが示すように、5歳世代代表となるニシキエーカン。この馬はレース序盤で脚を溜めたほうがいいタイプなので、序盤であまり行き脚のつかない10番枠が逆に条件が好転する可能性もあります。そういう意味では怖いです。
あとはばんえい大賞典3着、ばんえい菊花賞1着、ばんえいダービー3着と一見、オレノココロよりも見劣る感じがありますが、その後は古馬混合のハイレベルなレースで善戦しているように、地味に強い馬コウシュハウンカイ。前走のウインターカップでは7着に敗れましたが、勝ち馬テンカムソウよりも重いトップハンデを背負わされていたことを考えると悪くありません。
他では昨年のこのレースでは1番人気に支持されたワールドピサ。昨年の重賞での活躍はイマイチでしたが、近2走で善戦しているように力をつけているので一応、警戒します。
◎ (4)オレノココロ
○ (3)アサヒリュウセイ
▲ (7)テンカムソウ
△ (10)ニシキエーカン
△ (5)コウシュハウンカイ
△ (8)ワールドピサ
馬複
4-3,7 各1500円
4-10 1000円
4-5,8 各500円
3連複
4-3,7,10,5,8 100円 計1000円